描いたイラストがアバターに?NeosVR発のにがおえやさんを体験レポート!

 ショッピングモールやイベント会場などで即席で絵を描いてくれるにがおえ屋さん。誕生日やカップルの記念日など節目の思い出に描いてもらったり、最近ではSNSのアイコンにする人も多いのだとか。

 今回はNeosVRで似顔絵師として活動されているうすたび(@usutabi)さんにインタビューしながら実際にイラストを描いていただいたレポートをしていきたいと思います!

実際に描いてもらった!

あらゆる作業がVR空間内で完結するNeosVR。描いたイラストをその場でアバターにしたり、3Dモデルとして保存できるNeosVRならではの特性を活かした『来た人の絵を描くよ』というイベントを始めたうすたびさん。

 イベントの真意を探るべく、イラストを描いていただきながらお話を伺ってみました。

――よろしくお願いします~…。とりあえず、僕はどうしたらいいですか?

うすたびさん:描いてほしいアバターに着替えてもらって、あとはリラックスしててください!

いつもの

アバターを着替えどんなイラストが出来上がるのか内心ニヤニヤしていたら(表情はクールのまま)
ワールドを見渡してもどこにもペンが設置されていない事に気づいた。

――このワールドにペン置いてないっぽいんですけど、移動します?

うすたびさん:フレンドが作ってくれたマルチツールペンがあるので大丈夫です!これ一本でやりたい操作がサクサクできるんですよ~。

昆虫が好きなうすたびさん。装備されたアイテムひとつにも拘りが伺える。

うすたびさん:例えばペンの色を変えたい時。ペンを持ち替えて色を調節、もういっかい設定しなおして…。そうすると作業の手が頻繁に止まってしまうので、ペン先で直接ほしい色を吸い取れるようにしてもらいました。

おもむろにペンを髪の辺りへ
髪から吸い取った色の線が!

――本当だ!もしかしてアイラインも全く同じ色で描かれているということですか!

うすたびさん:アバターに人一倍愛着ある方とか、同じ色を使って描いてる事を伝えるとすごい喜んでいただけます。何より色を調整する手間が省けます(笑)

――たしかに、さっきもアイラインの色が同じだって分かった時「自分のアバターのイラストを描いてもらってる」実感がして嬉しかったですもん。なるほどなぁ。

描き始めてから5分程、ついにイラストが完成しました!

こちら!

特別に額に入れてもらいました。それもNeosVR内で出来ちゃう。

――最高に可愛いですね。自分のアバターって掛け値なしに可愛いですけど、客観的にみるとまた別の可愛さに気づけます。ありがとうございます。

うすたびさん:早速このコをアバターにしましょう!カンタンにできますよ!

――うぅ…。正直かなり自信ないです…。

うすたびさん:ちゃんと教えるんで大丈夫ですよ!!

イラストがアバターになる瞬間…!

うすたびさん:まず、さっき保存したイラストをもう一度出しましょう。メニューの「インベントリ」にあるイラストをダブルクリックしてください。

――これをこうして~…。

うすたびさん: 良いですね。手のイラストを描いておいたのでお好みのサイズにしてください。

――両手で持って引き延ばすだけで大きさが変えられるんですね!直感的に操作できて楽しい~

うすたびさん:次にメニューから「アバタークリエイター」をクリックしてツールを出します。

矢印でガイドしてもらう。目線が迷子だったので助かった
アバターセットアップに使うツール「アバタークリエイター」

うすたびさん: イラストの頭をツールのヘッドセットあたりに持ってきてください。これがアバターの目線になります。向きを確認しながら両手も同じようにお願いします。

実際に手で持って位置を合わせる。

――こんな感じでしょうか?

うすたびさん: OKです!そしたら作成ボタン押して完成です!

――えっもう?!

一瞬で「アバターを着る」の表示が!

緊張の一瞬。

――やった!本当にすぐできちゃった!!可愛い~!!

うすたびさん: お疲れ様でした!すごくいい感じです!

数字を打ち込んだり複雑な手順を踏まず、行った操作は手と頭の位置を合わせるだけ
慣れれば5分とかからない。カンタンすぎる!

最後にこんな質問をしてみました。

――これまでたくさんの似顔絵を描いてこられたと思うんですが「やって良かったな」って思う瞬間はどんなときですか?

うすたびさん:目の前で喜んでくれたり直接感想を言ってもらえたときはやって良かったなと思います。
現実世界だと、絵のやり取りって同人誌即売会みたいな場所じゃないとちょっぴり難しいし、Twitterにイラスト投稿しても”いいねのマーク”かリプライ、文字ベースの感想です。
もちろんそれも嬉しいですけど、こうやってイラストを手渡しできたり肉声で会話できるのはNeosVRの魅力というか、好きなところですね。

一瞬の感情や纏う空気など写真では収められない記憶を残せる似顔絵。
NeosVR発のにがおえやさんはこれからもたくさんの思い出を描いていきます。

https://twitter.com/usutabi/status/1465162041656688645

毎週火曜日22時~は「Neos VR初心者案内デー」
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