2023年10月に発売され、そのクオリティや参加クリエイターの豪華さが話題の、大丸松坂屋百貨店による『VRChat』対応オリジナルアバター。2024年2月には、第二弾となる5体の新作アバターの発表や、バレンタインに合わせた3Dモデルの配布など、みんなを驚かせる展開が続いています。
バーチャルライフマガジンでは、大丸松坂屋百貨店のオリジナルアバターを毎週レビューしていく特別連載を実施中！
第5回となる今回は、『龍青（りゅうせい）』を着用＆レビュー！ 天に昇る龍のような、神秘的で力強さを宿した“正装”の魅力をお伝えします！
見た目よりも筋肉質。エレガントな白スーツのナイスガイ
『龍青』は、白いスーツと腰まで伸びるポニーテールが特徴的な男性アバター。優雅にたなびく髪の動きが、天に昇る龍のような印象を与えます。
最大の特徴はスーツのデザイン。中国の青磁器をイメージした模様はアシンメトリー（左右非対称）で、スーツ全体に描かれています。非常に目を引くデザインです。
足元のヒール付きブーツにまで模様が描かれています。ここも、左にだけ模様が見られるアシンメトリーなデザイン。こだわりが感じられます。
頭部のヘイローから首元のネクタイ風のアクセサリーなど、装飾はかなり豊富。いずれもExpressionメニューからON・OFF可能です。
同じ男性アバターとして、いろいろな顔を見せてくれた『鳳蝶』とは裏腹に、表情はあっさりめ。変化しているのがうっすらとわかる、クールでエレガントなナイスガイです。
髪型も相まって“端正な美形”という雰囲気を纏う彼。されど、体つきはかなり筋肉質。インナーの上からでも、がっしりした肉体が感じ取れます。
両手も大きく、ゴツっとした肉付き。テクスチャも相当細かく描かれており、“リアルな男性の手”を感じ取れるはずです。
クールでミステリアスだけど、体つきはガッシリ。一目では看破しきれないほど、様々な要素が入り組んだ正装の男性です。
龍の化身のような、神秘的な存在感
それでは、『龍青』の魅力を探る撮影に挑みましょう！
モデルは古紫絢音さん、カメラマンはNeomanceさんと、実力派の面々と共に、彼の魅力を探っていきます。
まずは、美しい水面と遺跡のワールドへ。神秘的な空間ですが、『龍青』さん、完璧に溶け込んでいます。
あまりに神秘的。容姿も装いも、どこか超然とした存在のように感じます……！
「龍の化身」って言われても信じちゃうでしょう！ 美しく、かっこいい……。
次は、仙人が住んでいそうな渓谷へ。草木と岩肌のコントラストが美麗です。
自然豊かなロケーションにも悠然と立っております。ただものじゃあないです、この雰囲気。
ちょっくらジャケットを脱いでもらってもいい感じ。オフの日の姿かもしれません。
谷間を優雅に覗く姿。「Explorer（冒険家）みたいだね！」と、Neomanceもたくさんシャッターを切っていました。
正装を纏いながらも、神秘的な場所でも、大自然の中でも、圧倒的な存在感を放つアバター。『龍青』になって、天駆ける龍のように、颯爽とエレガントに『VRChat』を歩んでみましょう！
↓↓↓各アバターをご紹介する連載記事はこちらから！↓↓↓
■撮影ワールド
ワールド名：Kurotori Photo Studio［WIP］ 製作者：kurotori
https://vrchat.com/home/world/wrld_5f9ac409-3459-4254-98fb-66c5cbdc23ac
ワールド名：Obsidian 製作者：★-Nine-★
https://vrchat.com/home/world/wrld_18a596a0-2cc3-43d0-bcf1-bdf4d30665b1
ワールド名：The Mist Filled Peaks 製作者：Little Yui
https://vrchat.com/home/world/wrld_ba8281da-3d81-4ba6-83f9-96a6b8ec75e9
無限歩行インストラクター
古紫絢音（@comuneeVR）
“無限歩行”と呼ばれる技術を楽しく広める『InfinitePedestrian』のリーダーを務める。肉体をメインアバターに合わせるモデルアクター。
VR Photographer
Neomance（@Neomance）
自身のツイッターで「#VRChat_world紹介」と「#Booth_avatar紹介」を毎日更新している写真家。
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老舗百貨店として知られる大丸松坂屋百貨店は、『バーチャルマーケット』の常連企業のひとつ。様々なグルメやアート作品の展示、バーチャル接客なども実施してきました。
2023年10月には、メタバース事業へ参入を発表。“正装”をコンセプトに掲げ、第一弾『瑚紅姫（ここひめ）』、『鳳蝶（あげは）』、『彩千華（さちか）』、『龍青』、『風璃（ふうり）』の5体の『VRChat』向けアバターを発売。続く、2024年2月に『愛結華（あゆか）』、『璃空（りく）』、『妃白（しひろ）』、『湊渚（みお）』、『紅遠（くおん）』が発売されました。
いずれのアバターも、人気のクリエイターがチームとなって制作。『龍青』の場合、イラストレーターの米室さんがデザイン担当。3Dモデリングは（仮）さんが素体を、おとぎ かたりさんが頭部と髪を、RADIKAさんが服を、それぞれ担当しました。
12月には、発売された5体のアバターの衣装を、他のアバターも着用できる形での個別販売も発表。その先駆けとして、『瑚紅姫』と『風璃』のボディサイズ向け衣装販売がスタートしました。
さらに、神奈川県横須賀市のメタバースプロジェクト『メタバースヨコスカ』とコラボし、無料配布中の3Dスカジャンが5体に対応するなど、対応衣装も着実に増加。また、第3弾のアバターも2体登場予定とのこと。