VRChatでは日々多くのワールドが公開されています。その分話題になるワールドも多く、タイミングによってはいく事が出来なかった!なんてこともしばしば発生します。
バチャマガではそんなワールドを”再発見”。意外と知る機会がない「少し前に発表されたワールド」についてスポットを当てていきます!
今回ご紹介するワールド『ORGANISM (v1․5)』は、DrMorroさんによって製作された、リミナルスペースを活用したワールドです。公開日は2022年の3月。
2023年にかけて、続編となるワールド『Epilogue․ Chapter 1.』『Epilogue․ Chapter 2』も公開され話題になりました。
Liminal Space(リミナルスペース)とは?
Liminal Space(リミナルスペース)とは、人工的に作られた超現実的な空間の事です。無限に続くホテルの廊下や、繰り返し登場する部屋などなど。元々は建築用語でしたが、インターネットミームとして広がり、様々な場面で登場します。
参考:wikipedia、https://fnmnl.tv/2021/11/16/139203
リミナルスペース自体はただの建築物なのでホラー要素はありません。しかしどこか不気味に見えたり、不安を覚えたりする事も多く、実際にホラーの文脈で使われることあります。
近年有名になったのはホラー系の動画『The Backrooms (Found Footage)』や、さらに発展してバックルームを壊しまくるゲーム『Backrooms Break』などがあります。
『ORGANISM』にホラー要素はありませんので安心してくださいね!
どこか不気味。大ボリュームなワールドを巡ろう!
このワールドは電話ボックスが設置されている広場から始まります。何となく不気味な電子音と共に、ワールド巡りは開始。
他の扉はセーブポイントのような形で途中からワールドを巡るときに使います。最初から楽しむときは1番の扉に向かいましょう!
ここは、マンションのエントランスでしょうか?先へ進んでいくとすぐに、ワールドのおかしな点に気づくはずです。
意味ありげに置かれた椅子、人気のない広場、妙にねじ曲がった廊下などなど……時々、人がいた痕跡のようなものを感じることができ、ドキリとすることも。ホラー要素はないのですが、一人で巡ると少し心細くなるかもしれません。
歩いても歩いても広がる空間。この空間に慣れてくると、少しずつ違った考えが出てくるかもしれません。「この椅子はなんでこんなに脚が長いの?」「どうしてここに置いてあるの?」など。意味ありげに配置されているデスクや電話ボックスも気になります。そうなったらもう、あなたはこのワールドの虜になっている事でしょう。
バチャマガでは、ワールドを最後まで巡るのに2時間程度かかりました。寄り道せずに行けば1時間~1時間半ぐらいで回れそうです。
『ORGANISM』は1つの巨大なワールドですが、道を進んでいくと、4桁のパスワードを手に入れることが出来ます。それをスタート地点にある扉に入力すると、途中から再開することができます。
最後がまた不思議な場面になるのでオススメです。是非その目でお確かめください!