掲載されている画像は2019年9月に開催されたバーチャルマーケット3の会場になります。
画像はVRChatのVRカメラのみで撮影したものとBoothで販売されているVirtualLens、VirtualLens+を使用して撮影したものです。
バーチャルマーケットとは?
「バーチャル空間上の同人即売会」と表現されているところをよく見ますが、行ってみたら即売会じゃなくて万博だったなんて感想があったり、公式サイトの説明に
バーチャル空間に作られた、現実では見たこともないような世界の数々。そこで展示されたたくさんの3Dアバターやモデルを鑑賞、購入したり、その場にいる人とともに楽しむことができます。
バーチャルマーケット4公式ページ( https://www.v-market.work/v4 )
とあったり、即売会というよりは祭典という言葉が合うように思います。
バーチャルマーケットはソーシャルVRの「VRChat」のワールドで行われます。
バーチャルマーケットを楽しむ
- アバターや装飾品、ワールドの展示を見る、購入する
- ワールド観光
- イベントに合わせて行われる集会や動画のライブ配信
- ワールド内に隠されたものを探す
アバターや装飾品、ワールドの展示を見る、購入する
本来メインである各ブースの3Dモデル展示。
展示されているアバターのほとんどは、VRChatの機能でアバターをクローンして使用することのできる「アバターペデスタル」というものになっているため試着することができます。
アバター用の服やアクセサリーの一部は手に取ることができ、カメラやミラーでアバターに合わせて確認ができます。
購入の際は会場やブース内の案内をよく確認して購入ページへ移りましょう。
回を重ねるごとにVRChat上と購入場所との連携が強化されているため、購入場所を探すことに苦労することはないと思われます。
ワールド観光
初心者案内のワールド巡りでも紹介されているためワールド巡りでは定番となっています。
過去に開催したワールドには花火が打ちあがるワールドや、パーティクルライブが体験できるワールドもあるため見どころ満載です。
バーチャルマーケット4での演出にも期待ですね。
観光中に記念撮影する際はスクリーンショットの撮り方をWikiなどで確認しましょう。
最新版のVRChatではカメラメニューからでもスクリーンショット機能が使えるようになっています。
ミラーやデスクトップモード向け自撮りツールがワールド独自の拡張メニュー(ワールドメニュー)などから出せる場合もあるので、ワールドの機能については一通り目を通しましょう。
イベントに合わせて行われる集会や動画のライブ配信
VRChatユーザーやVTuberさんたちによるライブ配信が予定されているかもしれません。
年々バーチャルマーケットの知名度が上がってきているためアーカイブに動画がない方でも配信があるかも?
配信時のインスタンスによってはライブ配信に参加することもできます。
過去にバーチャルマーケット開催期間中、展示中アバターの集会が行われることがあったため、そちらの開催もないか合わせてチェックしてみましょう。
ワールド内に隠されたものを探す
過去のワールドでの話になりますが、バーチャルマーケット3の会場内で意味ありげな数字の書かれた鍵を見たことはありませんか?
これは「Sky Islandの秘宝」という同エリア内の出展者が企画した非公式イベントで使われた暗号解読用の鍵です。
バーチャルマーケット終了間際に知って血眼になって探したのはいい思い出です。
他に、公式では何も公言はなかったと思いますが一部のワールドには隠し要素がありました。
開催期間終了後しばらくはワールドの再訪問ができないため、噂を聞いたらフレンドと一緒に探してみましょう。
開催前の準備
現実世界での同人誌即売会のようにバーチャルマーケット4にもサークルのカタログがあります。
ワールド数が多いため事前にチェックしておくとワールドを効率よく回れます。
バーチャルマーケット4サークルカタログ
前回のバーチャルマーケット3の各ワールドの容量は300MB以上と重く、ダウンロードに時間がかかりました。
ワールドデータ読み込み中に一旦ホームに戻ると、別のワールドにいながらワールドデータの読み込みは継続させられるという裏技があります。
待ち合わせをしてワールドを一緒に回る時は、事前に行くワールドを決めてダウンロードしておきましょう。
読み込んだワールドデータはPC内にキャッシュとして蓄積され、HDDやSSDの容量を圧迫してしまいます。
VRChatの設定の[Settings]→[Advanced Settings]から[Clear Downloaded Content Cache]でキャッシュをバーチャルマーケット開催前やワールドを周り終わった後などにクリアします。
最後に
長くなりましたが、VRChatユーザー内だけで共有されWeb上には書かれない傾向がある情報をまとめてみました。
VRChatのアップデート対応やUnity Asset Storeのセールなど他に考えることが多かったため、ここ数日前までは開催が近づいているということをすっかり忘れていました。
バーチャルマーケット4の開催は一週間後!
Campfireで行われているクラウドファンディングもまだ継続中です。
みなさんで一緒にバーチャルマーケットを楽しみましょう!
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