【検証してみた】mocopiがSlimeVRに対応し、SteamVRのトラッカーとして使用できるように!VR利用の精度も大幅に向上!

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モバイルモーションキャプチャーとしてSONYより発売されているmocopi。この度mocopiアプリがver2.0.0へアップデートされ、様々な新機能が追加されました。

その一つが、SlimeVRとの連携です。VR時のトラッキング精度が向上し、mocopiをSteamVRのトラッカーとして利用できるようになりました!

SlimeVRとは?

SlimeVRは、VR環境で簡単にフルトラッキング環境が整えられるよう開発されている、オープンソースのソフトウェアです。(SlimeVR用に開発された同名のトラッカーもありますが、本記事ではソフトについてを指します。)
こちらを使用することで、SteamVRのトラッカーとして使用することができます。
また、用途に合わせてカスタマイズも可能なため、トラッカーを自作したり、組み合わせて使用する方にはなじみが深いソフトかもしれません。

参考:https://docs.slimevr.dev/index.html

設定してみよう!

設定方法はこちらの動画を参考にしてください!

注意する点は2つあり、1つ目はトラッカーの位置です。

下半身優先モードと同じくWRISTを膝の少し上に装着するのに加え、HEADを付ける位置が胸付近になります。HEADのバンドに余裕がないため、場合によっては自身で装着を用意する必要がありそうです。
筆者は細身な方ですが、バンドを限界まで伸ばした状態で、ピッタリと装着できました。体格の良い方ではそのままの装着が難しいかもしれません。

2つ目は、SlimeVRへの認識です。

SlimeVRへモーションを配信する際に、mocopiが6つ全て認識されない場合があります。その際は再度配信をし直して全て認識されるようにしましょう。

実際に検証してみた!

本記事では、SlimeVRモードと下半身優先モードの比較をしてみました。
下半身優先モードの際は、リアルの動きからアバターの動きへの反映がワンテンポ遅れる印象があったのに対し、SlimeVRモードでは大きな遅延も感じられず、かなりスムーズに動きが反映された印象です。

精度についても比較してみました!

mocopi体操

まずはmocopi民の必修科目(?)である「mocopi体操」で試してみました。動きが激しいため全体的な違いが分かりやすいはず。

息を切らしながらサビの部分を練習すること一時間弱…ついにその時が来ました。その成果をご覧ください!

左がSlimeVR、右が下半身優先モードです。こうして見比べると、SlimeVRは体のブレが小さく、動作が滑らかになっていることが分かります。

新宝島

次に、新宝島のステップも試してみました。印象的なボックスステップと、動きの小さい横揺れで構成されているので、mocopi体操とは違った様子が見られると思います。

左がSlimeVR、右が下半身優先モードです。ボックスステップはどちらのモードでも再現されていますが、SlimeVRでは、小さな動きもよく反映されているのが分かりますね。

まとめ

mocopiは1月20日で発売から一周年が経ち、多くのアップデートがされてきました。VtuberやVRSNSユーザーに嬉しい機能が追加されたmocopiですが、今後もアップデートが予定されているとのことです。どんな機能が出てくるのか楽しみですね!

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寝る間をオシム
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