目次
麻雀について
麻雀は、およそ150年前に中国大陸の明で現在よく見るような形に近づいたとされ、日本には大正末期に伝わってから大衆に広がり大人な遊びとして親しまれています。
近年では、アーケードゲーム『麻雀格闘倶楽部』やスマートフォンゲーム『雀魂』などに加え、プロ雀士が活躍する『Mリーグ』の設立などで盛り上がりを見せています。
麻雀は、数字が描かれた萬子(マンズ)・筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)各9種類の計27種類と字(方角や中など)の書かれた字牌(じはい)が7種類あり、これらの種類が各4枚の計136枚あるの牌のうち14枚を組み合わせ、役を作り点数を競うテーブルゲームです。
VRChatでは、主にスズ製作所さん制作の全自動麻雀卓(通称:青空麻雀)のアセットがワールドに設置され、楽しまれています。
この全自動の麻雀卓は、煩わしい点数計算をしてくれたり、CPUを使って対戦をしたり出来るので、誰でも簡単に楽しむことができます。
ですが、麻雀は、基本的に4人いないと遊ぶことができませんので、人を集める必要があります。
雀荘イベント Bar八連荘
そこで今回紹介するのは、水曜日と土曜日に開催されている麻雀イベント「Bar八連荘(パーレンチャン)」です。
オープンは夜9時から。主催のEdge-Oneさんにフレンド申請して、ワールドに参加(Join)します。
イベントでは、アバターは負荷軽減のためPoor以下の利用をお願いしています。
初見さんの場合、スタッフさんがワールドの説明・卓の使い方を説明してくれるので、初めて来た人も安心です!
今回は、初めての方でも安心なように流れを紹介します。
初めて来店した場合
設問に答えてワールドに入りカウンターに向かうと、スタッフの方が説明しに来てくれます!
麻雀イベントなのですが、雑談したりフレンドさんの卓を観戦したり、自由に過ごしてもらって大丈夫です!
もし、ご自身で打つ場合はあちらのスイッチを押してもらうと待機人数に追加されるので、人数が集まり次第案内しますね。
最初は、負荷軽減のため卓は見えてないんですが、アルファベットの上に白いパネルが浮いているので、それを押していただくと、同期した卓が出てきます。
初めて卓を使う場合
アナウンスをされたら、スタッフの方の指示に従ってついていきましょう。
まず、この(卓を表示して同期すると書かれた)白いパネル押してくださいね。
席順を決めるので、この白い玉を押してください、押すと数字が出てくるので、数字の書かれた席についてくださいね。
これを使うと足元に透明の足場(ロリコライダー)が発生するので、身長の低いアバターでも高さ調整して楽しめますよ。
卓に着いてもらうと、東風か半荘か決めてもらいます。
準備が出来たらSyncボタンとENTRYを押して始めてくださいね!
もし忘れても、以上の流れをスタッフさんやまわりの常連さんが丁寧に説明してくれるので、安心してくださいね!
Bar八連荘について
(2024年11月時点で「P」卓までの16卓に増えました。)
Bar八連荘の卓は、冒頭に紹介した「青空麻雀」を改変したものになっており、鳴きボタンやフォントの改変・理牌や待ち表示などがされています。
通常麻雀は4人麻雀のみのプレイですが、このワールドでは3人麻雀でも遊ぶことができます!
役の一覧が書かれたボードもあり、役が分からない初心者に便利です。
そして「NANIKIRU Parenchan」というコーナーもあり、参加者とともにどの牌を切るか考えて楽しむ場所もあります。
毎月第一土曜日には、同時間帯に開催している「Quest麻雀最弱王」決勝戦のパブリックビューイングが行われたり、昨年のサッカーW杯カタール大会では、試合を裏(リアルテレビ)で見ながら応援して盛り上がっていたりして、スポーツバーの要素も。
2022年にオープンして以降、週2回イベントを開催しており2024年10月末には、2周年&開催250回を迎えました!
役満でアガれたら記念撮影!
イベント中に、珍しかったりすごい役でアガると記念写真がワールドに飾られます!
ちなみに、飾られる基準としては四人麻雀なら役満無条件達成。
三人麻雀の場合は珍しい役・2倍役満以上と決まっています。
Bar八連荘では、過去に「地和」や「4倍役満」といったトンデモ役が発生したこともあります。ぜひ、すごい役を狙ってアガってみてくださいね!
店長さんとギミック製作者の方にインタビュー!
Bar八連荘を制作するきっかけ
このイベントを始めたきっかけって何ですか?
もともと麻雀のワールドはたくさんあったけれど、一人でふらっと麻雀したい人が遊びに行けるイベントはないなと思って、じゃあ自分でやろうとなったのが、きっかけですね。
大会イベントはあるけど、定期的に集って遊べる所はなかなかないですからね。
「麻雀打ちたいな」と思ったときに、どこ行けばいいのかわかんなかったから「ここ行けばいいんだな」というイベントになればと思って。
ワールドを作るんなら、たくさんの人が打てたら良いよねっていうことで、8卓くらい並べちゃって、名前も「八連荘」にしたら?って言ったんですよね。
八連荘(パーレンチャン)とは、麻雀におけるローカル役のひとつ。役満。1人のプレイヤーが8回連続して和了したときに成立する。
Wikipedia 八連荘のページより引用
もともと作ってたワールドがあって、雀卓置こうかなって思っていたところに、アイデアもらったのでこの「八連荘」っていう名前になりました。
雀荘のワールドはたくさんあったけど、二番煎じ作って被ってもアレなので趣味丸出しで作ろうと思って!
もともとは、雀卓が8つだったから八連荘って名前なんですね!
そうそう、でも8卓置いたらワールドオーナーが重いことが分かったので、デバッグ用に作ったのが緑一色(後述)っていうワールドです。
八連荘のデバッグワールドとして作ったのが緑一色で、それを「パブリックにしちゃえ」っていうことで公開したのがあのワールドなんです。
緑一色で軽くなった経験を基にして、2022年のGWくらいにオープンしました!
「緑一色」のワールドへのリンクは下の方に記載してあるので、気になる方はどうぞ!
VRChatでの麻雀について
ベースが青空麻雀だから、青空麻雀って偉大ですよね。
ネット麻雀感覚で、打てるようになったのはありがたいです。
VRChatの麻雀は、ネット麻雀と現実の麻雀との中間くらいの中でもゲーム寄りなので、他のプレイヤーと話しながらワイワイ打てるのがいいよね。
ゲームの麻雀は相手が見えないし、現実の麻雀は煩わしいし…その点VRでやるとその煩わしさを取っ払って喋りながら出来るメリットがあって、知らない人とも交流できますからね。
VRChatでの麻雀を知っちゃうと、物足りなく感じちゃいますね…
VRモードじゃなくても、デスクトップモードでも「相手がそこにいる」のが大きいよね。
見えない誰かじゃなく、見える誰かがいるのがデカい。
麻雀は自分以外の3人集めてくるのは難しいけど、ココだったらふらっと来て誰かと打てるしね。
こだわり
他の麻雀ワールドとの差別化のほかに、強いこだわりが一つあるそうです。
緑一色と八連荘は、役表示とかに使ってるフォント(字体)が結構違っているんですよね。同じベースの卓だけどフォントは違うよって。
私は、麻雀は明朝というか楷書体が良い!
俺はゴシックかな。役が表示された時に、太いゴシック体でデーン!と表示された方気持ちいいからね!
っていうフォントの方向性の違いがあったりしますね。
そのさりげないこだわり、良いですね!
Bar八連荘で使ってるフォント、フォントう本当に良いフォントだと思いますよ!
雰囲気の良いワールドはあるけど、みんなで遊べるのはここくらいだと思うよね。
麻雀しなくても、ただ雑談しにくる人もいるからここは面白いよね!
そういう人も歓迎です!
さいごに
まさに目の前に人がいて、にぎやかな雀荘で遊んでいる感覚。交流・駆け引きをしながら楽しむことが出来ます!
筆者は、対面で表情や歓声が聞こえる臨場感を経験してしまったので、スマホゲームでの麻雀に物足りなさを感じてしまいました…
興味を持った方は、初めて訪れた人にもやさしい「Bar八連荘」を訪れてみてはいかがでしょうか!
麻雀ワールド 麻雀 緑一色
Bar八連荘に行かずとも、Bar八連荘のギミックを作ったFujisawaさんのワールドである「麻雀 緑一色 」では、同一のシステムを採用しており、誰でも自由に楽しむことが出来ます!
『Bar八連荘』公式X
ギャラリー
2023.3.6 記事公開
2024.10.25 公式Xのリンク追加・一部文章の修正
2024.11.03 文章や写真の更新
https://vrchat.com/home/launch?worldId=wrld_3ba753d6-a13d-4355-ad84-915677a3a322