集え、最強の魔法使い――。『VRChat』ゲームワールド『MagicArena』で第2回決闘トーナメント大会が開催。6月15日（土）までエントリー受付中！【PR】

魔法。それは、人類の夢。

あなたは「魔法を使いたい！」と思ったことがあるだろうか？　自分はある、というか現在進行形で使いたい。杖から光とか出したいし、ビームも出したい。社会人にもなったいい大人がそう思ってしまうほど、魔法は人を惹きつけて止まないものなのだ。

そんな魔法を使って戦う『VRChat』のゲームワールド『MagicArena』にて、第2回決闘トーナメント大会の開催が決定した！大会は1on1でバトルする真剣勝負。腕利きの魔法使いを倒して“『VRChat』最強の魔法使い”の称号を手にしよう！

1 ゲームワールド『MagicArena』とは
- 1.1 魔法を選んで戦え
- 1.2 多彩なビルドと戦術
2 大会エントリーは6月15日（土）まで！

ゲームワールド『MagicArena』とは

『MagicArena』は、ワールドクリエイターのとみーさんが制作した、魔法を使って戦うPVPゲームワールド。2人から16人まで幅広くプレイでき、1vs1からチーム戦、果ては昨今流行りの死ねば終わりのデスマッチルールなど、ルールを細かくカスタマイズが可能。

ハイクオリティなゲームワールドでありながら、PCVR・デスクトップ・Quest（Android）すべてに対応。プラットフォームを跨いでフレンドと遊ぶことが可能だ。

何より特徴的なのが、事前に自分が使う魔法の組み合わせをカスタマイズして戦えること。

自分で考えて選んだ魔法を使って戦う、かなり本格的なPVPゲームワールドである。

魔法を選んで戦え

ゲームにエントリーすると視界にHUDが表示される。4つのスロットがあり、各スロットに好きな魔法をセットしていく仕組みだ。

魔法スロットの中心には共通魔法としてシールドがある。これに加えて、プレイヤーは計24種類の魔法から4つを選び、合計で5つの魔法を使って戦う。

魔法の発動方法はシンプルで、その魔法をセットした方向に杖を振りつつ右トリガーを引くだけ（右利き操作の場合）。本物の魔法使いのように、直感的な操作でド派手かつ大規模な魔法を使うことが出来るのだ。杖はエントリー時に支給されるが、『自分の杖を使いたい派』の人向けに杖なしモードも選ぶことが出来る。

個人的には、杖を振りながら魔法を使うという操作感が魔法使いのイメージとピッタリで、適当に魔法を撃っているだけでもめちゃくちゃ気持ちがいい。特に規模の大きい魔法を放つのは病みつきになること間違いなしだ。

ちなみに、魔法を使うのに詠唱や発声とかは必要ないが、声を出したほうがきっと気合が入る。たぶん、魔法も当てやすくなるし、威力も上がっている（根拠のない個人の感想）。周囲の迷惑にならないよう気をつけつつ、声高らかに魔法を発動させよう。エクスプロージョン！

魔法には大別して４種類のタイプがあり、アイコンの枠の色で判別することができる。

青：クールダウン（再使用までの時間）短め・攻撃力低めの魔法
緑：クールダウン（再使用までの時間）長め・攻撃力高めの魔法
赤：バフ（強化）・サポート系の魔法
紫：デバフ（弱体化）系の魔法

ここで重要なのは『たとえ上下左右の別のスロットに入れた魔法でも、タイプ（枠色）が同じならばクールダウンを共有する』こと。例えば、下のスロットに赤の魔法、右のスロットに別の赤の魔法をセットした時、下の魔法を使用すると右の魔法も一緒にクールダウンに入るという仕組み。「最強の火力構成だぜ！」と全てのスロットに緑の魔法を入れようものなら、いずれかの魔法を打った瞬間全ての魔法がクールダウンに入り、しばらく何もできなくなってしまう。慣れないうちはバランス良く魔法を入れたほうが良さそうだ。

いろんな魔法や組み合わせを試してみたが、制作者のとみーさんがかなり細かく調整を施していて“単純に強そうな魔法をぶっ放していれば勝てる”というバランスにはなっていない。試行錯誤して自分に合った組み合わせを探そう。

多彩なビルドと戦術

選んだ魔法の組み合わせで得意・不得意がかなり変わってくるため、魔法の選択は非常に悩みがいがある。“ブリッツ”や“スラッシュ”などで火力と機動力を重視し、一気呵成に責め立てるか、“ドレイン”や“ピュリファイ”を使い耐久型ビルドで敵の攻撃をいなしながらライフ差で押し切るか……。本人の好みや採用する戦術で、選択する魔法を適宜変えていくのだ。

そして、ルールに合わせた魔法選びもまた重要だ。例えば、バトルロイヤルなら範囲の広い魔法で巻き込みを狙う、チーム戦ならバフ魔法で味方を強化、1vs1なら出の早い魔法で確実に当てる、など。使いやすい魔法を4つ選ぶのもいいが、明確な戦術を持って魔法同士の組み合わせ・シナジーを重視して選ぶのも良さそうだ。

参加者の何人かにオススメの魔法を聞いたところ、かなり意見が分かれたのが面白かった。それぞれに得意な戦術と、“推しの魔法”があるようだ。

やたらと“ブリッツ”を激推ししてくるkingkazuma3022さん。実際に強力な“ブリッツ”の使い手だった

作者のとみーさんにオススメの魔法を聞いてみたところ、“ブレードダンス”をお勧めしてくれた。自分の周りに数本の魔法剣を一定時間展開するタイプの魔法なのだが、ヒットすればするほどすべての魔法のクールダウンが減少するという特性がある。うまく敵に当て続ければ、魔法を連発することも可能。現環境だとオーバーパワー気味な性能であるほどで「実は、大会後にナーフ（下方調整）予定」と言わしめていた。このように、環境にあわせてしっかり調整してくれるのも『MagicArena』の魅力だろう。

……と、ここまで『本格的なPVPゲームワールド』であることを強調して紹介してきたが、無論そんなこと気にしなくてもこのワールドは気軽に楽しめる。全体ボイスチャットをオンにした状態で個人戦ルールやデスマッチルールで遊ぶと、パーティゲーム感があってかなり盛り上がる。フレンドと一緒にワイワイやりながら派手な魔法を撃って悲鳴をあげて逃げ惑う、それだけでもう最高だ。

他にも1vs1やデスマッチの待機中の人への観戦機能や、ゲーム中の写真の自動撮影機能などプレイヤーを楽しませてくれる要素が随所に散りばめられている。カジュアルにもガチにも楽しめる『MagicArena』、フレンドを誘って是非遊びに行って欲しい。