VRでも気軽にサウナに行きたい!そんな思いから始まったワールドがあります。『VRサウナ整前気良Kolme Tutorial Sauna [JP]』は、制作者のアサムラコウさんが半年間かけて作り上げたサウナワールドです。
サウナを広め、サウナを楽しむことに情熱を注いだ結果、サウナワールドとしてはかつてない規模のものとなりました。バチャマガではプレオープンイベントへお招きいただきましたので、その時の写真を交えつつ、ワールドの様子をお届けします!
目次
製作期間半年、渾身のサウナワールド!
プレオープンでは、制作者のアサムラコウさんに、ツアー形式で解説をしていただきました。
サウナ好きはもちろん、サウナを全然知らない方でも楽しめるようなワールドとなっています。
12種類のサウナと6種類の水風呂
本ワールドには12種類のサウナと6種類の水風呂が用意されています。架空のものもありますが、実在するサウナのアレンジも多くあります。
また、ワールドは大きく2つに分かれており、サウナの総合施設、そしてびわ湖エリアがあります。
施設内ではスーパー銭湯のような作りで、入って右手には休憩処と食事処、左手には後述するサウナ講習があります。中央奥が脱衣所に繋がっており、サウナハットのレンタルやロッカーの使用が出来ます。
大迫力の熱波や水風呂が楽しめる総合施設!
脱衣所から入って左手には3種のサウナがあります。そのうちの一つは「サウナ」と聞いて真っ先に思い浮かぶであろうオーソドックスな「ドライサウナ」です。
こちらのサウナには「メタバース熱波」発生ボタンがあります。これを押すとVRにいながら熱波を感じることが出来る仕掛け。どのようなものかは行ってみてのお楽しみです!
サウナの後は中央の水風呂に入ってみましょう。よく見ると、給水設備には「GOD MAX」ボタンがあります。赤い紐を伝ってボタンを押してみると……
うわーーーーっ!!!
……すごい勢いで水を浴びることができます。
こちらは熊本のスーパー銭湯をモチーフにしているとのこと。現実でこの水量だと大変なことになりますが、実際の打たせ湯はどういうものなのでしょう。元ネタが気になります……!
また、施設内には「世界改変装置」が備えられており、季節を切り替えることができます。屋外で涼むときや気分に合わせて変更してみましょう!
さらに、施設の裏手(離れ)には和風ゾーンもあります。ここのサウナは茶室をイメージして作られた場所で、とても落ち着くのでお勧めです。
サウナの後はびわ湖に飛び込め!
ワールドのスポーン地点付近の階段から行ける、施設の屋上にもサウナがあります。ここではバレルサウナを楽しむことができます。ここで注目して欲しいのはすぐそばにあるワイヤーロープ。
これを使うと……なんとびわ湖に飛び込むことができちゃいます!
びわ湖を水風呂にする贅沢。得も言われぬ気持ちよさです。
びわ湖周辺もサウナが沢山!サウナの起源も見れちゃいます!
びわ湖はサウナ用のスモールサイズになっており、周辺にもサウナ施設が沢山あります。
例えばサウナの起源と言われている、「スモークサウナ」があります。こちらのサウナ、実際には準備に半日かかる大がかりなものだそうですが、VRなら一瞬で準備出来るのが良いところですよね。
びわ湖にはサウナのほかに、キャンプ飯ゾーンや「BIWAKO」のモニュメントが設置される撮影ゾーンもあります。
サウナ初心者にオススメなサウナ講習も!
施設に入って左手には、初心者向けのサウナ講習があります。
ここはアサムラコウさんが、以前サウナ講座をした際に話した内容をもとに作成されたそう。
「ととのう」とはどういう事?サウナの入り方は?といった素朴な疑問にこたえるべく、解説パネルやギミックが設置されています。さらに中央にある昇降機を使って中二階に上ることが可能です。
随所に掲載されるTipsが嬉しい
ワールドにはいたるところにTipsが掲載されています。
これは初心者の方にはもちろん、サウナによく行く方にもより深く楽しんでもらえるようにと設置されたものです。
施設入り口のスイッチでON/OFFを切り替えることができますが、基本はONの状態で楽しみながら周り、リラックスしたいときにOFFにするとよいでしょう。
サウナの後はコタツでリラックス!
アサムラコウさんによると、サウナに入った後は五感が研ぎ澄まされるため、料理が美味しくなるそうです。そこで本ワールドにも飲食スペースが用意されています。
ここでは美味しそうな料理やドリンクが並ぶほか、ポカリスエ〇トとオ〇ナミンCを混ぜるサウナの定番ドリンク、通称「オロポ」も用意されています。
各々好きなものを持ち寄って、乾杯するのも乙なものですよね。机の前には動画プレイヤーもあるので、鑑賞会をしてまったり過ごす事もできます。
まとめ
サウナ初心者の筆者でも非常に楽しめた本ワールドですが、プレオープンでは周りきることができないほど、大ボリュームでした。
そのため、本記事ではご紹介することができなかった場所も多々あります。ぜひその目でお確かめください!