VRから、美術の新しい出会いが始まる。『ARTLINK 2026』参加アーティスト募集!【寄稿】

WESON MUSEUMは、2026年11月にVRChatで開催する美術総合展『ARTLINK 2026』の参加アーティストを募集しています。
ARTLINKは、国内外の作家と鑑賞者がVR空間に集まり、作品を見て、言葉を交わし、新しい関係を育てる展覧会です。VRやメタバースに詳しいことは、応募の条件ではありません。学生、新進作家、初めて展覧会へ応募する方を含め、経験を問わず意欲ある作家を歓迎します。
作品を、これまで出会うことのできなかった人へ届けてみませんか。

ARTLINKとは?

「ARTLINK」は、植村友哉氏齊藤大将氏が2023年からスタートした、現実とバーチャルを繋ぐVRアートイベントです。

(ARTLINK 2024年の様子)

ARTLINKは、画家の植村友哉とWESON MUSEUM開発・運営者の齊藤大将が2023年に始めた、現実とバーチャルをつなぐVRアートイベントです。
会場となるWESON MUSEUMは、2021年にVRChat上で開館した常設のVR美術館です。現在は「天空美術館」「森美術館」「パラオ美術館」「雨降る美術館」の4館を運営し、それぞれ異なる光や音、自然環境を生かした展示を行っています。
ARTLINKが大切にしているのは、作品をデジタル化して並べることだけではありません。作家と鑑賞者が同じ空間に立ち、作品の前で言葉を交わす時間を、展覧会の中心に置いています。
WESON MUSEUMでは毎週土曜日の21時から22時まで、作家本人と各館を巡るVR在廊ツアーを開催しています。参加者は制作の背景や作品に込めた思いを直接聞き、感じたことを作家やほかの鑑賞者と自由に話すことができます。これまでの在廊イベントには、累計1万5,000人以上が参加しました。

VRが、美術への入口を広げる

日本では、美術が日常から少し離れたもの、知識がなければ楽しめないものとして受け取られることがあります。
しかしVRChatでは、友人に誘われたり、ワールドを巡る途中で偶然立ち寄ったりした人が、自然に作品の前に立ちます。普段は美術館へ行かない人が作品に興味を持ち、作家との会話をきっかけに、現実の個展や展覧会へ足を運ぶこともあります。
作家にとっても、VR展示は新しい鑑賞者やファンと出会う機会になります。作品輸送や遠方への移動を伴わず、地域や国境を越えて作品を届けられることも、VR美術展ならではの特徴です。
VRは目的ではなく、美術と人をつなぐための手段です。ARTLINKは、美術の内容を変えるのではなく、美術へ入るための扉をより広く開くことを目指しています。

(毎週土曜日21時〜22時に行なっているVR在廊の様子)

17名の作家が参加した『ARTLINK 2025』

2025年11月6日から19日まで開催した『ARTLINK 2025』には、主催者を含む17名のアーティストが参加しました。油彩画やアクリル画をデジタル化した作品、デジタルアートなど、多様な表現が一つのVR空間に集まりました。

会期中には作家本人がVR空間に在廊するイベントも開催。来場者は作品を鑑賞するだけでなく、作家から制作背景を聞き、感想や質問を直接伝えました。
VRに馴染みのなかった作家と新しい鑑賞者が出会い、バーチャルでの接点が現実の展示への来場や継続的な交流につながる場面も生まれています。

(画像:ARTLINK 2025の展示会場)

国境を越えた文化交流へ

WESON MUSEUMの活動は、日本国内にとどまりません。
2026年5月にはチームがパラオ共和国を訪問し、パラオ大使館、ベラウ国立博物館、現地アーティストと交流しました。文化遺産のデジタルアーカイブや、VRChatを会場とする日本・パラオ共同展示の実現に向けた協議も進んでいます。
作品を運ぶことが難しい距離であっても、VR空間なら同じ場所に集まり、鑑賞し、対話できます。ARTLINKは、作家と新しい鑑賞者をつなぐとともに、美術を通じた国際交流の可能性を育てています。

https://islandtimes.org/virtual-gallery-project-opens-new-digital-stage-for-palauan-artists/

『ARTLINK 2026』作品募集概要

  • 開催時期:2026年11月1日〜11月14日
  • 会場:WESON MUSEUM(VRChat内)
  • 応募締切:2026年9月15日(火)
  • 応募費:3,000円
  • 応募作品:応募者本人が制作し、著作権を有するオリジナル作品
  • 応募点数:最大2点
  • AIで生成した作品:応募不可
  • 応募対象:初心者・経験者ともに歓迎

※状況に応じて情報の修正が行われる可能性もありますので、その際は、運営側からの発信をご確認ください。

応募方法

以下の応募フォームから、必要事項と作品情報をお送りください。
応募フォーム:https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSco6E4RJH0Dsa_JDc5RzyDALeNc2l41njEvquC_zrA2eQqdgQ/viewform

応募やVR展示について不明な点がある場合は、WESON MUSEUMへお問い合わせください。VR展示が初めての方にも、作品データの提出方法や展示までの流れを案内します。

Web:https://weson-museum.com/
E-mail:wesonmuseum@gmail.com
X:@WESON_MUSEUM
Instagram:@weson_museum
Discord:http://discord.gg/kGHFcAZZDX

あなたの作品を、まだ出会っていない誰かへ

VR展示の経験がなくても、VR機器やワールド制作の知識がなくても、作品を届けたいという思いが出発点になります。
いつもの展示場所とは異なる空間で作品を見せたい方。地域や国境を越えて、新しい鑑賞者と出会いたい方。作品について直接言葉を交わしたい方。
『ARTLINK 2026』で、あなたの作品と誰かの新しい出会いをつくってみませんか。
皆さまからのご応募をお待ちしています。

寄稿者紹介

大将

私立VRC学園共同創設者, WESON MUSEUM 運営者

投稿者プロフィール

バーチャルライフマガジン編集部
バーチャルライフマガジン編集部