年末年始にかけて、相次いでVR用トラッカーが発表されています。今回はそんなトラッカーたちの特徴をまとめてみました!
ContactTrack
グローブ型のコントローラー『Contact Glove』などを販売している、Diver-X株式会社によるトラッカーです。
カメラを使った光学式と、自身に内蔵したセンサーを使った方式の良いとこどりをしたようなデバイスで、VRのフルトラッキングはもちろん、オブジェクトトラッキング、研究開発などの用途でも使用が想定されています。白くて流線型のデザインがカッコいい、期待のデバイスです!
2025年3月中旬発売予定です。
詳細ページ:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000079431.html
HaritoraX 2
HaritoraシリーズはVRChat向けに出ているトラッカーの中でも定番ともいえる商品群で、多くの方が愛用しています。新しく発表されたHaritoraX 2は、9軸のセンサーを搭載することで、1時間動いてもほとんどずれることがない精度を実現しています。
『HaritoraX ワイヤレス』、『HaritoraX 1.1』と組み合わせた使用も可能となっているので、乗り換えの選択肢としても良さそうですね!
2025年3月発送予定です。
詳細ページ:https://ja.shiftall.net/products/haritorax2
BodyLink
BodyLinkは設置型のトラッキングデバイス。カメラを使って利用者の動きを認識するため、何かを身に着ける必要がありません。VRでの全身トラッキングのほか、テレビへのキャスティングなどにも対応しているとのこと。
お手軽かつ、色々なことに使えそうなデバイスです。
VR関連スタジオRebuff Realityが開発しており、現在はKicksterterで受付中。2025年8月以降発送予定です。
詳細ページ:https://www.kickstarter.com/projects/rebuffreality/bodylink
おまけ:mocopiプロフェッショナルモード
先日、mocopiVRをリリースしたばかりですが、mocopiがさらに新しい発表をしました!
今回発表されたのはmocopiを2セット、12点のセンサーと接続することにより、モーションキャプチャー精度を向上した『mocopiプロフェッショナルモード』。これを専用のセンサーデータレシーバーを介してPCに接続することで、より正確なモーションキャプチャーを実現することができます。
必要な製品がすべて揃った『mocopi Proキット』が2025年3月下旬に発売予定。mocopiを持っている場合でも、追加で必要な製品の購入と専用アプリを使うこと利用可能になります!
※現時点でVRChatやSteamVRとの相性は不明ですのでご注意ください。
詳細ページ:https://www.sony.jp/mocopi/info/20250107.html
年末年始にかけて、続々とトラッカーが発表されているのは業界の盛り上がりを感じますね、どの製品もかなり作りこんできている印象があり、まず大きく外れるようなことはないのではと感じています。とはいえ、VR生活を大きく左右するものですので、環境や用途を踏まえて、しっかり吟味していきたいですね!