都心の生活感ある町ってなんか居やすいですよね。
……せや! 再現して“みんなが日常で使えるワールド”を目指そう!!
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そんな思想のもと、『VRChat』で日常を過ごすためのワールドを『BEAMS』がプロデュース!
2024年5月31日(金)、国内外ブランドやオリジナルの衣料品や雑貨を販売するセレクトショップ『BEAMS』が、常設ワールド『Tokyo Mood by BEAMS』をオープンします。
『BEAMS』と言えば、『バーチャルマーケット』でも(2024年5月現在)企業最多となる7回もの出展をしている企業。過去には、バーチャル接客を行ったり、実際に服を試着しランウェイを歩けるシステムをブースに導入したりと新しいアイデアで様々な取り組みを行い、どこよりも早く・長くメタバース事業に挑戦し続けている企業さんであることから、『VRChat』のユーザーにとっても広く認知されている存在です。
そんな『BEAMS』が、ついに自社の常設ワールドをオープン。
「こりゃ、気合の入ったファッションショップのワールドが誕生だ~!」
……と、思うじゃないですか?
いや、気合は入っていたんです。ちょっと、予想していない方向だっただけで! 今回は、そんなワールドを先行体験し、取材陣を虜にさせた、凄すぎるワールドをご紹介します。
目次
joinすると、なぜか来たことがある気がする街
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『Tokyo Mood by BEAMS』では、『カデシュ・プロジェクト』と協力し『VRChat』で楽しめるワールドを制作。この時点で勘の良い方は「……ん?」となると思いますが、先に進みましょう。
目指したのは「10年愛されるワールド」とのこと。なるほど~。なんか凄そうですね。
では、さっそく行ってみるか~!
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あれ? 入るワールド間違えちゃったかな? うっかりうっかり~。
……ん? 奥になにか。
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あれは……?
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『BEAMS』じゃん!
あってるわ! 此処が 『Tokyo Mood by BEAMS』だ!
入場口は怪しい高架下。周囲には繫華街が広がり、自動販売機やトラック、ラーメン屋に居酒屋。まるで人々が息づいているような生活音が街には響きわたり、来たことないはずなのに、なぜか知っている『BEAMS』のワールドがそこにはありました。なんかとんでもないことになっている。
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度々走ってくる電車の光や音が街に響き「なんかよく知ってる場所な気がする」と思わず言葉がこぼれてしまいます。ちなみに、電車はグローバルになっており、みんなが同じタイミングで通ったことがわかる仕様。
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コンビニエンスストアもあり、外から近づいて耳をすませると店内放送も聞こえてきます。いたるところにあるポスターや看板、環境音を含めて『カデシュ・プロジェクト』がすべて用意したもので、それぞれの店内ではオリジナルのBGM等が流れています。もちろん、著作権もクリーン。『カデシュ・プロジェクト』ならではのユーモアもてんこもりで、お散歩するだけでもう楽しい。
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いい感じに廃れた感じの居酒屋は換気扇とダクトが丸出しになっており高架下のリアルな居酒屋を想像させます。こだわり抜いているからこそ守られている雰囲気。ワールド全体がフォトスポットとして活用できるように作られており、ライティングもカデシュチームのノウハウが詰め込まれています。写真撮影だけでなく、動画撮影にも持ってこい! 色々なシチュエーションが思いつくことができて、いつまででも過ごしていたい……。
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内覧会では、「ありそうでなかった、こんな雰囲気のリアルな街のワールドが欲しかった!」という声も聞こえてきました。
みんなが日常を過ごせるワールド
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『Tokyo Mood by BEAMS』が目指すのは「10年愛されるワールド」。そのために、『BEAMS』が注力したのは、メタバースで日常を過ごすみんなが、日常的に過ごせる場所を作ることでした。
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ファッションショップって、“そのために街へ遊びに行く”のではなく、街に遊びに行くついでに立ち寄る場所ですよね。メタバースという空間でもそれは同じで、此処はみなさんの生活に溶け込む場所にしたいと考えました。
ワールドに店舗を構える居酒屋やゲームセンターの多くが内装までしっかりと作られており、飲み物やフード類なども充実。「ここで、いろんな人が日常を過ごしたり、イベントなどでも活用してほしい」といいます。
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ワールドの各所にはミラーが設置されているほか、QvPenも完備。SE、BGM、ポストプロセスのON/OFFや、撮影のためにワールド全体のコライダーのON/OFFを切り替えるフォトモードも完備するなど“わかっている”システムが揃っています。
なお、これらの切り替えメニューは、入場口の高架下でグラフィティになっています。おしゃれ……。
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どこを撮ってもオシャレさ全開。特に、お店の裏側に流れる川側は表側とは違った表情を見せてくれるのでエモさがup!! 片手にカメラを持ちながら色々な場所でお写真を撮りたくなること間違いなしです。
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BEAMSのショップには、フォトスタジオも!
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そんな街に溶け込む形で『BEAMS』のショップは登場します。『BEAMS』の企業理念の一つでもあるように、常にその土地の「生活者」を中心に考えたカメレオンのような『BEAMS』らしさがここで現れているよう。
正面にはバーチャルファッションショー『Voyage』にも参加した2着がショーウィンドウに飾ってあり、美しく迫力があります。ショーウィンドウのお洋服は、新作に合わせ変わる可能性があるそう。白色のコンクリートのような建物は街に馴染みつつも、しっかりと印象に残るような佇まいです。
1階は展示&試着スペース。気になったら“すぐに買える”
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大理石があしらわれている店内は、高級感があり外の様子とはガラリと違っています。1階には、『BEAMS』が販売中のバーチャルウェアが並び、手をかざすとBOOTHの販売ページにアクセス可能。気になる商品をサクッと探して、すぐに購入が可能です。なお、こちらに並んでいるバーチャルウェアは、定期的に更新されるとのこと。
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試着室もあり、自分のアバターで試着することも可能です。『VRChat』での着用感がわかってから買えるのはとってもありがたい!!
ここにくればショップのサムネ写真が撮れる!? フォトスタジオを完備
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2階には3種類の背景があるフォトスタジオがあります。実際に『BEAMS』で買った服や自分の持っている服を使って写真を撮るために用意されたスペース! 本物のフォトスタジオのようなライトが設置されており、モデルになった気分でドキドキしてしまいます。
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実際に写真を撮ってみると隣に並ぶだけでも素敵なお写真に。背景に合いそうな改変をしても面白そう!! 自撮りするだけでなく、フレンドと一緒に来て写真を撮ったりフレンドの写真を撮ってあげるのにもピッタリです。
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お店の裏側はこんな感じ。「よく、実店舗でもスタッフが休憩している場所」をイメージして作られているそうです。リアルだ。ここでくつろげば、貴方もお店のメンバー。
建物の屋上へ行くことも可能!
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隠し要素として、『BEAMS』の近くの建物にはなんと屋上に行けるギミックが隠されています。写真の右側、階段の先にある扉をuseすると移動出来ます!
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屋上は雰囲気のあるチルスペース。屋上から見えるビル群の夜景は抜群に綺麗で、都会の喧騒と融合してなんだかアダルトな気分に浸れます。電車と同じ高さで近づくことが出来るのでここから電車と一緒に写真を撮るのもgood!
みんなから、10年以上愛されるワールドへ
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『Tokyo Mood by BEAMS』は公開だけで終わらず、ワールドの継続的なアップデートと運営を行っていくそうです。さらに、今後『BEAMS』は企業だけでなくメタバースのコミュニティとのコラボにもこのワールドを活用するとのこと。
『BEAMS』スタッフ・木下さんいわく、「実際にワールドを制作する際に、多くの方に愛されているワールドへ行き、人が集まる理由を『カデシュ・プロジェクト』と一緒に考え作り上げました」とのことで、その本気ぶりが伺えました。
「『BEAMS』のワールドだけど、みんなのワールドでもありたい。」そんな『BEAMS』らしい思いが詰まった最高のワールド。
ぜひ、新たな“いつもをすごすワールド”として、フェイバリットワールに登録しておきましょう!
補足:ワールドオープンにあわせた音楽イベントが開催!
5月31日のワールド公開時に21時から『Yamaha』の協力の元、音楽イベントが開催されます!VRChatで活動しているヴォーカルデュオの『AMOKA』のお二人やVRChatで活動しているVRインストユニット『StrollZ』、VRで活動するバーチャルブルースロックバンド『JOHNNY HENRY』と豪華なメンバーの皆さんが登場!
これは行くしかない!!
投稿者プロフィール
![ぬいぬい/nuinui](https://vr-lifemagazine.com/wp-content/uploads/2024/02/VRChat_2024-02-17_00-03-10.717_4320x7680-2-150x150.jpg)
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(制作協力)
ステッカーをあえてぐちゃぐちゃに貼って実際なリアルな都心の雰囲気を再現しました! スタッフのクレジットをグラフィックアートにして雰囲気が壊れないようにも工夫しています。