
バチャマガが法人化したと聞いて、バチャマガという存在がどこか遠くに行ってしまった気がした。
ライターとして、バチャマガくんとの付き合いが始まって3年弱。つらい時も楽しい時もいつも一緒に歩んできたバチャマガくん。ずっとそば寄り添っていてくれると思っていたのに、気が付いたら『一般社団法人バチャマガ』なんて大層な名前になっちゃって、背中しか見えなくなってしまった。Xのフォロワーも気が付いたら1万人を超えてて、そんなに遠くまで行ってしまったんだね。
もうバチャマガくんとはうまく付き合っていける気がしないな。
VRChatの世界では、親密な関係性を解消することを“お塩する”というんだよね。
私とバチャマガくんはお砂糖ではないけれど、この関係性を終わらせるのは“お塩する”という言葉がぴったりかも。
そうだ、“お塩”しよう。

お塩を作ります!海水から!

まず用意するのは海水。海水浴場に海水を汲みに行ったとき、たまたまレゲエフェスをやっていてすごく賑やかだったのが印象的でした。レゲエフェスに遭遇するのは初めてでしたが、音楽とグルメを味わえる楽しそうなイベントでした。

自分が知らない文化に触れたときのワクワク感は、私がVRChatを始めた時やバチャマガに参加したときと似てるかも。
ちなみにバケツを持って行くのを忘れたので、濡れないようにペットボトルに直接海水を汲むのに結構苦戦しました。

用意した海水は、コーヒーフィルターでろ過したあと、火にかけて煮詰めていきます。

ある程度煮詰まったら、再度ろ過してもう一度火にかけます。

そうこうしてる間に大分煮詰まってきて、鍋のふちにも白いものが見えるように。もう一息かな?

そこからほどなく、かなり水気が抜けて、ドロッとしたペースト状になってきました。

ボウルにキッチンペーパーをしいて、鍋から塩を取り出してみます。

ここからは天日干しだと時間がかかるので弱火で炒って水気を飛ばしていきます。

強火にすると焦げ付いてしまうので、慎重に……慎重に……。
お塩、完成!

水分が飛んでサラサラになったら塩の完成。市販の塩より粒が小さくてサラサラしている気がします。
これが塩か……。最後の炒る際に少し焦がしてしまった以外は、あっさり作れてしまいました。
お砂糖を作る記事ではほぼ丸一日かかるくらいすごく大変な一方、お塩は1時間もかからず……。こんなに簡単とは思ってもみませんでした。

関係性を作り上げるのは大変だけど、壊すのは一瞬。お砂糖とお塩はそんなことを代弁しているのかも。
たとえ姿が変わっても、運営主体が法人になっても、バチャマガの本質が変わることはありません。それは、今回の法人化&Xフォロワー1万人記念記事で気づくことができました。
これからも、バチャマガの仲間たちと一緒に、読者のみなさんに面白く読んでもらえて、ためになる記事を作っていきたい。バチャマガの記事でお塩してみて、改めてそう思いました。

バチャマガくん、これからもよろしくね!
めでたしめでたし。
ちなみに、“お塩”のお味は…?
大阪の海水で作ったお塩。ちょっとなめてみましたが、普段料理に使うお塩に比べ雑味が多かったです。次(フォロワー2万人記念⁇)はもっときれいな海水でチャレンジしたいですね。
参考文献
海水から食塩を取り出してみよう 公益財団法人塩事業センター
家庭でトライ!! 海水から食塩を取りだそう 日本化学会 化学だいすきクラブ
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と、いうわけでお塩を作ります!