スマホを使ってSF的立体映像を実現!?アバターの横顔まで見えちゃうホログラフィックディスプレイ『エポメトロープミニ』を体験してみた!【PR】

お手軽ホログラフィックディスプレイで机の上にアバターを召喚! リアルでもアバターと過ごしたい。そんな願いをかなえるデバイスが登場です!

視野角180度のSF的立体映像を実現できるホログラフィックディスプレイ『エポメトロープミニ』のクラウドファンディングがKibidangoにてスタートします!

デバイスの中にアバターがいるかのような実在感を感じられ、なんと1万円を切るお手頃価格。今回は作者さまから試作品をお借りしましたので、その魅力と秘密をたっぷりお伝えします。

『エポメトロープミニ』とは?

『エポメトロープミニ』は、スマホに表示される専用動画をデバイス内で回転する特殊形状のミラーに反射させることで、視野角180度の立体映像を鑑賞できるデバイスです。

使い方はとても簡単で、専用動画を再生させたスマホを本体の上に乗せるだけ。

それだけで、お手軽に立体映像が楽しめちゃうんです。百聞は一見に如かず。まずはPV映像をご覧ください!

対応するスマホは、現在メインで流通する画面サイズである、6インチから7インチ程度ならどれでも可能。さらに、近日公開されるUnityの開発キットを使えば、好きな3Dモデル・アバターを『エポメトロープミニ』の中に表示させることができます。

記事の後半で筆者もオリジナルコンテンツの作成にチャレンジしています!超お手軽に作成している様子をお楽しみに!

体験して感じた3つの注目ポイント

実際に『エポメトロープミニ』をお借りして使ってみました! 体験してみて筆者が注目したポイントは次の3つです。

①コンパクトなサイズ感で使い方も簡単
②アバターがそこにいるかのような臨場感がある
③Unityが使ったことある人なら誰でもオリジナルコンテンツが作成できる

①コンパクトなサイズ感で使い方も簡単

『エポメトロープミニ』は、筆者のPixel 9a(高さ154mmほど)と比較すると高さは少し小さいくらい。男性の手のひらに乗るくらいのサイズで、机の上に置いておいても特に邪魔にならなかったです。

使うときは本体を覆うグレーのカバーを取り外し、背面にUSBケーブルを差します。あとは専用動画を再生させたスマホを本体の上に乗せるだけで立体映像を鑑賞できます。

最新ガジェットはセットアップが大変というイメージが強いのですが、『エポメトロープミニ』はとっても簡単。初めてでもスムーズに鑑賞できました!30秒もかからないかも……

専用動画について
作者さま提供

ちなみに専用動画の一部が白⇔黒に点滅しているのですが、この信号を『エポメトロープミニ』に搭載された光センサーが読み取ることで立体映像が適切に表示されるように同期してくれています。

そのため、Wi-FiやBluetoothなどの設定は不要。既存のmp4形式の動画を工夫することで超シンプルかつ多くのスマホに対応できるようにしています。
ともすれば全部乗せちゃえと思ってしまうところを、仕組みで解決しているのはすごいですよね……!

また、USB給電なのでモバイルバッテリーに接続すれば、どこでだって使用可能です。イベントやオフ会に持っていって、自分のアバターを自慢するなんていう使い方もアリかもしれませんね!

②アバターがそこにいるかのような臨場感がある

作者さま提供
ユニティちゃんが歩いているところが立体的に投影されています!
© Unity Technologies Japan/UCL

立体映像を表示すると、ミラーと一緒に回転する大きめのスリットの隙間から表示されたアバターの姿をのぞきこむことになるのですが、「懐かしさ」と「新しさ」を一緒に感じるような不思議な質感です

イメージとしては昔のアニメーション機材のような感じなのですが、キャラクターの動きはとても滑らか。右目と左目で異なる角度の映像が見えているため確かな立体感があります。

スリットの向こう側で本当に中でキャラクターが歩いたり、スキップしているような感覚に陥ります。

作者さま提供

『エポメトロープミニ』の視野角は180度もあり、正面だけじゃなく、左右からもその位置に対応した立体映像の鑑賞ができます。横から見たらキャラクターの横顔が見えちゃうわけです。この感覚が面白くていろんな角度から何度ものぞき込んでしまいました。

③Unityを使ったことがあれば簡単にオリジナルコンテンツが作成できる

使用モデル:『まるドラ

Unityを使えばオリジナルコンテンツも作れるということで、コンテンツ開発キットをお借りしてオリジナルコンテンツの作成にチャレンジしてみました!

最低限必要なのは、用意したモデルをSceneの指定された位置に配置すること。あとは録画画面を開いて録画を開始すれば、あっという間に『エポメトロープミニ』に投影するための動画ができ上がりました。(びっくりするほど簡単!)

“開発キット”と聞くとどこか難しそうな印象を受けますが、丁寧なインストラクションもあったので、アバター改変やワールドアップロードなどを行ったことのあるVRChatユーザーなら、操作で戸惑うことはなさそうです。

開発キットで作った動画をスマホで再生し、本体の上にセットすると……

そこに立体的なまるドラがいる……! 立体映像が投影される部分は正面から見て3~4cm程度とあまり大きくはないですが、ちゃんと立体的に見えるので筐体の中にまるドラが実在しているような存在感があります。VRChatで見るまるドラと負けず劣らずかわいいな。

この記事の執筆中は、デスクの上に『エポメトロープミニ』を置いていたのですが、「まるドラが机の上に遊びに来てくれた!」という感じがして、ついつい気になってまるドラの姿を覗き込んでしまいました。

VRChatユーザーの方なら、ミラーの前で自分のアバターをまじまじと眺めてたらいつの間にかすごく時間が経ってた!という経験があるかと思います。この『エポメトロープミニ』も同じ感覚でいつまでも眺めてしまう魔力を感じました。

クラファン情報

『エポメトロープミニ』は一般的な在庫販売ではなく、まず支援を募り、資金調達後に量産を行い、リターンとして支援者にプロダクトを届ける、受注生産的な方式を取ります。
一部のパーツに高コストな金型が必要で、個人の資金力では限界があるため、クラウドファンディングを選択したそうです。

いわゆる“All-or-Nothing形式”となりますので、目標支援金額の「200万円」に届かない場合は、プロジェクト自体が非成立になり『エポメトロープミニ』はお蔵入りになってしまいます……

この記事を読んで「エポメトロープミニ欲しいかも!」と思った方はぜひこのプロジェクトを応援してあげてください!

ちなみに、実際の代金支払が発生するのは、支援者が集まり目標支援金額を達成してからとなるそうです。つまり、お金を払ったのにプロジェクトが非成立だからプロダクトが受け取れない……みたいな事態は発生しないので、そこは安心ですね。

支援プランについて

クラウドファンディングの支援期間は、2025年10月16日(木)23:59までとなっています。

各支援プランの金額や配送についての正確な情報はクラファンサイト『Kibidango』をご確認ください。

『エポメトロープミニ』は、1万円を切るお手頃価格で提供される予定ですが、期間限定でさらにおトクにゲットできるチャンスがあるそうです。早めにチェックしておきましょう!
クラファンサイト :  https://kibidango.com/2833

リアル展示イベント開催!

「気になるけど、実際に目で見て確かめてみたい」という方に朗報! 実機を鑑賞できるリアル展示イベントが下記の日程で開催されます。
『エポメトロープミニ』の魅力は実際に立体映像を体験してみてこそよく伝わるものだと思います。場所は東京のみとなりますが、関東近郊にお住いの方で気になった方はぜひ訪れてみてくださいね!

リアル展示イベント スケジュール

【8/18(月)~8/27(水)】 東京・渋谷 |  渋谷サクラステージ 4F | 404 Not Found

【9/1(月)~9/15(月)(※日曜休館)】  東京・八王子 | 多摩美術大学 八王子キャンパス | アートテークギャラリー

【10/4(土)・10/5(日)】 東京ビックサイト | Maker Faire TOKYO 
 さらに詳しい情報は随時 作者SNS から発信予定。

『404 Not Found』は、『ゲームと遊び』をコンセプトに据えた新しいオルタナティブスペースです。渋谷サクラステージ という商業ビルの4階なのですが、絶賛再開発中の渋谷ということもあり少々場所が分かりづらいので要注意です。
JRをご利用の場合は、JR渋谷駅『新南改札』から出ることをオススメします。そうすると 渋谷サクラステージに直結しているので、渋谷の街中で迷わずにたどり着くことができるはずです!

関連リンク

クラウドファンディングはこちらから

クラファンサイト: https://kibidango.com/2833

作者SNS:https://x.com/katayukimi

投稿者プロフィール

やまびこ
やまびこ
2020年11月ごろにQuest2を買ったことをきっかけにVRChatにハマりました。
自分が楽しい、面白いと感じたものをお伝えできるよう頑張ります!