【コラム連載】バチャマガ交換日記、8ページめ。【D.Na/だな編】

バチャマガ交換日記とは?

様々な記事を書いているバチャマガスタッフですが、それぞれ得意分野やライフスタイルが異なります。普段何してるの?どういうことに興味があるの?ってのを知りたいという話になり、交換日記という体で連載を行うことになりました。

このコラム連載では、大体何を書いても良い(VRSNSに関係なくてもオッケー)というフワッとしたレギュレーションでお送りします。普段バチャマガでお届けしているVRSNSの話題はもちろん、ARやVtuberなどのXR界隈にとどまらず、散歩中に起こった出来事などのリアルの話でさえOKとなります。

つまりなんでもあり。広い心でお読みいただければ幸いです。

前回の日記はこちら。

ごあいさつ

よく使っているアバター、リンツちゃん(左)とデルタフレアちゃん(右)。

Ryokuさんからバトンを受け取りました、D.Na/だなと申します。
恐らくバチャマガの中では動きが見えづらいと思います。ごく稀に記事を書くほかは、主にデザイン調整やポスター制作などを行っています。みなさんが一番目にしている私のデザイン物は、バチャマガのリニューアル後のロゴでしょうか。

バチャマガ以外では、デザイン能力を活かしてVR関係・同人関係のロゴ・ポスター等をデザインしたり、同人イベントの運営に関わったり(2024年3月31日に名古屋で開催のVRSNS+Vtuberイベント『Vライフ/N!』では代表を務めています)と色んなことをやっています。

折角のコラムですからその辺の話を…全くせずに、関係ない好きなことの話に付き合って貰います。異論は認めません。
題して、「瀬戸内海の長距離フェリーはいいぞ」。

瀬戸内海の長距離フェリーはいいぞ

旅の選択肢のひとつとしてフェリーはいかが?

突然ですが、皆さんは長距離フェリーをご存知ですか?
海に囲まれた我が国日本では、数多くの長距離フェリーが毎日運航されています。
それらの多くは、車を運ぶだけでなく、車無しの乗船(徒歩乗船といいます)も受け入れられていて、とてもリーズナブルなのですが、いまいち知られていないのが現実です。

今回は、数多くある航路の中から関西と九州を瀬戸内海経由で結ぶ航路、その中でも私が一番多く利用している名門大洋フェリーを中心に紹介したいと思います。

名門大洋フェリー「フェリーおおさかⅡ」(名門大洋フェリー公式サイトから)

世界に誇る多島美・瀬戸内海は揺れない航路

船と聞くと、どうしても「揺れるんじゃないの?」という印象を持ちがちだと思います。でも大丈夫です。周りを陸地に囲まれた瀬戸内海は、とても波が穏やかです。加えて、ここの長距離フェリーで使われる船は1万5千トン前後の巨体で、ちょっとの波ではびくともしません。
もちろん動いているからには、多少の動きは感じられます。でもそれはバスなんかとは比較にならない程の穏やかさ。まさに「大船に乗った気分」で安心して乗ることができますよ。

多少波が立っていてもこの程度。船の航跡の方が目立つくらい。

時間は一晩、値段はホテル1泊分+α

次に気になるのはかかる時間。ズバリ一晩、夕方に出発して翌朝到着です。始発の新幹線でも間に合わない早い時間帯から目的地で動き出すことができます。

値段も気になるところですね。色んなタイプの部屋がありますが、鍵付きのシングルベッドのルームで9,000円を切ります*。
関西から九州の新幹線では1万5千円程度かかるところ、これは破格です。しかも夕方発の翌朝到着ということは、宿泊代金まで浮いてしまいます!
ちなみにもっと安さを求めるなら、カプセルホテルライクな区画で7,000円弱*です。

*通常期、WEB割引適用後の価格。

ちゃんと個室で1万円以下で移動できます。

設備は一般のホテルと遜色なし!

安いと聞くと、逆に設備に不安が出てきました?いえ、大丈夫です。とにかく写真を見てもらいましょう。

エントランスホール、乗り物とは思えない広さ
バイキングレストランの食事、ラインナップも豊富!
デザートも豊富。もちろんバイキング料金だけでOK!
展望大浴場もあるので汗も流せます。(名門大洋フェリー公式サイトから)

写真を取りそびれていますが、売店や自販機コーナーもあるので買い忘れがあっても安心です。

なぜこんなに安くできるのかというと、フェリー航路の稼ぎ頭が乗客よりもトラック輸送にあるから。これだけ巨大なフェリーに積まれているのは日本の物流を支えるトラック。実は乗ったことが無くとも我々の生活は長距離フェリーに支えられているといっても過言ではないのです。

旅を彩る様々な景色!

「値段ばかり推されてもつまらなかったらなー…」と思いました?大丈夫です、楽しめます!
まずはこの航路は瀬戸内海にかかる吊り橋を3回も通過します。時間帯的に一番いいのは大阪寄りの「明石海峡大橋」。ライトアップされた美しい橋をくぐる瞬間は必見です!

VRChatワールドにもある明石海峡大橋を肉眼で!このときは夏場なので早朝でももう明るかった。
夜の明石海峡大橋のライトアップは美しいの一言。

翌朝早く目覚めたら、外部デッキに出てみましょう(風には気をつけて!)。海から見る朝日は格別の気分が味わえます。

遮るものが何もない朝日をいつまでも眺めていたい…。

先に挙げたレストランや大浴場も楽しみのひとつ。
それから、一度は夜中にラウンジから外のかすかな灯りに目を凝らしてください。それはすれ違う貨物船だったり、島の灯台や家の灯りだったりします。それら一つ一つにいろんな生活のドラマがある…と物思いに耽ったりしたりできます。

いかがでしたか?

今回は名門大洋フェリーを中心に紹介しましたが、ライバルに阪九フェリーというのもあります。こちらはエントランスがさらに豪華な3層吹き抜けのホールになったり、大浴場に露天風呂が付いたりとさらにグレードアップしつつも値段はそこそこに抑えられた航路です。こちらもおすすめです。

阪九フェリー船内のエントランスホール。ミニコンサートが催されることも。


それとは別に大阪と温泉地・別府を結んでいるのが「さんふらわあ」。こちらは2023年に就航したばかりの日本初のLNG燃料を採用した長距離フェリーで、その内装は凄いとのこと。私はまだ乗ったことがないので一度は乗りたい航路です。

白い船体に太陽のマークが絶大な知名度を誇るさんふらわあ。大阪南港にて。

前の方からの質問

Ryokuさんから
「いつか行ってみたい場所はどこですか?」が質問でした。

私、あちこちに旅行に行っているように見えて、実は結構行ってる場所が偏ってるんですよね…。なかでも四国本土に上陸したことが無いのと、上で紹介した本四架橋の数々はくぐってばかりで通ったことがないという…。
そうそう!鳴門にある大塚国際美術館に一度行きたいんですよ!そこに行くのが当面の目標かな。

旅行話になると止まらなくなるD.Na/だなでした。

次の方への質問

「一度会って話したい人は誰ですか?」

バーチャルの世界に関わっていると誰にでも会えるように思えてもなかなか会えないことってありますよね。
それを質問とさせていただきます。

それではまたどこかでお会いしましょう。