気分はまるで舞台役者?!『NISSAN Heritage Cars & Safe Driving Studio』でいままでにない没入感を体験せよ!!

この没入感は、メタバースでしか味わえない!!

2021年11月4日に『NISSAN CROSSING』を一般公開して以降、メタバース上での発表を積極的に行っている日産。ついに5つ目となる『NISSAN Heritage Cars & Safe Driving Studio』を2024年3月7日に発表しました。

そのお披露目となる先行体験会にバーチャルライフマガジンもご招待いただきましたので、その様子をお届けします!一体どんなワールドなのでしょうか。

日産のスタッフさんとワールド製作者、教授のみなさん

『NISSAN Heritage Cars & Safe Driving Studio』とは?

長年愛される日産の名車とその時代を感じるセットの中で、写真や動画を撮って楽しむことができるメタバース上の撮影スタジオのワールドです。

さらにこのワールドでは、「交通安全未来創造ラボ」の特別研究員であるアカデミアの全面協力のもと、セット内に配置された車両を使った交通安全に関する仕掛けを、没入感のある表現を通して体験可能!!

入って見えてくる『スカイライン』がとってもかっこいい!!

入ってくると左手に見えるのは「スカイライン 2000GTX-E」。4 代目スカイライン・C110 型が1972(昭和47)年9 月にデビューして以来、歴代スカイライン過去最高の累計販売約66 万台を達成している大人気の車種です。

なんとこちらの車、ドアを開閉することが可能!普段は触れられない展示品に触れ、ドアを開閉後に乗るというVRならではの展示の楽しみ方が体験できます。

どうやら3つスタジオがあるそうなので一旦「スカイライン 2000GTX-E」にお別れをし、スタジオの方を見ていきましょう。

まるでトレンディドラマの世界のような美しい夜景を再現したスタジオ

廊下のような場所を通り、1つ目のスタジオに向かうと、夜景の見えるトレンディドラマの世界に入り込んだような空間。舞台へ近づくと夜景に切り替わる演出があり、舞台への没入を加速させます。

置かれている車は、こちらも人気の高い1988 (昭和63)年5月に登場した5代目『シルビア Q’s (Silvia Q’s)』整のとれたクーペらしい美しいボディラインが受け入れられ、若者を中心に多くのファンを獲得した車です。

マネキンと並ぶ 角田千枝 教授

研究内容は、角田千枝 教授(相模女子大学学芸学部生活デザイン学科、交通安全未来創造ラボ特別研究員)による「歩行者の服装色に関するフィギアによる視認性評価実験」のシミュレーションを再現したもの。一体どういうことなのでしょう。

まず、上の写真を見て、マネキンが何人いるかわかりますか……?

正解は3人!どう見ても2人しかいないと思う人や、1人とっても見にくい人が居ると思います。

こちらの写真はどうですか?とっても認識しにくかった人が少し見やすくなっています。時代と共に着ている服は暗い服のほうが好まれるようになっています。ですが、ドライバーからみた道路にいる歩行者の「見えやすさ」は、歩行者が着ている服の色やドライバーの年齢に影響されます。フィギアを使用して調査した結果、夜間は暗い色の服がドライバー視点で見えにくく調査では、高齢ドライバーのほうが「見えにくい」と回答する色が2倍に増えていたそうです。

2つのマネキンの違いは、持っているバックの色を変えただけ。たったそれだけの違いであんなに見え方が変わるなんて凄い!そのような研究結果がわかるのがこのスタジオになっています。今まで通り自分の好きなファッションを楽しみつつ、小物の色を明るくするだけでドライバーに優しい素敵なファッションに!是非貴方も、試してみてはいかがでしょうか?

スタジオにはこのような機械が設置されており、誰でも簡単にシュミュレーションすることができます。左側のレバーを前に倒すと橋が出てきたりと色々できるのですが、各動作の演出にこだわっていて、動かすのが楽しい!!是非現地に行って体験してみてください。

もちろん、写真をとって楽しむのにもおすすめ。スタジオにあるマネキンは動かすことが出来るので、トレンディドラマのようなワンシーンなんかも撮れます。これは撮影が捗ります!!

ケンとメリーのスカイラインとともに楽しむドライブ体験ができるスタジオ

2つ目のスタジオに入ると、最初にエントランスで見た「スカイライン 2000GTX-E」が!!周りは大きなモニターに囲まれており、近づくと背景が道路と街並みに変化します。もっと近づくと実際のモニターのように線が出てきて、こだわりがすごい……。

「スカイライン 2000GTX-E」と並ぶ 川守田拓志 准教授

ここでは、川守田拓志 准教授(北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科視覚機能療法学専攻、交通安全未来創造ラボ特別研究員)による「交通安全と有効視野計測システムの関連研究」のシミュレーションが体験できます。どういうことなのか体験していきましょう!

まずは「スカイライン 2000GTX-E」に乗ります。すると、パネルが登場。操作説明やルールが出てきますので、よく見て大丈夫なら「はじめる」を押してスタートさせていきます。

先導してくれる『エポロ』の後ろ姿。可愛い

ゲームの内容は、「スカイライン 2000GTX-E」を操作して先導するかわいい『エポロ』と一緒にゴールを目指すというもの。とっても簡単です!

ゲームが始まると乗っている車のエンジンがかかり、車のマフラーからガスが出ます!!ブレーキを踏むとブレーキライトが点灯したりと……。本当に車に乗っているような没入感を味わうことが出来ます。運転シーンの撮影にも向いてる!

危ないところを発見するとまずはビックリマークを出してくれます。

さらに、止まる所や進むところはきちんと『エポロ』がわかりやすく伝えてくれます。とっても可愛い。こんなに可愛かったら『エポロ』を見ることに集中してしまいそうです……。

最後はきちんと評価してくれます。

そんなこんなで運転が終了!これで体験終了かと思いきやクイズがスタート!そう、この実験では「有効視野」の狭さについて気付かせてくれるシミュレーション。「有効視野」とは中心をみながら同時に情報処理をおこなうことができる領域を指します。一般的な視野に比べて狭いため、この範囲の外にある危険を見落とすことが交通事故につながる危険性が。1つのことに集中すると2つ目のことに関して、なかなか注意を置けなくなってしまいます。そのようなことが、簡単なゲーム形式で学べる!! 知ってはいても狭くなってしまう有効視野の検証を実際にリアルでやろうとすると危険ですが、VRでやることで失敗しても安全!この体験をしてコツをつかみ、リアルの生活でも注意して運転していきたいです!

ダイナーとドライブインシアターのあるアメリカンな雰囲気のスタジオ

3つ目のスタジオに入ると、そこは海外旅行に行ったかのような空間。ネオン看板に、アメリカのレストランのような場所が見えます。車の先には布がかかったスクリーンがあり、ドライビングインシアターのよう。シアターにはかわいいゆるふわコマ撮りアニメの「おもいやりライト運動」のコンセプトムービーが流れています。

置かれている車は「ダットサンフェアレディ SPL213」。1960 (昭和35) 年1 月から北米輸出専用車として発売され、小型スポーツカーとして自動車先進国アメリカで一定の評価を獲得した車です。1950年代・1960年代アメリカの雰囲気とぴったりです。

ここでは、『ハンドルぐるぐる体操』をすることができます!!『ハンドルぐるぐる体操』とは、 日々の生活の中で運動習慣をつけることで、筋力と認知力を高め、主として高齢ドライバーの安全走行を支援するために日産自動車が新潟大学と開発した動画です。なんと、スタジオ内にはハンドルが置いてあり、実際に持ちながら体操をすることが可能です。大きなスクリーンに映し出される動画、しかもハンドルを持って出来る……これは楽しすぎる!! この没入感度、是非貴方も体験してみてください!

実は今回、教授がファッションのアドバイスをされている!

今回マネキンのファッションのアドバイザーとして、角田千枝 教授が参加されています生徒に”おしゃれ×安全”の課題でファッションショーをされたり、教授をされる前まではパタンナーとしてアパレルブランドに携わってらっしゃっるほどファンションに詳しい方です。今回は、それぞれのスタジオごとに合わせイメージを提案したとのこと。VRへのファッションの展開も興味があるらしいので今後に期待です……!

写真や動画を楽しめるだけでなく、交通案全についても学べる日産の新ワールド『NISSAN Heritage Cars & Safe Driving Studio』。貴方も是非訪れてみてはいかがでしょうか?

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