銀座の『NISSAN CROSSING(日産クロッシング)』がVRChatに登場!
遠く離れたお友達同士でも遊びに行ける、新しい時代のショールーム。
VR機材を被れば交通費0円で新車の展示会を楽しめる、すごい時代が遂にやってきてしまいました。
銀座の一等地のショールームがVRChatに再現
“ワクワクする未来のドライビング体験を発信する”という事をモットーに、最先端テクノロジーを搭載した未来のクルマの展示が体験できるNISSAN CROSSING。
NISSAN CROSSINGって言ったら銀座三越とか和光本店とかがそびえ立つ、あの銀座の一等地にあるショールームですよ!
それがそっくりそのままVR空間に登場しちゃったっていうのだから、これはもう遊びに行くしかない。
しかもVRChatをインストールしていれば24時間・365日、好きな時に誰でも自由に遊びに行けるそうです。
…という事で、早速私もお邪魔させてもらいました。
こちらがVRChat上に新たに建設されたバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」
現実の銀座の建物をそのまま再現し、VR上で車の展示が楽しめるバーチャルショールームです。
Quest対応のワールドなので、Oculus Questを持っている人ならPCなしでも遊びに行けます。
透かし彫りのような建物のデザインはもちろん、右側にある東京メトロ銀座駅の出入り口、向かい側には銀座のシンボルの時計塔まで再現されていて、本当に現地にいるかのよう。
建物は地上11階建て、高さ約56mあるのだとか。
VRだからドーンとたち構える建物の大きさとか、高級感とか、そういった場の雰囲気がぜ~んぶ再現されています。
実際の建物を知っている人ならその作りの精巧さに『はぇ~~』とため息が出ること間違いなし。
銀座に遊びに行ったことが無い人でも『こんなでっかい建物が銀座の大通りにあるのか!?』って驚くんじゃないかな。
建物内には日産が誇る完全電気自動車『日産アリア』が展示されています。
展示されているのは暁-アカツキ-というカラーのモデル。
なんとこちらのモデルは日産が自動車を作る際に使う3Dモデルのデータを活用して展示がされているのだとか。
つまりバーチャルだけどもホンモノってこと。
VR空間なら360度、好きな角度から展示を鑑賞することが可能です。
車の下にもぐってみたり、フロントガラスに鼻息がかかるくらい近づいてガン見しても怒られません。なんならペタペタ触りまくっても大丈夫。
実際の銀座NISSAN CROSSINGでは展示の周りに柵が設けられているので遠目でしか実物を見ることが出来ないのですが、バーチャル空間なら思う存分、好きなだけ鑑賞できちゃう。
展示車をひとり占めで眺められる、車好きにはたまらない空間となっています。
展示車の左手にはこちらも銀座NISSAN CROSSINGと同じく大きなモニターが設置されています。
流れている映像は未来のモビリティの在り方を描いた 『Beyond Mobility(ビヨンド モビリティ)』というテーマの動画。
動画内ではVR会場内に展示されている日産アリアの運転シーンが流れています。
走ってる姿を見ると一段とかっこいい!
日産アリアは『プロパイロット2.0』が搭載予定で、高速道路での手放し運転ができたり、自動で車線変更をしてくれるのだそうです。
車内も広々。
電気自動車だからエンジンが無いですし、冷却装置やタンク、マフラーとかもありません。
その分車内スペースを広くできるって訳です。
こういう車内の間取りもVRなら実際に見て確認できるから良いですよね。
そんな最先端技術が詰め込まれた車がすぐ目の前、手の届く範囲にあるという状況…。
こんなの見せられたら欲しくなっちゃうでしょ!
広々使える2F展示場
エスカレーターを上がった2Fフロアにも色違いのアリアが展示されています。
こちらはディープオーシャンブルーというカラーなのだそう。
こっちのカラーも高級感があって魅力的。
2Fのスペースは今後VR空間でイベントを開催する時に活用したり、VRユーザーが自由に集まれるように空間を広く開けていているのだそうです。
日産の広報担当さん曰く『VRユーザーの方も集会の場として活用したり、自由に使っていただけると嬉しいです』とのこと。
銀座 NISSAN CROSSINGの建物を貸し切りで使えるってサラッと言ってくれていますが、これよくよく考えたらすごい事じゃない?
VR空間に車好きのユーザーで集まってバーチャルオフ会とか開催してみたいですね。
最先端技術を用いたカフェも再現。
そうそう、2Fの奥にはドリンクを提供するカフェがあるんですよ。
こちらのカフェではここでしか味わえないクロッシングソーダや、最先端技術を用いたオリジナルのマキアートが楽しめるのだそうです。
バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」でも銀座で提供しているマキアートと同じドリンクが楽しめます。
絵柄は日産アリアと日産リーフの2種類。
銀座のカフェでは上記の絵柄に加え、その場で撮った写真をクリームの上に印刷してくれるサービスもあるんですよ。
顔写真はもちろん、自分のアバターの写真も印刷できます。
つまり世界に1つだけのオリジナルのマキアートをいただけちゃうという訳。
バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」のカフェで雰囲気を楽しんだ後は銀座のカフェにもぜひ足を運んでみて下さいね!
今後もVRならではの体験型アトラクションを実施予定
バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」は今後も様々な情報発信を行う予定だそうです。
年内では電気自動車に乗って地球温暖化を考えるツアーを計画しているのだとか。
バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」会場から車に乗って出発し、地球温暖化について学べる体験ができるという…これもまさにVRでしか出来ないプロモーション方法。
どんなアトラクションが体験できるのか、続報が楽しみです。
これまでにも日産はVRChat上で開催された展示イベント『クロスマーケット2』に協賛し、バーチャル上でのアトラクションの提供を行うなど、VR独自のプロモーションを積極的に行っています。
VRであれば現実の展示では表現することが難しい体験でも再現可能ですから、それこそ銀座の一等地をモデルカーで走ったり、遠く離れた友人同士、VR空間に集まって試乗会やドライブを楽しめる…なんていうことも出来ちゃうかも。
何よりバーチャルなら好きな姿でいつでも遊びに行けるっていうのが良いですよね。
銀座の本店でいきなり車の試乗会っていうと気構えちゃう人も多いでしょうから、まずはバーチャルで事前に雰囲気を味わって、気分が高まったら銀座の本店の方にも遊びに行く、といった動きも出来そう。
現在のVR SNSではアバターの展示会をはじめ、芸術作品や技術の展示など、様々な展示会の開催で盛り上がっていますから、今回のバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」のような、現実の展示場をバーチャル空間に創るといった動きは非常に理にかなっているのではないでしょうか。
バーチャルならではの新しいショールームの在り方、今後の展開を考えるとワクワクが止まりません。
…と、頭でっかちに語ってしまいましたが、とにかくピカピカの新車を目の前で見れるってだけでめっちゃ感動するからぜひ一度遊びに来てほしい。
やっぱ新車はいいなぁ~!
■NISSAN CROSSING
NISSAN CROSSING とはお客さまに「ワクワクする未来のドライビング体験」をお届けする、『ニッサン インテリジェント モビリティ』の発信拠点です。
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座5丁目8−1
電話番号:03-3573-0523
URL:https://www3.nissan.co.jp/crossing/jp.html
■バーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」 展示車種