選択肢豊富な日本ユーザー憩いの場、「FUJIYAMA」が大型アップデート!

2022年8月1日0時から、VRChat 日本語話者向け集会場「FUJIYAMA」が大型アップデートされました。

ワールド作者であるフジヤマ運営事務局のちはやさん同伴の元、色々なお部屋やギミックを見せていただいたので今回はそちらを紹介させていただきます!

新「FUJIYAMA」紹介

エントランス(スポーン地点)

ワールドに入ったユーザーの目の前には迫力満点の富士山が視界に広がっており、金の神龍が飛び回っております。

初代FUJIYAMA同様、入り口には日本語話者ユーザーのみ答えの分かるクイズがあります。

エントランス(クイズ通過後)

初代FUJIYAMAからワールドコンセプトが大きく変わり、昼間の空間になりました。
入ってすぐ左にミラーとワールドギミックのON/OFF、アバターの外観をミニチュアサイズで確認できるアバターフィギュアギミックがあります。

どこでも多機能タブレット

FUJIYAMAには多機能な持ち出しタブレットギミックがあります。
ワールド全体で影響を受けるギミックが手元で操作できるのはすごく便利ですね!

どこでも多機能タブレットの取り出し方
どこでも多機能タブレットの機能①タグマーカー
どこでもタブレット機能②時刻、ワールド滞在人数表示、通知・タグマーカー・QvPenのONOFF

ちはや神社

入り口から見える鳥居のある通路を抜けると「ちはや神社」があります。
そこでは祭神「ヨドコロちゃん」や、御神体「デバッグ神社」などが祀られており、巫女の「めかにゃんこちゃん」と共に、VRChat全体を見守っているとのこと。
Unityやblenderなどの予期せぬエラー解決や恋愛成就などの御利益があるそうです。 これはお参りせねば…!
他にはUSEするたびにランダムで占うおみくじなど遊びゴコロがあります。

ヌルヌル動く神龍が近くで見れるワールドってなかなか珍しいのでは?
個人的にけっこう好きなちはや神社説明文面と御神体オブジェクトのネタ
祀られている祀神「ヨドコロちゃん」と巫女の「めかにゃんこちゃん」と神主のちはやさん

コルクボード壁

「ちはや神社」の反対側にはコルクボードとスマホがかかった壁があります。
壁のスマホをUSEすると最大10台までスマホのオブジェクトが出現し、自撮りモードと外カメラモードを分けて使うことができます!
撮影した写真は一時的にスマホの画面とコルクボードの対応する部分に固定されるので、撮った自撮りを並べてオフ会ごっこなどしてみても楽しそうですね!

撮った写真が出現させたカメラの順に映るボードとスマホ
自撮りモードはアップの写真が撮りやすくていいですね!

ペデスタル設置部屋

コルクボードの壁を過ぎるとアバターペデスタルが設置してある部屋があります。
設置されているのは「ご案内ねこ」、「ハオラン(添い寝ツール搭載)」、「セレアーテ(添い寝ツール搭載)」の3種です。

※ちなみに、ちはやさんの趣味で「ハオラン(添い寝ツール搭載)」「セレアーテ(添い寝ツール搭載)」はいずれも全身が金色に色替わりする「おきんきん差分」が搭載されております。


VR睡眠をやってみたいけどギミック付けるのが難しい…という方にぴったりかもしれません。

ミラー・ペン・動画プレーヤーのある部屋

「ペデスタル設置部屋」の反対側にはQvPen、ミラー、動画プレイヤー、ワールド滞在人数カウンタのみのシンプルな部屋があります。

部屋の奥の方にはニュース記事が掲載されてあります(バチャマガも載ってた!わーい!)

ニュース記事掲載スペースの横にはQuest対応定期イベントポスターがあります。
その横のボタンを押してみると・・・

壁にかかっていたポスターの縮小版がPickUp可オブジェクトとして出現しました!
これならイベントが今後どれだけ増えても手元で確認しやすくなりますね!

広間周辺の通路

広場周辺の通路には、遊べるギミックが色々置いてありました。
普通なら色々ギミックが置いてあるワールドは動作が重くなりがちなのですが、FUJIYAMAでは「重さ」と「便利さ」を個々のユーザーで調整できるようにボードゲームのギミックは非表示がデフォルトとなっております。

お魚さんに餌やりのできるアクアリウムギミック
将棋が遊べるギミック
将棋を遊んだことがない人のためにゲームと駒の動きの説明もあってとっても親切!
いろんなゲームが遊べるトランプもありました!

通路と広間の間には反対側の通路も含めミラーを表示させることができ、どこ向きで雑談をしたい人がいても大丈夫なように両面貼りのミラーになっています。

広間

「主に日本人ユーザーが交流する場所として使ってほしい」とのちはやさんの思いから、ワールド中央の広間にはピアノ・ビリヤードのギミックの他に、日本らしさを感じる桜の木が設置され、窓からは堂々たる富士山が見えるようになっております。

新FUJIYAMAの中央に立つ桜の木。この木になにか操作すると桜の花びらが舞い散るんだとか。
窓の外に見える見事な富士山。

窓の外にある富士山周辺には空を飛ぶ神龍や、鶴、こんちゃん&なすちゃん(!?)をスイッチで表示することができます。
「背中に乗せてもらう」スイッチを押すと、表示させたオブジェクト達に乗って富士山周辺を飛ぶ事ができます!(降りるときはSit判定から降りるのと同じく普通に移動するだけ)

ちはやさん曰くこんちゃん&なすちゃんはネタ
神龍の背中に乗って富士山周辺をひとっ飛び。

FUJIYAMA中央の桜の木のそばにおいてあるピアノは、触ると音が鳴る他にPCにMIDIキーボードを接続していると実際に演奏した音がワールドに反映されるのだとか。
ピアノ外周には一箇所だけ隠しコライダーがあり、ピアノの上に登ることができます。
ピアノの上に乗って演奏を聴くというのもVR空間らしくていいですよね~

広告・ポータル部屋

広間の向こう側には広告掲載&各種ワールドへのポータルが集まった部屋がありました。
広告は6枠のスペース内で十数秒単位で表示内容が変わるため、たくさんのイベントやショップ、事業内容などの広告を見ることができます。

設置されているポータルは「USIOPORT」や「QUESTトビラ」など様々なワールドに行けるハブワールドのポータルや、Avater Museum(Quest版含む)など自分のアバターを見に行ける場所へつながっており、初心者の方でも色々な選択肢を掴めるような内容となっております。

さらに初心者の方用のポータルだけでなく「前のFUJIYAMAが好き」という方向けに、アップデート前の初代FUJIYAMAに行けるポータルも設置されております。

今回のアップデートのポイントと意識したところ

ちはやさんは今回のアップデートで特にワールドの「重さ」を意識しておりました。
初代FUJIYAMAでもMeshBakerなどの適用を試みたのですがメッシュ形状が複雑だったためどうしても重くなっていたため、今回はシンプルなメッシュ形状にし大幅な軽量化に成功したとのことです。
さらに各種ギミックがON/OFFできることにより「重さ」の調整が人それぞれでできることや、ワールドにメインとなる場所を設定していないため、ユーザーが好きなところを自由に使いやすくしているところにも工夫が光ってますね。

ちはやさんの日々のUnity技術習得の成果が詰まったこの新FUJIYAMA、Publicインスタンスで20人ほど居ても重くなく、遊べるギミックが色々搭載された素敵なワールドとなっておりますので、FUJIYAMA常連さんや、まだ行ったことない・しばらく行ってないという方もぜひぜひ遊びに行ってみてくださいね!

日本語話者向け集会場「FUJIYAMA」

・対応プラットフォーム : PC・Quest
・ワールドキャパシティ : 20名
・製作者        : フジヤマ運営事務局
・ワールドURL     :https://vrchat.com/home/world/wrld_f5f8b3dc-6f33-4b34-97f3-83add2fb224d