株式会社HIKKYが独自のメタバース開発エンジン『Vket Cloud(ブイケット クラウド)』のロードマップを発表しました。併せて本日8月26日よりベータテスターの二次募集を開始するとのことです。
目次
Vket Cloud(ブイケットクラウド)とは
Vket Cloud(ブイケットクラウド)とはHIKKYが独自開発したメタバース開発エンジンです。
Vket Cloudを用いて制作されたメタバース空間には、スマートフォンやパソコンから専用アプリなどのダウンロードを行うことなく、URLリンクをクリックするだけでアクセスが可能です。 マルチプレイにも対応しており、ボイスチャットやテキストチャットで同空間内にいる他のユーザーとのコミュニケーションも楽しめるようです。
Vket Cloudロードマップ
HIKKYは、2018年の設立以来、世界中から100 万人以上が来場するイベント「バーチャルマーケット」の運営を通して、業界最多の企業・事業のメタバース化成功実績から得たノウハウを元に、独自のエンジン「Vket Cloud」の開発、VR/AR 領域への事業参入をサポートするコンサルティングサービスといった事業を展開してまいりました。
近年は企業・個人問わずメタバースへの興味関心が寄せられていますが、コストや技術において参入障壁はいまだ高い状況です。特に地方自治体や学校からは、多数お問い合わせを頂いており、強いニーズを感じています。
メタバースをサスティナブルな産業にしていくためには、公的な機関を通じて一般の方々へ提供することで可能性を広げられるのではないかと考えており、2022年の秋には、地方自治体や学校に向けて無償提供を行うための説明会開催を予定しています。
「Vket Cloud」は、外部サービスとの連携など、Webを使ってメタバース空間を作成できるメタバースメーカーとして機能を進化させていきます。今後はワールド内決済や1万人同時接続など、メタバース空間を訪れる人に向けた機能も強化され、各機能が追加されるに従い、独自アイテムの販売やイベント開催などもスムーズに行えるようになります。
プラットフォームの垣根を越えて、「誰もが自由に創り、アクセスできるオープンなメタバース」の実現に向けて、HIKKYは新しい挑戦を進めていきます。
株式会社HIKKYプレスリリースより
ベータテスター二次募集開始
本日2022年8月26日(金)から、ベータテスターの二次募集が開始されます。
応募された方には、Vket Cloud SDKを無償配布されるとのこと。
これを使って、自分のメタバース空間を自由に作成することが可能になります。
2022年5月に行ったベータテスターの一次募集では、開始から約1週間で175名の応募があったようです。
Vket Cloudのサイトでは、参加者が作成されたワールドの内、審査基準をクリアしたものを一般公開してあります。ぜひご覧ください。
〇Vket Cloudサイト: https://make.vketcloud.com/
アバターのアップロード機能を追加
今回から配布するVket Cloud SDKでは、VRM形式で作成されたオリジナルアバターのアップロードが可能になりました。また、顔のパーツや服を選ぶだけで、簡単にオリジナルアバターが作成できる「Avatar Maker(アバターメイカー)」を使えば、アバターの作成も簡単に行えます。
テスター募集要項とスケジュール・申込み方法
- 日程:8月26日(金)~9月末(予定)
※状況に応じて、スケジュールは変更になる可能性があります。 - 申し込み方法:Vket Cloud公式Discord( https://discord.gg/cwvybpskmE )にご参加ください。
※今後の最新情報は下記公式Twitterでもご確認いただけます。 - Vket Cloud公式Twitter : https://twitter.com/VketCloud
参考:プレスリリース
Unityを使用し、以下のことができるスキルが必要です。
ワールドの制作方法がわかるチュートリアルやドキュメントもご用意しておりますので、初心者の方でも参加可能です。ご興味をお持ちいただけましたらぜひご応募ください。