
毎週火曜日の夜、たくさんのAkyoたちに囲まれながら、ケーキや紅茶、ビールを楽しめる場所があります。
VRChatイベント「Akyo Cafe and Beer」です。
今回は、私がこのイベントを始めたきっかけや、カフェと居酒屋の楽しみ方、実際に運営して分かったことをご紹介します。
目次
Akyo Cafe and Beerとは
「Akyo Cafe and Beer」は、毎週火曜日の22時から23時まで開催している、AkyoをテーマにしたVRChatイベントです。
カフェ回と居酒屋回を、週替わりで交互に開催しています。
カフェ回では、ケーキや紅茶、コーヒーなどを楽しめます。居酒屋回では、ビールやカクテル、焼き鳥などを用意しています。
基本的にはセルフサービスです。店内に並んでいる食べ物や飲み物を自由に手に取り、好きな席で過ごせます。
また、店内ではNPCのAkyoたちが歩いています。客席でくつろいでいるAkyoもいるため、店内を眺めているだけでも楽しめる空間です。
一人で来店した場合でも、Akyoが座っているテーブルで一緒に過ごせます。
ワールドは、PCだけでなくQuestとiOSにも対応しています。

Akyoとは
Akyoは、私がすっかり夢中になっている、VRChat向けのマスコット系アバターです。
丸みのある可愛らしい姿や動きが特徴で、さまざまな動物や食べ物、季節のモチーフなどを取り入れたバリエーションがあります。
ユーザーによる改変も盛んで、Akyoをテーマにしたワールドやイベントなどの活動も行われています。
有志の方が情報をまとめている「Akyoずかん」には、2026年7月23日時点で、819種類のAkyoアバターと97のAkyoワールドが掲載されています。
数字からも分かるとおり、同じAkyoでも非常に多くの個性があります。いろいろなAkyoを見て回ることも、楽しみ方の一つです。

私がAkyoと出会うまで
Akyo Cafe and Beerを始める前、私は「ムルル」というパブリックアバターをテーマにしたコンセプトカフェ「ムルカフェ」を訪れました。
そこでは、ムルルを好きな人たちが集まり、オリジナルメニューを楽しみながら交流していました。
可愛いメニューや、同じアバターを好きな人同士で過ごす空間が印象に残り、ファン同士が集まれる場所の楽しさを知りました。
その後、ある日パブリックワールドで、しばいぬAkyoを使っている方に出会いました。
あまりの可愛さに思わず声をかけ、そこで初めてAkyoというアバターを知りました。
その日のうちに、桜色の九尾をモチーフにした「さくらきつねAkyo」を購入しました。
最初に出会ったしばいぬAkyoの方とは、現在もフレンドです。偶然の出会いでしたが、その出会いをきっかけに、私のAkyoの世界が始まりました。

なぜAkyoカフェを作ったのか
Akyoを知り、さまざまなAkyoやAkyoワールドを見るようになる中で、「Akyoをテーマにしたカフェがあればいいのに」と思うようになりました。
そのうち誰かが作ってくれるかもしれないと、1カ月ほど待ってみました。しかし、私が探した範囲では、Akyoカフェは見つかりませんでした。
それならば、私が作ろう。
そう考え、「Akyoが好きな人たちが気軽に集まれる場所を作りたい」と思うようになりました。
当時、私が把握していた範囲では、Akyoファン向けのイベントは一つだけでした。Akyo Cafe and Beerは、そこに続く新しい交流の場として始めました。
ムルカフェで感じた楽しさを、Akyoでも形にしたいと思ったことが、Akyo Cafe and Beerを作った大きな理由です。
オリジナルの食べ物や飲み物を楽しめて、店内をNPCのAkyoたちが歩いている。そんな、Akyoに囲まれてのんびり過ごせる場所を目指しました。
大人数で盛り上がることだけを目的にしたイベントではありません。
誰かと会話をしてもよいですし、一人で静かに店内を眺めながら過ごしても構いません。
それぞれが無理をせず、自分のペースで過ごせる場所にしたいと考えています。
Akyo Cafe and Beerの楽しみ方
店内では、料理や飲み物を自由に取って楽しめます。
カフェ回ではケーキや紅茶、コーヒーなどを、居酒屋回ではビールやカクテル、焼き鳥などを用意しています。
NPCのAkyoや、客席でくつろいでいるAkyoを眺めるのも、楽しみ方の一つです。
店内にあるAkyoモチーフのメニューや小物を探してみるのもおすすめです。Akyoの壁時計とAkyoのコップは、私が制作しました。
来店者同士で会話をしたり、Akyo同士で並んで写真を撮ったりすることもできます。
もちろん、必ず誰かと会話をしなければならないイベントではありません。店内の隅で静かに過ごしたり、Akyoを眺めたりするだけでも大丈夫です。
カフェ回と居酒屋回では、店内の雰囲気やメニューも異なります。両方に来ていただくと、それぞれの違いも楽しめると思います。


運営して分かったこと
Akyo Cafe and Beerは、基本的に私一人で運営しています。
開催当初は、来店者一人ひとりにメニューを提供していました。しかし、来店者が増えると提供が追いつかなくなり、十分に対応することが難しくなりました。
そこで、いただいたアドバイスを参考に、現在のセルフサービス形式へ変更しました。
セルフ形式にしたことで、来店者が好きなタイミングで料理を選べるようになりました。私も店内全体を見ながら運営しやすくなり、来店者と話す時間も増えました。
Quest・iOSへの対応
私はもともと、Quest単体でVRChatを利用していました。
そのため、Akyo Cafe and Beerは当初から、Questでも参加できるように制作しています。
PCだけでなく、Questユーザーも同じ場所に集まれることを大切にしてきました。2026年7月には、さらにiOSにも対応しました。
複数の機種に対応するには、テクスチャの解像度やワールド容量、使用するシェーダーなどを調整する必要があります。
見た目やギミックを残しながら軽量化する作業は簡単ではありませんが、参加できる方を増やすために対応を進めています。
分かりやすいルール作り
イベントの入口には、参加時の注意事項を掲示しています。
VRChatイベントへの参加経験がある方であれば、特に問題なく理解できる内容です。しかし、イベントに慣れていない方には、何をしてよいのか、何を避けるべきなのかが分かりにくい場合があります。
そこで、権利関係に問題がある、または利用条件を確認できないアバター、過度に露出の多いアバター、巨大なアバター、重いエフェクトや大きな音の使用などについて、入口で確認できるようにしました。
暗黙の了解にするのではなく、最初からルールを明らかにすることで、初参加の方も判断しやすいイベントにしたいと考えています。
NPCと料理ギミック
店内を歩いているNPCのAkyoたちは、来店者に興味津々です。
一部のAkyoは、近くにいる来店者を見つけると、その人について歩くようになっています。
Akyoが来店者の後ろをついていく様子はとても可愛く、イベントの中でも特に気に入っている要素です。
居酒屋ワールドにある焼き鳥のギミックは、実装にかなり苦労しました。
焼き鳥を手に取って楽しめることで、単に料理が置かれているだけの場合よりも、居酒屋にいるような感覚が生まれたと思います。
見た目だけではなく、実際に触って遊べる要素を少しずつ増やしています。

来店者との交流
イベントを運営していて特に嬉しいのが、来店者が店内に残してくれる書き置きです。
感想や応援の言葉だけでなく、思わずクスリと笑ってしまう内容が書かれていることもあります。
Akyo同士が集まり、並んだり交流したりしている様子を見ることも楽しみの一つです。
Akyo Cafe and Beerが、Akyoを通じたコミュニケーションのきっかけになれば嬉しく思います。
これからについて
Akyo Cafe and Beerは、今後も毎週火曜日に開催する予定です。
カフェ回と居酒屋回を交互に行いながら、ワールドやメニューも少しずつ更新していきます。
最近では、居酒屋ワールドに新しいおつまみを追加しました。カフェワールドには、コーヒーを作って楽しめるギミックの導入を考えています。
Akyoをすでに好きな方だけでなく、Akyoをまだ知らない方も歓迎しています。
イベントをきっかけにAkyoを知ったり、新しいAkyoやフレンドに出会ったりしてもらえたら嬉しいです。
Akyo Cafe and Beerが、Akyoを好きな人同士が出会い、Akyoの世界がさらに広がっていく助けになればと思っています。
開催情報
イベント名
Akyo Cafe and Beer
開催日時
毎週火曜日 22:00~23:00
カフェ回と居酒屋回を交互に開催
参加方法
VRChatグループに参加し、開催時刻にGroup+インスタンスへご参加ください。
VRChatグループ
Akyo Cafe and Beer
ハッシュタグ
#Akyoカフェ
#AkyoCafeAndBeer
関連リンク
Akyoずかん
投稿者プロフィール

































yuwa1027
VRChatで、Akyoをテーマにしたイベント「Akyo Cafe and Beer」を運営しています。Akyoワールドや小物も制作しています。Akyoとムルルが好きです。