こんばんわ 伊達焼き屋です。
皆さん「ほしいものリスト」は活用されているでしょうか?
ほしいものリストとは、通販サイトAmazonで利用できるサービスで、気になる商品をリストで管理できたり、リスト作成者の住所に商品を贈る事ができるとっても素敵なサービスです。
欲しい物を自由に好きなだけ並べられるほしいものリストは、便利なサービスであると同時に「己を写し出す鏡」でもあります。
なぜ必要なのか。どこで知ったのか。どんな思いでリストに入れたのか・・・。
リストに入っている商品ひとつひとつに意味や思惑が込められていると僕は考えています。
今回は、バーチャルライフマガジンのメンバーに集まっていただき『ほしいものリスト選手権』を開催。バチャマガの中で最もセンスのあるほしいものリストを作れた人が優勝です。
基本的なルールはこちら。
そして、ほしいものリストを審査するために特別ゲストをお呼びしました。
改めてこんばんわ 伊達焼き屋です。
一応明言しておきますが、干芋道なんかありませんし、欲心会の総帥でもありません。
それっぽい権威を作ったら企画として引き締まるかな~って。何を言うかより誰が言うかが大事ってことよ。
ほしいものリストのテーマも決めました。
今回のテーマは「届いたら嬉しいほしいものリスト」です。
第一回目なので、シンプルにライター達が欲しいと思っているものをリストにしてもらいます。
こういうのが一番“素”が出ますからね。
それではやっていきましょう。
目次
Noteのほしいものリスト
Note(@NOTE5R)…バチャマガライター
急な案件で誰も動けない時に颯爽と現れるピンチヒッター。
今年頑張りたいことは、『誰かの力になることをする』
トップバッターのNoteさん。普段は多くを語らないクールなライターですが、どんなリストパフォーマンスをみせてくれるのでしょうか?
通話の反応
URLを開いた瞬間の物量で圧倒されました。
でも整ってて見やすいです。
やっと企画が理解できた!
ようやく企画の本筋が見えたようです。
ほしいものリストは、その人の性格や心の内側が色濃く反映されます。
物量は多いですが、書籍のみでリストを固めた事でスッキリした見た目になっています。まるで碁盤の目で区画分けされた京都の街路のようですね。
本のジャンルもある程度まとめて並べることで、図書館のような静かな品性やNoteさんの真っ直ぐな性格が表れていると思います。
ただ、AからZ全ての商品が揃っていると掲げるAmazonで、書籍のみでリストを作り上げるのは、地球から見上げた月のように、同じ角度からしか自分を見せていないと同義。本のジャンルはバラエティに富んで目を引きますが、もっと他の品目を足して色彩豊かな顏をみせてほしかったですね。
そう読まれるのか・・・。
ここまで色々ツッコまれるなんて聞いてないぞ。
寝る間をオシムのほしいものリスト
寝る間をオシム(@nerumawo_oshimu)…バチャマガライター&編集
執筆アドバイスが的確すぎて、記事添削を「ありがたい」と感じるライターが後を絶たない。
今年頑張りたい事は『ワールドを制作すること』
『VRChatに入りたい人』というイメージで作成してみました。
テーマの存在を忘れていたので敗戦色濃厚ですが・・・。
少し後ろ向きな寝る間もオシムさんですが、デッキコンセプトがどう響くのか?!
ほしいものリストはこちら!
登録の仕方を調べてたら、booth以外にも登録できるっぽいんですよね。
VRC+もVRChatの機能でギフトとして送れるので入れてみました。
通話の反応
ゴツいVR機材からの液体ねこ って流れが好き。
ガジェット好きっていうのが伝わってきて良い!
『VRChatに入りたい人』のイメージコンセプトはすぐ分かりました。
ケーブルが断線した時用の予備を確保するという初心者らしからぬムーブには目を瞑りましょう。
ただ、拘りすぎた結果大きなマイナス点があります。トラッカーが在庫切れで買えません。商品をすぐに送れないのは、ほしいものリストにおいて致命的です。
えっウソ!?
昨日までは買えたんですよ!
さらに、Amazonから発送される商品がひとつもない。全て外部サイトに飛ばされ、購入までのフローが増えています。送る側としては手短に購入手続きを完了させたいもの。
はるばる外部サイトまで来て結局買えないと分かった時、送る側はガッカリしてしまうでしょう。ラーメンを食べに何駅も乗り換えて行ったのに定休日だった時と同じ心境です。
送る側の気持ちを考慮するのも、ほしいものリスト作成では大事になってきます。
「公式にお金を落としたい」っていう気持ちが裏目にでちゃったのかな~。
ここまでほしいものリストを穿った見方してる奴おらんやろ。
U・N・オーエンのほしいものリスト
U・N・オーエン(@Chsher)…バチャマガプロデューサー
モルカーが好きで、色々限界になると「PUI PUI」しか発さなくなる。
今年頑張りたいことは『周囲の健康第一』
サムネで丸いものをいれました。
謎の“丸いもの縛り”で挑んできたオーエンさん。
芸術点を狙ったほしいものリストはこちらです!
机を置いて、ホットプレートで鱈を焼いて、夫婦で食卓を囲んで美味しいね。
っていう構想を練っています。
通話の反応
優しい家庭。
このホットプレート持ってるんですけど、煙少ないんでオススメです。
ジャンルではなく外観で統一。ギフト券の「円」と「ぴえん」をかけたギャグは、あえて審査対象から外します。
こちらもコンセプトがしっかりとあり、商品もお互いの役目を補完しあっていますが、ここまで理詰めしてしまうと、どれかひとつでも欠けた途端に構成が崩れてしまう脆弱性があります。
あと、本当にこのほしいものリストから商品を送ってもらった時、オーエンさんは困惑してしまうと思うのです。このリストから「本当に欲しい」という気持ちが見えてこない。
見栄えだけを気にしたリストで、肝心の中身が空っぽで実に空虚です。
手元に届くまでがほしいものリストなのに、リストに並べられた今の状態で完結してしまっている。リストをキャンバスに見立て虚構を描いてしまった。お題からは逸れていると判断せざるを得ません。
一言言わせてくれ!
ほしいものリストは「これが送られてきたらどうしよう!」ってワクワクしながら作るのが一番の醍醐味なんだ!!
確かにお題からは逸れているかもしれないが、これが俺のつくるほしいものリストっていうのは伝わっただろう!!
なんか面接みたい・・・。
かなんのほしいものリスト
かなん(@Can524960)…バチャマガライター
年始早々、湯沸かし器がブッ壊れそうになった。
今年頑張りたいことは『まずは自分の力で挑戦してみる』
こんな欲望にまみれたほしいものリストお見せ出来ないよ・・・。
完全に自信を消失してしまっているかなんさん。
ですが、ほしいものリスト選手権に撤退の二文字はありません。とても厳しい世界なのです。
通話の反応
実用書は紙媒体一択ですよね。
映画のブルーレイがある!やったー!
ダイ・ハードはいいぞ。
ほしいものリストの商品の並びは、基本的に最下層にあるのが一番最初に登録した商品です。言い換えると最下部にある商品が最も早く脳内に浮かんだ商品、つまり最も欲している商品と言えます。
おそらく実用書→飲料→保存食…という流れで登録していったのではないでしょうか。入り口からレジまで左回りの導線が引かれているコンビニのように、思い浮かんだ順に登録した典型的なほしいもスタイル。
別にそれが悪いわけではなく「自分が欲しいもの」を思い浮かべながら組み立てると自然とそうなりがち、という話です。
商品数も多く、ジャンルや金額がバラバラで一見散らかっているようにみえるリストですが、ダイ・ハードが箸休め的な存在になっています。
ダイ・ハードが箸休め?
リスト内の商品数が多いと、どれを送ったらいいのか混乱してしまいます。最後まで決めきれず商品を送ることすら諦めてしまうケースはとても多いです。
ですが、ひとつだけ毛色の違うダイ・ハードを差し込む事で「なぜここにダイ・ハードが?」と思考が一旦リセットされ、新たな気持ちでほしいものリストを閲覧できるわけですね。
ダイ・ハードが品切れになっていなければ、さらに評価は伸びていました。
ブルース・ウィリスもびっくりしてるだろうな。
ダイ・ハードはいいぞ。
Ryokuのほしいものリスト
Ryoku(@Ryxxx326)…バチャマガライター&制作スタッフ
水より酒で喉を潤すタイプの酒好き。
今年頑張りたいことは『未だにアバター改変やお洒落をゴリゴリにできてないので、ゴリゴリすること』
VRChatでお酒を呑む事が多いので、お酒に関するものを入れてみました!
捻くれたインドア気質が集うバチャマガ陣営で唯一の陽キャ。
どんなほしいものを繰り出してくるのでしょうか全く読めません。
酒飲みのリストです!!
乾杯したい時は呼んでください!!大声出せます!!ワッハッハ!!!!
通話の反応
酒に始まって酒に終わってる。徹底しててスゴイ。
コメントってこうやって入れればいいのか!勉強になりますね。
正直驚きました。第一回目にして、ここまで仕上がったほしいものリストが出てくるとは思ってなかったので。
このリストの評価点は「送る側も自分用に買いたくなる」点と「みんな幸せな気持ちになる」点です。
ほしいものリストはウインドウショッピングの側面もあり、他人のリストを見ていると自分の視野が広がっていきます。
商品全てにコメントをつけ、解説や欲しい理由を記載することでより興味を惹かせ「リストに入ってるアレは何?」「どんな味がするの?」と会話のキッカケにも繋がり、商品以上の価値が生まれ、ほしいものリストのポテンシャルを最大限に引き出します。
そして、リストに纏まっているほとんどの商品は「友人と楽しい時間を過ごす」のに活用できるものばかり。Ryokuさんを満足させるだけではなく、送ってくれた友人たちも同時に楽しませられる。
『ほしいものって夢だよね。』とタイトルにありますが、Ryokuさんには夢を語り合えるご友人がたくさんいるんだなと感じました。
ネタに走ったつもりが、しっかり分析されちゃった!!
なんか恥ずかしいわ!!!!
優勝は・・・?
全員のほしいものリストが出揃いました。
第一回ほしいものリスト選手権優勝は・・・?
友情の酒飲みリストを作成したRyokuさん!!
おめでとうございます!!!!!
企画として成り立つかかなり不安でしたが、第一回目にしてここまでレベルの高いほしいものリストが揃うとは思ってませんでした。
ほしいものリストは、送ってくれる相手と受け取る自分がいて初めて成立するものです。大体のモノはお金を払えば手に入りますが、ほしいものリストから商品を送ってくれるような素敵な人は天下のAmazonでも取り扱いはないでしょう。
送ってくれた相手との関係値を、さらに良好なものに出来るRyokuさんを優勝とさせていただきました。改めて優勝おめでとうございます。
これまで多くのほしいものリストを眺めてきましたが、Noteさんの全て本で統一したリストはとても珍しいリストでしたし、オシムさんのAmazonからの発送を全て回避したリストは芸術的です。夫婦愛を垣間見せたオーエンさん、自分の気持ちに率直なかなんさんもナイスリストでした。
酒に酔った勢いで殴り掛かってきそうな顏をしながらも、隙のない完璧なほしいものリストを組み上げたRyokuさん。
心遣いや友人への優しさという『思いやりのギフト』が一番嬉しいのかもしれませんね。
そう、ギフトが・・・。
ギフトと言えば・・・。
皆さんは、BOOTHというネットショップをご存じでしょうか。
BOOTHとはpixivと連携したショップ作成サービスです。
同人誌やハンドメイドのアイテムといった物理商品、イラストや音声作品や3Dモデルなどのデジタルコンテンツも販売できます。
そんなBOOTHに、ダウンロード商品をプレゼントできる『ギフト機能』が追加。
自分とおそろいの3Dアイテムや、着てほしいアバターをギフト機能により相手にプレゼントしてあげることが可能になりました。
さらにさらに、AmazonのほしいものリストにBOOTHのリンクを貼れるんです!
やり方はとってもカンタン。
1.ブラウザの拡張機能「Amazonアシスタント」をインストール
以下のリンクから拡張機能「Amazonアシスタント」をお使いのブラウザに合わせてインストールします。
Chrome ↓
https://chrome.google.com/webstore/detail/amazon-assistant-for-chro/pbjikboenpfhbbejgkoklgkhjpfogcam
Firefox↓
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/amazon-browser-bar/
Edge↓
https://microsoftedge.microsoft.com/addons/detail/amazon-assistant/hkmnokmdbkkafgmpfhhiniclfnfpmogj?hl=ja
Opera ↓
https://addons.opera.com/ja/extensions/details/amazon-for-opera/
2.BOOTHで欲しい商品のページを開く
BOOTHを開いて、登録したい商品のページを開いて下さい。
https://booth.pm
3.Amazonアシスタントでほしいものリストに追加
先ほど用意したBOOTHのページで、拡張機能「Amazonアシスタント」を開きます。
商品を認識すると、以下のような画面に変わります。
『注意に加えます』には、メモやコメントが入力できます。
また、複数のほしいものリストを管理されている方は『ほしい物リストに追加』の矢印を押すと、任意のほしいものリストに追加できます。
これで完成!
たった3ステップでBOOTHの商品をAmazonのほしいものリストに登録することができました!
そしてこれが、欲心会総帥(そんな組織は存在しません)伊達焼き屋のほしいものリストです。
ほしいものリストはズバリ「心理戦」です。
数多のほしいものリストを見た僕から、その真髄をお伝えします。
ほしいものリストの上に一番高い商品を置きます。
リストを見た人は「うわっ!結構な額するやんけ!」とビックリしますよね。
そう思わせた瞬間、すかさず安い商品を差し込みます。
すると「上の商品に比べてかなり安いな・・・。」と思わせる事ができます。
なので一番上の商品はブラフです。送ってくれたらめっちゃ嬉しいですが。
先に無理な要求をした後に、それより低めの要求をすると通りやすくなる心理テクニックを応用しています。
画面をスクロールせずに、全商品が同時に比較できるように商品数を調整しています。
飲み物やアイマスクは消費できるものなので、いくつ送られても困りませんし、一番上の商品を除いて、全ての商品は「誕生日プレゼントの予算」の範囲内に収まる金額。
これぞまさに、ほしいものリストの最適解と言えるでしょう。
通話の反応
ガチすぎてコワイ。
ほしいものリストってそういうのじゃなくない?
う~ん。私は送りたいとは思わないかな・・・。
俺より理詰めじゃねえか!!
え、なんだろ。友達いなさそうっスね。
は??????
友達くらい全然いるが?????
審査員がフルボッコにされていますが、皆さんは仲良くプレゼントを送り合って素敵な時間をお過ごしください!
最後まで読んでくださりありがとうございました。
※本記事はAmazon、BOOTHの提供を受けておりません。本当に良いサービスなのでいっぱい使おう!!
なにも分からないですが、欲しい本でまとめました。