VRChatでは、日々ユーザーからの声を募集しており、反映しています。しかし、日本人からの知名度は低めです。
そこで今回はこの「フィードバック」について紹介したいと思います。
結果情報の伝達。結果に加え、行動の反省や結果を導くための計画立案などの情報も含まれる。
Wikipedia:フィードバック-ビジネス用語としてのフィードバックから
問題の原因側に返す。
レビューなどお客様の声のこと – 商品、サービスの感想などお客様の声が書かれたものをフィードバックと呼ぶ場合もある。
簡単に言うと、運営に「この機能欲しい!」「ここバグってるから直して!」って送れるやつです。
VRChatでは、ユーザーが比較的簡単に要望やバグ報告が送れるようになっています。
しかし、前述のとおり日本人からは英語のみでの運用であったり専門的な内容も多いことから、一般ユーザーの「フィードバック」に対する知名度は低いようです。
Launch Pad(メニュー)を開いて出てくるバナーや「VRChat フィードバック」でのウェブ検索、後述のリンクからフィードバックのサイトに飛ぶことが出来ます。
フィードバックのサイトに行くと、VRChatのアカウントをそのまま利用して、ログインができます。
公式のフィードバックページでの機能は、主に既に投稿されているフィードバックに対し票を投じれる「Vote(投票)」と、自身で新規でフィードバックを送る「Post(投稿)」の2種類があります。
Vote(投票)
投票は、題名横の三角ボタンを押すだけで完了します。
投票数が多ければユーザーの声が必ず反映…されるわけではないですが、賛同者が多いに越したことはありません。
筆者が投稿したバグレポートは、類似した投稿と統合され「TRUCKED BUG(バグを把握したよ!)」とマークされています。
Post(投稿)
投稿は、自身が見つけたバグや要望などをカテゴリ別に投稿できます。
短い題名と詳細な本文、必要であれば画像も付けて投稿が出来ます。
○○したときに不具合が起きた!だとかたとえ技術的でない投稿でも、他のユーザーが補足してくれたり、時には自分が補足したり。
題名を入力すると、類似した投稿がある場合「もしかしてこれに近い?」投稿が表示されることもあるので、投稿の重複が防げます。
それでも投稿した内容に似通った投稿が確認された場合は、Merge(統合)されることも。
また、投票・投稿した内容に進展が見られた場合、メールなどで通知してくれるので進捗状況が確認できます。
募集しているカテゴリなど
カテゴリには、2022年12月8日現在、以下の種類があります。
- Feature Requests(機能の追加などの要望)
- Bug Reports(VRChat本体のバグ報告)
- SDK Bug Reports(VRCSDKのバグ報告)
- Website Feedback & Bugs(Webサイトに対する要望・バグ報告)
- Open Beta(オープンベータ関係のこと)
- Avatars 3.0(アバター3.0関係のこと)
- Avatar Dynamics(揺れモノに関係のこと)
- VRChat IK 2.0(IKに関係のこと)
- Quest Creators(Quest環境の制作について)
- Udon Bugs(Udonに関するバグ報告)
- Udon Feedback(Udonに対する要望)
- Creator Companion Beta(VCC関係のこと)
- Udon Networking Update(Udonネットワーク関係のこと)
- Groups(グループ機能関係のこと)
進行状況に関してもいくつかあり、運営からどの段階で認識されているのかを確認できます。
- Tracked Internally(今運営で動いてるよ!)
- Tracked Bug(バグ把握したよ!)
- Intersested(興味あるよ!)
- In Progress(進行中!)
- Bug Fix In Progress(バグ直し中!)
- Needs More Information(もっと情報が欲しいよ!)
- Available In Open Beta(オープンベータで出来るよ!)
- Bug Fixed(バグ直したよ!)
- Complete(完了したよ!)
現在では、翻訳機能の備わったスマホ・ブラウザが普及しているので言語の壁は、低くなっているように感じます。
もしバグを見つけたり、こういう機能欲しいなーって思ったら、言いたいことを翻訳にかけてもそのまま投げても通じる(っぽい)ので、ぜひフィードバックを探したり送ってみましょう!!