2月2日、バーチャルライフマガジンは大丸・松坂屋より販売された、オリジナルアバター第二弾のプレス向け試着会にご招待いただきました。
目次
第二弾アバターについて
第二弾となる今回は、『愛結華』、『璃空』、『妃白』、『湊渚』、『紅遠』の五体が登場。
試着会ではこのうち『紅遠』を除く、『愛結華』、『璃空』、『妃白』、『湊渚』の4体についてお話を聞くことができました。
アバターのイチオシポイントやこだわりは?気になるところをお届けします!
各アバターの紹介
愛結華(あゆか)
全身白でまとめられている衣装は、襟元や袖等を見るといろいろな素材が組み合わされています。また、中国結び風の黒いワンポイントが可愛い女の子です。この中国結びは実際にメッシュが編まれています。
モデリングを担当されたみりのさんによると、やわらかめで、コントラストが出やすい形状になっており、立体感が楽しめるアバターとのこと。
上着を脱ぐと印象ががらりと変わります。さらに、アイテムとしてキセルを持つことができます。ゆらゆらとした煙のほかにも、ハートのパーティクルを出すことができます。
璃空(りく)
青いリボンの装飾が特徴的な男性アバターです。第一弾の鳳蝶と共通の素体になっています。
デザインを担当されたBALANCEさんは、第一弾で『風璃』のデザインも担当されています。
モデリング担当、伊ノ本カズラさんコメント
『風璃』と並んで写真を撮ったりするなど、ペアで遊べることを意識しています。そのため、同じ質感を出せるようにこだわりました。シルエットや服の皺などはポリゴンで作りこみつつ、テクスチャでも作りこんでいます。また、首元のリボンは半透明になっていますが、これも『風璃』に合わせて作りこみを行いました。
髪型はウルフカットになっています。『風璃』が髪型を変えられるので、それに合わせて『璃空』もおでこを出したり、ショートヘアにすることも可能になっています。
付属アイテムは風船ガム。喋るとガムが膨らんだり縮んだりします。アイテムはまきさんが担当されています(※)が、少し悪そうな顔も似合いそうな『璃空』にピッタリなアイテムだと思います。表情は40種類以上組み込んでいます。
※まきさんは璃空だけでなく、他アバターを含む全体のアイテムギミックを担当
湊渚(みお)
クラゲや熱帯魚がモチーフの衣服がキラキラしているのが特徴なアバターです。髪の毛は暗いところで光り、付属アイテムとしてクラゲを出すことができます。
モデリング担当、戸森美影さん、テクスチャ担当、だるだなさんコメント
滑らかさを念頭に置きつつ、綺麗に動くように制作しました。イラストの質感が出るようにテクスチャを研究しています。
髪の毛の内側が光るのですが、ただ光るだけではなく、より深みのある光り方にしています。暗いところで是非見ていただければと思います。
表情はハンドサインと乖離しないような設定にしています。メニューからは印象的な表情も出せるようにしました。
クラゲはギミック担当のまきさんの他にも、(仮)さんに入っていただきチームで制作しています。(※)クラゲの構造も研究していきながら作成しましたのでかなりしっかりしたものになりました。内側の質感もかなり苦労したので、是非見ていただきたいです。
※(仮)さんは他にも湊渚と妃白の素体(TypeUMD)のモデリングを担当されています。
妃白(ひしろ)
大きなハットや衣装のシルエット、少し大人っぽい雰囲気が特徴のアバターです。デザインは第一弾の『龍青』と同じ米室さん。
モデリング担当、RADIKAさんコメント
『龍青』と『妃白』に共通する点として、どちらのアバターも陶磁器がテーマになっています。陶磁器独特の光沢を楽しんでいただきたくて、雰囲気をリアルめに寄せています。
『龍青』はテーマが青磁器で、青みがかった色味をしています。『妃白』の方は私の解釈なのですが、ボーンチャイナという、イギリス発祥の磁器をテーマにしています。クリーム色に寄りつつも黄色味の強い色をしています。この違いを意識して出すように制作しました。
顔や表情については、上品な雰囲気を第一に意識しています。一方でわざとコミカルな表情を入れたりして、お姉さんなんですけど大人過ぎず、優しさを強調するような作り方を心がけています。
アイテムは二種類あります。カップとソーサー、そしてステッキです。陶器がテーマなので、ステッキも陶器で出来ているという設定で作っています。
共通素体はどうなっている?質疑応答も!
――共通素体が6種類あるという事で細分化されている意図があればお聞かせいただきたいです。
ラインナップとしては、男性・女性、SMLのようなイメージで揃えています。アバターを着た時のバランスやビューポイントが違和感ないような物を選んで欲しいという事で、このようなラインナップになっています。
ーー第一弾、第二弾を見ていると、リアルクローズとファンタジーで半分ずつという印象ですが、リリースの際にバランスを意識されているのでしょうか。
全体のテーマとしては正装というのを持っています。『璃空』等はカジュアルな面も持っていますが、綺麗なワールドに行ったりパーティに参加できるような見た目にしています。
色々なバランスを考えてラインナップは揃えていますが、クラゲにのったり、大きな帽子をかぶったりというのはバーチャルならではのファッションだと思うので意識しています。
ーー正装という共通コンセプトではあると思うのですが、前回に比べてカジュアル感のある服装だったり、ファンタジーのような雰囲気が増えてきたような気がしています。VRChatっぽさがあると思ったのですが、違いを意識されたのでしょうか。
スタンスは変わっていないのですが、VRでより楽しめる表現を出したいと思って制作をしています。VRへの理解が深まっていく事で色々なアイデアが出たというのがあるかもしれません。
正装と一言とっても解釈の仕方は色々あると思っています。スーツやドレスは分かりやすいと思いますが、設定する世界線や前提が異なると、正装のあり方が変わってくると思っています。そういったところから、イラストレイターさん達と練り上げているというのが背景としてあります。
質疑応答をもって試着会は以上となりました。
気になるアバターはいましたか?2月9日には5体目の『紅遠』も販売予定とのことですのでお楽しみに!
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