「そうはならんやろ」「なっとるやろがい!」ことわざが見たまんま実現したシュールなVRChatワールド「ことわざであそぼ~JP Proverbs~」

日本語話者のみなさん、「ことわざ」はご存じですか?
「ことわざ」とは『棚からぼたもち』みたいに昔から言い伝えてきた、訓戒・風刺などを内容とする短い句や例のことを指します。

しかし、思いませんか?

「そんなシチュエーション、ホンマにあるんか?」

なんと、その疑問にお答えするかの如く
この度トンチキなことわざシチュエーションが体験できるワールドがVRChatにできちゃいました。Quest対応です。

いとよさん制作の『ことわざであそぼ~JP Proverbs~』です。
今回はこちらをご紹介していきます。

入口からすでに展開されるワールドのノリ

ワールドに入ると、歴史ありそうなお屋敷の前に着きます。
ふと見ると重厚な木の大扉になにやら張り紙が。

ことわざを具体的に表現し、体験できるようにした本ワールドの説明が載っています。『百聞は一見に如かず』

入口からぼくらはもう既にいとよワールドの世界観に取り込まれていました。

ゆーてる

さてこれから屋敷に入るわけですが、発動させたらやり直しの効かないギミックってありますか?

いとよさん

『覆水盆に返らず』とかですかね…

ゆーてる

それは、そう。

シュールで楽しい、ことわざの世界

ところどころヘンテコなものが映る屋敷に入りました。

石畳をまっすぐ進んでいきましょう。

この屋敷では様々な「ことわざ」「字面のまんま見たまんま」体験できます。

ほら、『豚に真珠』がついてますね。

『ことわざであそぼ~JP Proverbs~』は特に順路がなく、好きなところを各々が見に行く形で楽しむワールドです。
基本的にワールドのオブジェクトに近づいたり、USEしたり、手に持つことでことわざの説明が表示されるので、何か判定があるものはとにかく触りに行ってみましょう。

どうやらこのお屋敷は犬を飼っているようですね。気になりますね。

どこかミニゲームじみた『一石二鳥』おめがさんご提供のギミックです。
持った石を手放すとホーミング・跳弾と「そうはならんやろ」感ありますが、実際一つの石で複数堕とすにはこうでもしないと成り立ちませんよね…

みんなは何鳥堕とせるかな?

『大は小を兼ねる』ようです。

ゆーてる

いとよさん????

いとよさん

対応アバター衣装数の数値を表現しています!!!!!!!

小の方が悲しんでおられます。もっと対応衣装が増えるといいですね。

ほかにも、

溺れながら藁を掴んだり、

棚から落ちて来るぼたもちは、キャッチできます。
(もったいなかったのでがんばってみました。)


みなさんも「#たなぼたチャレンジ」にぜひ挑戦してみましょう!

一か所で二度おいしいワールド

出オチネタの多いこのワールド、楽しめるのは一回のみではありません。

「初見のフレンドを連れて行って、そのリアクションを楽しむ」という楽しみ方があります。
本記事もそこを配慮し、あえて公開していないネタが何点かあります。

ぜひ、行ったことないフレンドにはあまり説明せず、ご案内いただければと思います。

海外の方もお楽しみいただけます!

先ほどから上げている画像を見て、お気づきの方もいると思いますが

なんとこのワールド、英語圏ユーザーに完全対応しております。

ことわざの読みのみならず、「そのことわざをさす意味が、英語圏でのどの慣用句にあたるのか」などの翻訳が成されています。
この丁寧な作業のおかげで英語圏ユーザーの方にもきっとお楽しみいただけると思います。

ワールド作者のいとよさんよりご協力のお願い

ワールド制作者のいとよさんは、今後もこのワールドのアップデートを予定しているそうですがアイテムの発見・実装に難があるようです。

そのため、このワールドのアップデートにあたっての協力者を募集しております!

募集要項
  • 募集条件
    • ことわざのネタ実装に必要なアセットを譲渡可能である
    • ことわざのネタ実装に必要なギミックを譲渡可能である
  • 応募方法
いとよさん

どうしてもネタ実装のための調査とかに時間と労力がかかるものでして…

ゆーてる

これだけ凝ったことをすればそうもなると思います。
色んな方に盛り上げていただきたいですね!

ワールドはこちらから!

どこかシュールで奥深い、「ことわざの世界」
ぜひ、フレンドとお楽しみください。

ハッシュタグは「#僧侶系ワールド」で!

投稿者プロフィール

ゆーてる
ゆーてるバーチャルライフマガジン二代目編集長
楽しいこと、誰かが頑張ってる姿を見ることが大好きなVRライターです!
ぼく自身もVRChat上でいろんな活動してます!

バーチャルの楽しいことをたくさん知ってもらえるようがんばります!