「Resoniteという新しいVRプラットフォームができたららしい」という話を小耳にはさんだけど、一体どんなところなのか気になっているVRChatユーザーの方はいませんか?
筆者もその一人。そこで、いい機会だと思ってアカウントを作って様子を覗いてみました!
事前の下調べは全くなし。Resoniteを案内してもらえるフレンドもいなかったので、身一つで飛び込んだ率直な体験をお伝えできればと思います!
目次
Resoniteってどんなところ?
Resoniteは自由度が高いことが特徴のVRプラットフォームです。
VRChatも一部のUIが日本語対応されていますが、Resoniteは初めからほぼ日本語対応。
VRChatと同様にSteamにて無料で公開されているため、PCでVRChatを楽しんでいるユーザーの方であれば、スムーズに始めることができます。
Resoniteとは
とても自由度の高いVRソーシャルプラットフォームです! ユーザーが作成したアイテム、3Dモデルや画像をその場で共有できます。 フレンドと共同でワールドやアイテムの作成ができることも大きな魅力です。 ビジュアルプログラミングもできます。 UIは概ね日本語化されており、遊びやすくなっています。Resoniteってどんなことができるの?
非公式Resonite日本語Wikiより引用
・アイテムを保存・取り出し・共有可能(保護することで禁止も可能)
・自分の好きなアバターを装着・作成(セッション内で作成できます)
・フレンドに対して招待・テキスト送信・音声送信・アイテム送信が可能
・デスクトップの確認・入力が可能
・ワールドをセッション内で作成し、自由に公開が可能
これら以外にも本当にいろんな機能が整っています。
それらの機能を組み合わせ、色々な人が拡張ツールを作る結果、文字通り「ほぼ何でも」出来るようになっています。
早速Resoniteを始めてみた!
とりあえずSteamでResoniteをインストールします。
起動すると、
日本語だ!!VRChatに慣れていると、全部日本語のUIが少し新鮮に感じますね!
アカウントを作成して、公式のチュートリアルワールドに移動します。
チュートリアルももちろん日本語!まずは移動方法から始まります。チュートリアルは手元にポップアップする案内に従っていけば、移動などの基本操作をマスターすることができるようになっています。
スティックの押し込みがResoniteではジャンプボタンとして割り当てられており、操作方法がVRChatと異なるので慣れるまでは少し戸惑いました。
Resoniteでは太陽もつかんで動かせちゃう!昼も夜も自由自在に変更できるってすごくない!?
公式チュートリアルの後は日本人向けのチュートリアルワールドに行きました!
途中まで一人で見て回っていましたが、途中で先輩ユーザーの方が来てくれて案内してくれました。
Resoniteには、メンターと呼ばれる公式認定の案内人の方がいて、時間が合えば案内をしてもらえるようです。
Resoniteの自由度の高さの代名詞ともいえる、アバターのセットアップもやっていただきました。
アバターの3Dモデルの素の状態から、様々な調整を経てアバターとして出来上がっていくをの間近に見て、アバターに魂が吹き込まれていく感じがしました!
ほかには、カメラの使いかたを教えてもらったり、様々なギミックを教えてもらったりしました。
チュートリアルワールドにはオリジナル記念コインを作るギミックがあり、これはほぼVR空間内で作られたものだということ。VR空間内でできることがたくさんあることを改めて感じました。
「Resonite はじめナイト!」で様々な楽しみ方を知ろう!
別の日には、「Resoniteはじめナイト!」というイベントに参加。
空を飛ぶ移動方法もはじめはビックリでしたが、慣れると自分の行きたい場所に自由自在に移動できて便利だなと思いました。重力に縛られて平面の2次元的な移動しかできないVRChatと比べると、3次元的に動き回れるのは画期的に感じます。
アバターにツールを”その場で”追加できる
Resoniteの操作で戸惑ったことの一つに、「ミュートしたいとき、わざわざメニューを開いてミュートボタンを押さないといけないのでくしゃみに間に合わない」ということ。
そんな悩みは一瞬で解決。コンテキストメニュー(VRChatのアクションメニューみたいなもの)からマイクをON/OFFするツールがあり、その場でアバターにインストールできました。
その場で便利なツールをアバターにインストールすることができるのは便利ですね!
Resoniteは何かを作らなくても普通に楽しい!
Resoniteってよくわかんないけど難しそうだし、なんでもVR空間でできるから何か作らないと楽しくないのでは?とはじめは思いましたが、ゲームワールドも多く、純粋にワールドで遊ぶだけでも楽しめました。
特に、画像や動画をそのままVR空間に持ち込んでほかのユーザーに見せることができます。旅行の思い出話を聞いているときに、360度動画をその場にだして見せてもらいましたが、本当にそこに一緒に行ったかのような気分を味わえました。
はじめてから何をしたらいいかわからないときは、イベントに参加してみるのもいいと思います。Resoniteにもイベントカレンダーがあるので、気になったイベントに参加してみましょう。
技術的なイメージが先行して、どこか遠い存在に感じていたResoniteですが、行ってみるとゲームワールドで遊んだり、雑談したりといった楽しみ方も十分できました。
まだResoniteに行ったことがない方は、一度遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
日時:毎週水・木・金・土曜日の21時から
参加方法:ワールド一覧から「Resonite はじめナイト!」に参加