次世代アートの最前線『ARTLINK 2025』参加アーティスト募集中！【寄稿】

このたび、WESON MUSEUMではVR公募展『ARTLINK2025』を開催いたします。
本展は、VR空間を舞台に、国境にとらわれないアーティストの交流と発表の場を提供することを目的としています。
デジタル技術と芸術表現の融合が加速するなか、私たちは美術の新たな活躍の場を探求し、本展を通じて、アーティストの皆様と共に新しい美術鑑賞の可能性を形にしていきたいと考えております。経験の有無にかかわらず、意欲ある方々からのご応募をお待ちしております。

https://twitter.com/WESON_MUSEUM/status/1927649895437283640

🎨【公募】ARTLINK2025 出展作品募集！

会期：2025年11月（VRChat内 WESON MUSEUM）
〆切：9/15(月)
ジャンル：主に絵画（写真・映像等も可）
学生・新人歓迎！参加費3,000円📩
詳細は添付資料を確認👀

応募フォームはこちら👇https://t.co/riM1RqRDBE #公募展 #VRChat #ARTLINK2025 #WESON_MUSEUM pic.twitter.com/yYB8qAPXrY
— WESON MUSEUM｜ARTLINK (@WESON_MUSEUM) May 28, 2025

ARTLINKとは？

「ARTLINK」は、植村友哉氏と齊藤大将氏が2023年からスタートした、現実とバーチャルを繋ぐVRアートイベントです。

VR空間での展示により、アートに馴染みのない人でも、自宅から気軽にアートに触れることができます。
また、毎週土曜日の21時から22時の間、画家本人によるVR在廊イベントを開催しています。これまでに15,000人以上が参加し、アーティストによる作品解説を受けながら、気軽に作品についての会話や質問ができる場が提供されています。

特に「ARTLINK」は、美術を通じた国際的なつながりを深めるための重要なプラットフォームとして機能しています。

画家の植村氏は、オセアニアのパラオ共和国に縁があり、同国をテーマにした作品を数多く描いてきました。新型コロナウイルスの影響で海外での個展や文化交流が難しくなった2020年頃、VRを移動や接触のリスクを回避しつつ、芸術鑑賞や国際交流の場を提供する手段として活用してきました。

「ARTLINK」では、パラオだけでなく、アメリカのイリノイ大学とも積極的に交流を行っています。2023年に行われた総合展「ARTLINK2023」では、イリノイ大学の学生や教授もこのVR展示に参加し、日本の作品を海外にいる人々に気軽に鑑賞してもらう機会を提供しました。こうした取り組みを通じて、日本と海外がVR美術展を介して直接的に結びつき、新たな文化交流の形が生まれました。

通常、海外で展示会や文化交流を行う際には、作品の輸送や現地での設営などに多額のコストがかかります。しかし、VR展示会を通じれば、こうしたコストを抑えつつ国境を越えた交流が可能になります。今回の「ARTLINK」のようなVR美術展は、日本と海外を繋ぐ新たな手段として、これからの可能性を広げる鍵になると感じています。