道民VRチャッターの聖地”CRAFTER’S CAMP”を舞台にしたゲームができました！

　手作りハンバーガーとクラフトビールの専門店、クラフターズキャンプ。
　その実在の店舗をもとに、VRChatで遊べるマーダーミステリーゲームがこの９月に公開されました。シナリオ制作者は店長のしばふさんです。
　ゲームの魅力や制作秘話をインタビュー形式でお伝えしていきます。

1 しばふ店長にインタビュー！
2 ゲームを遊ぶとお得になるキャンペーン！
3 まずはPVでどんなゲームかチェック！
4 ゲームへの参加方法

しばふ店長にインタビュー！

①しばふさんのお店が舞台なんですね。

　はい。もともと「クラフターズキャンプ」は、『趣味のモノだけ詰め込んだお店を作りたい！』と思って脱サラして始めたお店になります。ボードゲーム等のアナログゲームが特に好きで、店内には色々な作品を置いています。

②あらすじで見る限り店長さんが死んでいますが…。

　皆さんやはりそこを気にされますね！　実はシナリオを思いついたときから、店長が死ぬことは大前提だったんですよね。気兼ねなく犠牲者にできるのは店長アバターですもんね。ちなみにVRoidStudioさんで自作したものを使わせていただいております。
　4年前にお店を開業するときには、まさか死体になるとは思っていませんでした。　貴重な人生経験だと思って、がんばって死にました。くまなく調べてください！

③ゲームのＰＶもしばふさんが手がけられたんですね。

　はい。映画のトレーラーのようにしたくて、遊び心を込めました。これは当たり前なんですが、クラフターズキャンプにはVRChatもマーダーミステリーも一切知らないお客さんもいらっしゃるんですね。まったく馴染みのない方が興味を持ってくださったときに、動画という取っ掛かりがあったほうがいいなと思ったんです。映像で興味を持ってもらって、「これがマーダーミステリーという、推理ゲーム的なものなんだな～」という事は伝わるように心がけました。実は声入れにも初挑戦したんですよ。これを見てプレイしたいと思ってもらえたら嬉しいなと思います。

④なぜ、マーダーミステリーというジャンルを選ばれたのですか？

　そうですね。僕がイマーシブクラウドで遊ばせてもらっているのが１年半ほど前からでしょうか。多くのシナリオを遊ぶ中で「自分でもマダミスを作ってみたい！」という意欲が湧きました。
　昔からお話を考えたり、絵を描いたりするのが大好きだったんですね。加えて、事件現場となる自作のお店ワールドが昨年完成していたので、これはもうやるしかないと思いまして。笑
　嘘っぽく聞こえるのですが、お店の宣伝とかはどうでもいいんです。ただ、同じ趣味の同志に遊んで貰いたいな～という思いで、遊びの延長感覚で楽しく作らせていただきました。　

⑤一番注目して欲しいところは？おもしろいポイントですか？

　皆で協力してハンバーガーを組み立てる工程ですね。面白いだけでなく、ここにもちゃんと推理要素があるんですよ。
　また、僕は話の展開が二転三転するような作品が好きなので、シナリオメイクの際も意外性のある展開作りに注力しました。皆さんの選択次第で「は!? なになにどういうこと!?」という発見もあるかもしれません。楽しんでもらえると嬉しいです。

⑥制作中のエピソードを教えてください。意外と苦労した部分は？　　　　　　　　　　

　まず大変だったのは、マーダーミステリーは小説とは違って、ストーリー展開を作者がコントロールできる訳ではないという点でした。「この伏線を発見しなかった場合、それだけでプレイヤーはシナリオを楽しめないのでは？」と頭を捻りました。
　また、ワールドを作る際には、VRならではの注意点が意外にも多かったです。例えば「物が小さすぎて掴めない」とか、「字が小さすぎて読みにくい」などの発見がありました。

ゲームを遊ぶとお得になるキャンペーン！

　クラフターズキャンプにご来店の際、実際に本ゲームで遊んでいただいた後に撮影される集合写真をお見せいただければ、「ドリンク１杯＋トッピングＡ（チーズ・エッグ・ハラペーニョ等）1品サービス」させていただきます！

クラフターズキャンプ
北海道札幌市白石区本通18丁目南2-12
公式Xアカウント
 公式インスタグラムアカウント

最後に、ひとことお願いします。

　自分が「作り手」側に回って初めて、「実際に作ってみないとわからない、作り手の配慮・工夫や苦労」みたいなものを知ることができたなぁと実感しています。視点が変わると、自分の好きな作品を楽しむ上でも、細かいディテールや仕掛けについて新しい発見があるかもしれません。大好きなコンテンツがある人は、いっちょ噛みでいいので是非「作り手」に回ってみるのをおすすめしたいです。

　今回イマーシブクラウドさんに実現して頂いたVRマーダーミステリー作りは、貴重な人生経験となりました。協力してくださった皆様含め、本当にありがとうございました。