『NISSAN CROSSING』や、『日産サクラ』のお披露目会などをはじめとして、メタバースでの発表を精力的に行っている日産。
2023年1月20日に、電気自動車のモビリティ以外の価値を体感できるワールド『NISSAN EV & Clean Energy World』を公開しました。
そのお披露目となる先行体験会にバーチャルライフマガジンもご招待いただきましたので、その様子をお届けします!
目次
『NISSAN EV & Clean Energy World』とは?
2010年に発売された『リーフ』から提唱されている、「走る蓄電池」として活躍する日産の電気自動車の、モビリティ以外の価値をゲーム感覚で体験できるワールドです。
電気自動車に搭載されている大容量の電池。これを生かして、建物や電化製品に給電することができます。さらに、電池の供給源として自然エネルギーを活用したクリーンな電気を使うことで、環境を意識する機会になればという思いで制作されています。
前途多難なスローライフ!?
ワールドに入ると、日産『アリア』と『V2H(Vehicle to Home)』と呼ばれる四角い装置が設置されています。『V2H』は電気自動車の直流の電気を、家庭でも使える交流に変換する装置です。
『V2H』のプラグを『アリア』につなぐと……別荘にテレポートしました!
ここでのんびりスローライフを送ろう……と思いきや、電気が通っていませんでした。これは大変!でも『アリア』と『V2H』があれば大丈夫。給電することで快適な生活が送れちゃうこと間違いなしです。
別荘の建屋も問題だらけ。
毎日住んでいるわけでもないので、なんだか埃っぽいし、臭うなぁ……という事で換気扇を回したり、ロボット掃除機を動かしたり、ソファーを洗濯したりして綺麗にしていきましょう!
また、建屋内にあるサイドボードには『アリア』と蓄電池の電気量と、ミッションが表示されます。
ここに表示される電気容量・使用量はかなりリアルにつくられているそう。
例えば本ワールドの『アリア』の最大畜電容量は66kW/h、6kw/hになると自動車としての走行機能を優先するため給電がとまりますし、それぞれの消費電力もなるべくリアルな値に設定されています。
掃除の他にも、料理をしたり、お風呂を沸かしたり、オーディオをつけたり……色々なことができます。
さらに、屋外にはキャンプ場も用意されています。コーヒーを入れたり、キャンプ浴を楽しんだりといったアクティビティもあります。
『アリア』を充電しよう!
満タンに充電していると一般家庭の約4日分の電力を蓄えられる『アリア』ですが、ゲーム開始時には満タンになっているわけではありませんでした。
そのため何も考えずに消費していると、当然『アリア』内にある電気残量がぐんぐん減っていき、電気が止まってしまいます。
充電しないと大変!という事で『アリア』に乗って発電エリアへ行く必要があります。発電エリアは風力発電、地熱発電、太陽光発電のエリアがありますが、今回は風力発電に行ってみましょう!
これで充電が出来ると思いきや、風力発電が動いていない……!そばに置いてあるうちわで扇いで風を送ります。
全ての風車を回し終わると、『アリア』も充電されます。これでしばらく安心ですね。
『アリア』に乗るか、リスポーンして戻りましょう。(『アリア』を置いていかないようにご注意!)
このように他の発電エリアでもアクティビティが用意されています。どんなものがあるのかは行ってみてのお楽しみです!
このようにして、電気を使用→アクティビティ→充電のサイクルを回しつつ、別荘での生活を満喫しましょう!
クイズもあるよ!
拠点の周囲に設置されている看板には、クイズが表示されています。
こちらに正解すると、ボーナスとして電気がもらえます。かなりの問題数がある上、ランダムに表示されるそうなので、歯ごたえは十分。是非チャレンジしてみて下さいね。
RTAにも挑戦……?
ワールドにはミッションとクリアタイムが表示されます。全てのミッションをクリアする時間を競ってRTAを行う事も可能です!
スタッフさんのお話によると、3人ぐらいで上手く連携できると4,5分程度でクリア可能とのこと。ぜひ挑戦してみて下さい!
ゲーム要素や、ワールド散策が楽しめる『NISSAN EV & Clean Energy World』。是非何度でも楽しんでみてくださいね!