読書の秋。光降り注ぐ孤島の洞窟で、青空文庫の名作を読もう。『Fallen Books』【VRChatワールド紹介】

9月も終盤に差し掛かり、ようやく秋の気配を感じられるようになりました。

「秋といえば」皆さんは何を連想しますか?食欲、紅葉、芸術、スポーツ……。

読書が浮かんだ方もいるでしょう。そういうわけで、今回は読書におすすめな、VRChatで青空文庫の作品を読めるワールド『Fallen Books』(制作:peipeikoさん)をご紹介します。Android版(Quest版)にも対応した、クロスプラットフォーム対応ワールドです。

青空文庫とは

著作権が消滅した作品や、著作者が「インターネットを通じて読んでもらってかまわない」と判断した作品を公開している、インターネット上の電子図書館です。
2024年9月時点で、1万7000作品以上が公開されています。
https://www.aozora.gr.jp/

居心地良さそうな生活空間と、テーブルに積まれた大量の本

ワールドに入るとスポーン地点の周りは生活空間が広がります。居心地の良さそうなベッドやペン、コーヒーを淹れられるギミックがあります。

大きな本棚にはぎっしりと本が並び、収まらなかった本たちがテーブルや地面にも積み上げられています。この空間の主は、たくさんの本に囲まれて暮らしているようです。

洞窟にあいた大きな穴と、地面に突き刺さった本棚

光が差す方に目をやると、洞窟にぽっかり空いた穴からは、溢れんばかりの日差しが降り注いでいます。穴の真ん中には、斜めに地面に突き刺さった本棚と椅子。

こちらの本棚では、青空文庫に収録された本を検索して、本の形で出現させることが可能。

VR空間内で本を手に取ると、ページをめくるように作品を読むことができます。

そばにある椅子に座れば、暖かい日差しと水のせせらぎを感じながら読書に集中できそう。

地表に佇む灯台と、果てしなく広がる海

洞窟の外に出ると、島の地表に上がることができます。ポツンとたたずむ灯台に登って、辺りを見回してみたり、ベンチに座って、果てしなく広がる海を眺めつつコーヒー片手に本を読んだり。

綺麗だけど、どこか寂しさを感じるこの島で、読書の秋を過ごしてみませんか?

ワールド情報

投稿者プロフィール

やまびこ
やまびこ
2020年11月ごろにQuest2を買ったことをきっかけにVRChatにハマりました。
自分が楽しい、面白いと感じたものをお伝えできるよう頑張ります!