
10月13日まで大阪・夢洲で開催中の2025年大阪・関西万博のパビリオンの一つ、一般社団法人日本ガス協会が出展する『ガスパビリオン おばけワンダーランド』。こちらは、XR技術を駆使した没入型アトラクションで、こどもも大人も楽しみながらカーボンニュートラル社会について学べる体験型エンターテインメントとなっているそう。この度取材の機会をいただきました!
おばけの世界への冒険へLet’s Go!
このパビリオンの最大の魅力は、XRゴーグルを装着して、まるでおばけの世界に迷い込んだかのような体験ができること。パビリオンに入るとまずはモニターで注意事項などが流れます。ここで登場するのが案内役のおばけ『ミッチー』。声優は『鬼滅の刃』の善逸役でも知られる下野紘さん。

案内の映像が終わるとメインエリアに移動。いよいよXR体験です。『バケルゴーグル』(XRゴーグル)を着けるようにアナウンスで案内されるのですが、ほとんどの人が問題なく装着できたようで、これは事前の案内の巧みさによるものだと思いました。


さて、バケルゴーグルをつけて周りを見渡すと周りの人たちがみんなおばけの姿に変身しています!ここは、欲しいものがなんだって手に入る世界。おばけたちがくれるプレゼントをゲットするのに夢中になってしまいます。

夢中になっているうちに怪しい雰囲気に変わっていき、謎のおばけ『キング・C・オーツ』が登場、一体どうなっちゃうの!?……ここから先は実際に見てみて欲しいところです。
映像としてはコンテンツの最初はARで始まって、楽しんでいるうちにVRに変わっているという、映像の境目を感じさせない演出が巧みだと感じました。
「化けろ、未来!」を体現する展示
パビリオンのコンセプトは「化けろ、未来!」で、未来のエネルギーへの転換だけでなく、私たち一人ひとりの意識や行動が「化ける」ことの大切さを意味しています。
また、これは二酸化炭素がエネルギーに「化ける」ことも意味しており、CO₂をリサイクルして次世代エネルギー『e-メタン』に化ける仕組みも紹介しています。
このメッセージは建物でも表現されており、最先端の放射冷却素材『SPACECOOL』を使用し、天候や時間帯による光の反射が変化するユニークなデザインが採用されています。また、夜のライトアップでカーボンニュートラルな炎を演出しています。

バーチャル万博の展示はリアル会場とは異なるオリジナル!
今回の万博はリアル会場だけでなく『バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~』としてオンライン上にその舞台を再現しています。その中にも『バーチャルガスパビリオン おばけワンダーランド』があります。
案内役のおばけ『ミッチー』が登場するのは同じですが、アドベンチャーゲームのような世界になっていて、リアル会場と異なる体験ができます。
リアル会場に行けない人はもちろん、行った人もまた違う体験ができますよ!

『ガスパビリオン おばけワンダーランド』は、ただ見るだけでなく、実際に参加して楽しむことで、未来のエネルギーについて深く考えるきっかけを与えてくれるでしょう。リアル会場とバーチャル会場どちらでも、おばけたちの不思議な世界を体験してみてくださいね。
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この度バーチャルライフマガジンでは、2025年日本国際博覧会協会(博覧会協会)や各パビリオンのご厚意で、XRやメタバースに関連するパビリオンを複数取材させていただきました。 当記事で使用している写真は、パビリオンのご担当者様に許可をいただいたうえで撮影・掲載しています。