レンガの屋根に煙突の煙。夜空にそびえる大きな時計塔。
『魔法使い』『魔法』『悪魔』をテーマとした、魔法の国の展示会『マジカルサバト』が2021年8月1(日)~8月5日(木)の期間で開催されます。
展示会場はまるで子どもの頃に見た絵本の世界のよう!
歩くたびに不思議な作品との出会いを楽しめる『マジカルサバト』をバーチャルライフマガジンで大特集します。
さぁ、あなたもマジカルの世界へ!『マジカルサバト』
魔法の街の展示会をテーマとした『マジカルサバト』
魔法使いや悪魔など「魔法」をテーマにした展示物がたくさん見れるこちらのイベント。
8月1日~5日までという開催期間も、6月から数えて6月66日に当たる日にちに当てて開催しているのだとか。(西洋において「666」という数字は悪魔的な意味合いのある数字とされています。)
ワールドに入場するとレンガの家に囲まれた空間に降り立ちます。
ワールドは基本的は1本道となっているので、道なりに進むとすべての展示物を隈なく鑑賞することができます。
さっそく路地を歩いていくと…
路地を抜けた先には大きな時計塔がそびえる広場が!
狭い路地を抜けた瞬間に広がる幻想的な景色には思わず『うわぁ~~~!!』と歓喜の声をあげてしまうほど。
子どもの頃に思い描いていた魔法の世界。
そんな世界に今VRで歩き回れるとなると、誰しも興奮してしまうはず。
『魔法』を題材とした展示物はどれもワクワクするものばかり。
見ているだけでも楽しいですが、こちらのイベントでは『欲しい!』と思ったらすぐに購入できるよう、VR内でボタンを触るとブラウザが開くシステム『VRChat OpenBrowser』が用意されています。
こちらのシステムは『アバターミュージアム』でも採用されているシステムで、VRChat内でボタンを押すとPCブラウザで商品ページが起動する仕組みとなっています。
気になるアイテムを見つけたらすぐに購入ページまで飛べるのはありがたいですね。
(※VRChat OpenBrowserの導入は別途ダウンロードが必要です。https://github.com/YukiYukiVirtual/OpenBrowserServer/releases/)
VRの強みを生かしたワールドづくりにも注目
主催のTosiakix(@Tosiakix_WoT)さんによると『マジカルサバト』は出展者の作品が映えるよう、ワールドの作りにかなりこだわっているのだとか。
小道を上がっていった先に毎回ランドマークである時計塔が見えるようデザインしているのもその1つ。
歩くだけで楽しい、テーマパークのような演出が計算されています。
その他にも街の作りの立体感が感じられるよう、小道の手前にわざと時計塔と被るよう看板を置くなど、立体感を感じられる構造を徹底して作り込んでいるそうです。
これまでの3Dモデルは平面画面での映りを想定して制作されることが多かったのですが、VRにおいては『立体感』や『遠近感』の演出が肝となります。
ワールドが完全に止まってると寂しく感じられてしまうので、街頭から光が飛び出ていたり、煙突から煙がモクモクとたちあがる演出で“生きた街”の演出にもこだわっています。
こうした細かな演出に配慮できるのはVRユーザー主体のイベントだからこそ。
建物の屋根にはコライダー(※1)がついていることもVRユーザーの特性を考慮した作りとなっています。
『VRユーザーは何故かワールドの裏側を見たがる人が多いんですよ(笑)
なのでそういう人を想定して、裏技的なことも楽しめるようなワールド設計にしてあります。
屋根の上にコライダーを設置しているのもそういった人たちのための心馳せです。
屋根に乗った写真とかを撮ってくれると嬉しいですね!』
気になるアイテムを探しに行くのはもちろん、観光としても楽しい『マジカルサバト』
早くも来年の開催も予定しているそうなので、これからの盛り上がりに期待が高まります。
会場は下記のリンクから遊びに行くことができますよ!
VR展示会『マジカルサバト』
開催日ː2021年8月1日(日)~8月5日(木)
開催場所ːVRChat特設会場
■公式サイト https://tosiakix.github.io/
■Twitterイベントアカウント https://twitter.com/MagicalSabbat