「初心者だからということでフレンドは増えたけど、一緒に遊べる人がいない」
「フレンドになったけど、話したことがないからJoinしづらい」
「イベントでフレンドになったもののイベント外で一緒に遊びづらい」
突然ですが、VRChatユーザーのみなさんが初心者だった時期、こんな悩みを抱えていた方はいませんか?
最近VRChatを始めたという方も同様の悩みを抱えていたりしませんか?
そんなお悩みを抱えている方におすすめのイベントが『放課後レクリエーション部』(略して『放レ部』)です。
今回、このイベントに潜入取材を行いましたので、参加してみた感想と、参加者、スタッフの皆さんへのインタビューから、このイベントの魅力をお伝えします!
2023/5/9 運営体制の変更に伴い主催とJoin先を変更しました。
目次
放レ部ってどんなイベント?
『放レ部』は、Tempurara(てんぷら)さんが主催している、ユーザー同士の交流イベントです。
月曜日に集まったメンバーで5日間ゲームワールドなどで遊んで、イベント終了後も続く交友関係を築くきっかけを作ることを目的としています。
放レ部8期に参加してみました!
初日はイベント説明から
筆者もVRChatを始めた当初、「Joinできるフレンドがいなくてあまり楽しくない」などの悩みを抱えていました。今回は、そのころの気持ちを思い出しながら『放レ部』8期に生徒として参加してみました!
『放レ部』に参加するには、開催される週の月曜日に主催のTempurara(てんぷら)さんにJoinし、イベントの概要、注意事項などの説明を受けます。イベントは5日間連続で行われますが、5日間すべて参加する必要はなく、参加できる日に参加すれば大丈夫とのこと。
8期に集まった生徒は筆者を入れて8名。イベント自体は定員が12人で、超えた場合は初心者優先になるとのことでした。
輪になって自己紹介の時間!
参加登録した後は輪になって自己紹介をします。イベントを運営する事務局、5日間の参加者を引っ張ってくれる引率の皆さん、そして参加者の皆さんが、普段していること、VRChat歴などなどを話します。
自己紹介のタイミングでみんなでフレンドになりましょうという声かけがあり、一斉にフレンドになりました。こういう声かけがあると参加者側はありがたいですね。
いろんなワールドで一緒に遊ぼう
5日間は、引率の皆さんがみんなで楽しく遊べると考えて選んでくれたワールドを巡ります。ワイワイ遊べて、お互いのことを理解しながらやるゲームワールドが多かった印象です。アクションやホラーなど、事前に自分が苦手なジャンルを伝えることができるので苦手なジャンルがある人も安心して参加できます。
イベントは22時30分から23時30分までの1時間ですが、そのあとは『放課後の放課後』と呼ばれる時間。
ここからは自由参加で残れる人はワールドを移動してもっと遊んだり、ゆったりできるワールドで引率の方や参加者同士交流を深めたりできます。ゲームワールドで遊んでいるだけではあまり取れないおしゃべりの時間を取ることができました。
気が付くと最終日
そんなこんなで気が付いたら最終日。すっかり朝から『放課後』を楽しみにしていた自分がいましたが、それも今日で最後です。
イベント終了の時間、いつものように集合写真を撮った後に事務局、引率からご挨拶。
「一応イベントとしては終わっちゃいますけど、ここからが私たち8期の関係の始まりともいえるので、これからもみんなで仲良くしましょう!お疲れさまでした!」
「ここで終わりじゃないです。ここがスタートですから。気軽にインバイトしたり、されたりできたらと思います。」
というコメントで『放レ部』8期は幕を閉じました。
参加者に感想を聞いてみた
Twitterでイベントのことを知ったのと、フレンドが以前参加していて、少人数でワイワイできるのが楽しいと聞いたからです!これまでイベントにあまり参加してこなかったので面白そうだと思い参加しました。
引率やっている人に知り合いがいて、話をきいて面白そうだと思ったからです!なかなかスケジュールが合わなくて参加できなかったのですが、ようやく参加できました!
5日間終わっちゃいましたが、参加してみてどうでしたか?
楽しかったです!
5日間連続で遊ぶので、1日で終わらないところが良かったですね。私はあまり大人数だと、ごちゃごちゃして輪に入っていきづらいのですが、10人程度で集まってゲームしながら遊ぶのはすごく楽しかったです。
引率の方もいろいろ気を配ってくれていたので、みんなとおしゃべりをしたりして交流を深めることもできたんじゃないかなと思います。
ふだんからゲームワールドに行くことはありますが、普段集まるフレンドが少人数で集まるので、こうやって大人数で遊べ楽しかったです!
参加者全員に話を聞けたわけではありませんが、上限12人という人数設定や、時間帯についても参加しやすいといった声も聴くことができました。
筆者も5日のうち4日参加しましたが、平日は仕事で帰宅が遅くなりがち、かつあまり遅くまで起きていられないので、22:30という時間がちょうどよいと感じました。
運営陣にインタビュー!
最後にイベントを運営する事務局のうら_6さん、Tempurara(てんぷら)さんと、今期引率のArya(あーりあ)さん、山盛りのからあげ(やまも)さんにインタビューしました!
きっかけは「こんなイベントあったらいいな。ないならつくってしまおう」
『放課後レクリエーション部』を始めようとしたきっかけは何ですか?
以前、2週間の学園型イベントに参加したことがあり、授業の後にみんなでワイワイ集まって遊んだ時間が楽しかったので、そのようなイベントがあると楽しそうだなと思ったのがきっかけです。ないなら作ってしまえの精神で作っちゃいました。
イベントで使用するワールドはどんなワールドが多いですか?
事務局のほうで引率に対しておすすめワールド一覧は提示していますが、あまり口出しはしないので、使用するワールドは引率の趣味が出ます。
あとは、参加者がアクションが苦手とかであれば、クイズ系やボドゲ系を増やしたり、Quest単体の参加者がいればQuest対応のワールドに行くなど、その期の参加者みんなが楽しめるようにしています。
『放レ部』のDiscordサーバーに各期の引率だけが見ることができるチャンネルがあるのですが、8期開始前に打ち合わせをやっていたみたいですよ。
私は過去に参加者として参加したことはあるけど引率は初めてで、リーダー(あーりあさん)に全部任せてました!
でも毎日「今日どこ行きます?」って話降ってたのはやまもさんでしたね。
やめてよそういうこと言うの!!隠してたんだから!!
引率で考えることは、「結局、みんなが楽しめるかってとこだけ」
引率するにあたって、気にしていたことはありますか?
いろいろありますね。Quest単体の方の負荷が大きくなりすぎないようにとか……
結局それはもう「みんなが楽しめるか」っていうとこだけですよね。それを細分化したひとつでしかない。そこだけです。
名コメント出たww
引率の方は『放レ部』開始時から引率をされている方か、以前『放レ部』に参加した経験がある方とのこと。イベント中もみんなが楽しめるよう常に気を配ってくれていました。
5日間楽しませてもらったり、お話を聞かせてもらったりした8期参加者、事務局、引率の皆さんありがとうございました!
おわりに
操作を覚えたら、『放レ部』に参加してみよう!
放レ部で過ごした5日間はあっという間で、個人的にはイベントが終わってももっと遊びたい、もっとお話ししたいと思える仲間と出会えたと思います。
VRChatをプレイする理由、「ワールドを巡りたい」「参加したいイベントがある」など、人によってさまざまだと思いますが、「一緒に遊びたいフレンドがいるから」という方も多いと思います。
つまり、「VRChatで気軽に遊べるフレンドがいればVRChatはもっと楽しい!」のです。
VRChatを始めたばかりで、一緒に遊べるフレンドが少ない方、これから一緒にVRChatを楽しんでいく仲間が欲しい方は、一度『放レ部』に参加してみてはいかがでしょうか?
VRChatをより楽しいものにできる、素敵な出会いがあなたを待っているかもしれませんよ!
主催のTempurara(てんぷら)さんのTwitter: @Tempura_VRC
Tempurara(てんぷら)さんへのフレンド申請:VRChatプロフィール
過去のイベントの様子はTwitterハッシュタグ #放レ部
このイベントは何で知りましたか?また、参加したきっかけは?