【VRChat 2023.4.1】VRChatがUnity 2022に対応!パフォーマンスも向上?

日本時間10月27日、VRChatはバージョン2023.4.1(Build 1373)をリリースしました。

今回のアップデートでは、VRChat の Unity 2022 への対応がなされました。
この記事では、バージョン2023.4.1(Build 1373)のアップデート内容と前回のアップデートからのあれこれをご紹介します。

今回の案内役は壊れたTupperさんに代わりにStraszさんが務めます。

今回のアップデート内容

Unity 2022 へ移行

VRChat では今まで、Unity 2019 を使用していましたが、今回のアップデートより Unity 2022 へ移行となります。

しかし、現時点では Unity 2022 に対応した SDK は配布されておらず、あくまで VRChat 側のみが Unity 2022 へ移行し、ユーザーは従来の通り Unity 2019 を使い続けることになります。

普段はバージョン移行に伴い再アップロードなどが必要となっていましたが、今回はコンテンツなどの再アップロードする必要はありません。
なので、ユーザー側の心配は当分することはなさそうです。

再度言いますが、再アップロードの必要はありません。
ユーザー側はプロジェクトのアップグレードはせず、Unity 2019 を引き続き使用します。
Unity 2022 対応の SDK は後日公開予定とのこと。

もし、Unity 2022 に関しての不具合を見つけたら、バグレポートを送りましょう。

2022.3.6f1の起動時のプログレスバー

Unity 2022 への移行に伴い、VRChat 自体のパフォーマンスが向上し、フレームレートが改善されたそうです。

ユーザーが Unity 2022 へ移行した場合には、インポートの速度が早くなる設定があったり、AssetStore での使えるアセットの増加、起動時のプログレスバーの追加などがあり、色々便利になりそう…?

以前でのアナウンスでは、Unity 2021 を予定していましたが開発が進んだことから Unity 2022 となりました。

2023.3.3リリース以降に公開されたあれこれ

10月12日のデベロッパーアップデート

  • バージョン 2023.3.3 は不具合のため、実装した機能の一部がオープンベータに戻されました。(調査報告として10月26日のデベロッパーアップデート参照)
  • Unity 2022 が数週間以内にリリース予定。バグを見つけたら報告してください。
  • Spookality 2023 まもなく締め切り。
  • 2023年の大晦日イベントを計画中!
  • VRChat SDK の技術的なあれこれ…(詳しくはデベロッパーアップデートを参照)
開発中画面(デベロッパーアップデートより)
  • モバイル向けUIを開発中。難航中だけどそのうち Mobile Alpha に追加予定。
    SteamやMetaアカウントと同様にGoogleアカウントでもログインできるように。
Content Gating 対応の通報画面の様子(見本になるVRRat)
  • 通報機能に「Content Gating」に関する不足していた項目を追加予定。
  • モバイルの操作画面をスッキリさせようと開発中。
  • デベロッパーアップデートのコメント欄が最近荒れ気味なのでもうちょっと厳しく管理するけど、驚かないでね(意訳)

10月26日のデベロッパーアップデート

  • バージョン 2023.4.1 リリース!
  • Spookality 2023 開催中!
  • バージョン 2023.3.3 での、不具合についての調査報告。
  • 以前にアナウンスしたプロジェクトも開発中。近日中にまたお知らせするよ!

リリースノートはこちらから(英語)

https://docs.vrchat.com/docs/vrchat-202341

関連URL(英語)

10月12日公開 デベロッパーアップデート
10月26日公開 デベロッパーアップデート

前回のアップデートはこちら!

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無言勢として、鏡文字を描いてます。