立命館大学は、2024年度の「EDGE+Rプログラム メタバースコース」の募集を開始しました。
本プログラムは、次世代のイノベーション人材育成を目指す実践型カリキュラムの一環で、メタバース技術と教育の融合による新たな学習体験を提供します。
参加者は最先端の技術に触れながら、実践的なイノベーションスキルを身につけることができます。
目次
本プログラムで学ぶ3種類の「デザイン」に関わる手法のインプット
本プログラムでは、次の3種類の「デザイン」に関わる手法を学びます。受講生はこれら3種類の「デザイン」に関わる手法を、オンデマンド配信で学習(インプット)します。
- デザイン・ドリブン・イノベーション
デザイン・ドリブン・イノベーションは、デザインを基盤としたイノベーションのアプローチです。この手法は、ユーザーの潜在的なニーズや新しい市場の可能性を探ることに重点を置いています。受講生は、従来の常識を打ち破り、ユーザーの真の要求を発見するためのクリエイティブなプロセスを学びます。 - デザイン思考
デザイン思考は、問題解決のための実践的かつ人間中心のアプローチです。この手法は、共感を持ってユーザーの視点を理解し、反復的なプロトタイピングとテストを通じて革新的な解決策を生み出すことを目指します。受講生は、チームで協力しながら、ユーザーの課題を深く理解し、それに基づく具体的な解決策を提案するスキルを学びます。 - システムデザイン
システムデザインは、複雑な問題を全体的な視点から捉え、システム全体の設計を行う手法です。この手法は、技術的な要素と社会的な要素を統合し、持続可能で効率的なシステムを構築することを目指します。受講生は、システムの各要素がどのように相互作用し、全体としてどのように機能するかを理解するためのフレームワークを学びます。
メタバース空間でのアウトプットと臨場感あふれる学習環境
本プログラムでは、受講生がオンデマンド配信を通じてインプットした知識を、立命館大学が保有するメタバース空間のキャンパス(立命館大学Metaverse Future Campus)でのワークショップなどで、実際にアウトプットする機会を提供します。
受講生は、VRゴーグルを使用して臨場感あふれる仮想空間でフィールドワーク・ワークショップを行い、学んだ知識を実践に活かします。
このプロセスにより、インプットされた理論的な知識が具体的なアウトプットとして形になり、実際の課題解決に役立つスキルを習得することができます。
さらに、VRゴーグルを使用することで、受講生はリアルな体験に基づく学習が可能となります。
本プログラムの特徴
大学生と高校生が共に学ぶ異年齢混合型学習
大学生と全国の高校生が共に学ぶことで、異なる視点や知識の交流が可能です。年齢や学年を超えた学習コミュニティが形成され、異なる背景や考え方を持つ受講生同士が協力し合うことで、多様な学びが生まれます。
VRChat上での没入型フィールドワーク
メタバースでの生活感・雰囲気を知るための体験活動が行われます。受講生は、仮想空間内でのフィールドワークを通じて、現実世界では得られない経験や知識を深めることができます。これにより、より現実に近い形での学びが可能となり、実践的なスキルが身につきます。
メタバースユーザーの観察に基づくビジネスアイデア創出
受講生は、メタバース空間内でユーザーの行動やニーズを観察し、それに基づいてビジネスアイデアを創出します。観察結果を分析し、ユーザーの潜在的なニーズを見つけ出すプロセスを学びます。これにより、受講生は実践的なマーケティングやビジネス戦略の立案スキルを磨くことができます。
VR空間でのプレゼンテーション体験
観察結果をもとにビジネスアイデアを創出し、VR空間でプレゼンテーションを行います。受講生は、仮想空間内でのプレゼンテーションを通じて、説得力のあるコミュニケーションスキルやプレゼンテーション能力を向上させることができます。
Discordコミュニティによる交流
Discordコミュニティ「EDGE+R Future Garden」を活用し、受講生間および過去の受講生との交流や情報共有を促進し、学習体験をさらに充実させます。受講生同士のコミュニケーションが活発に行われることで、学びの幅が広がり、深い知識の定着が期待できます。
イノベーションプロセスの体験
EDGE+Rコースを通じて、受講生は単なる知識の習得に留まらず、実際にイノベーションプロセスを体験することができます。
課題の発見から解決策の提案まで、一連のプロセスを実践することで、理論と実践を統合した深い学びを得ることができます。
この革新的なプログラムは、未来の起業家に必要なスキルと視点を提供し、次世代のデザインイノベーターを育成します。
立命館大学のEDGE+Rは、受講生に新たな視野を開かせ、グローバルな視点で課題解決に挑むための基盤を築くことを目的としています。
参加要項
募集期間:2024年7月4日(木)~7月28日(日)17:00
対象:立命館大学学生および全国の高校生(先着50名)
実施期間:2024年9月7日(土)~10月27日(日)
受講料:無料
VRゴーグル:無償貸出あり(個人所有のゴーグルの使用も可)
※申込・詳細な応募要項はHPをご覧くださいhttps://www.ritsumei.ac.jp/ru_gr/edge/event/article.html/?id=86
「2023年度EDGE+Rメタバースコース」ダイジェスト映像
https://www.youtube.com/watch?v=zyTc6Fg6IYQ
ワークショップ講師:後藤 智 氏
立命館大学 経営学部准教授
EDGE+Rプログラム 副総括責任者
立命館大学 デザイン科学研究センター センター長
お問い合わせ先
立命館大学 EDGE+Rプログラム運営事務局
TEL:077-561-5910
e-mail:r-edge@st.ritsumei.ac.jp
担当者:吉川 様、野神 様
株式会社ゆずプラス
『会社概要』
商号:株式会社ゆずプラス
設立:2022年6月21日
本社所在地:京都府京都市南区吉祥院中島町30番13号
代表者:代表取締役 岡村 謙一
『事業内容』
・メタバース空間政策やイベントの企画、新規事業の提案
・関連会社 一般社団法人プレプラ『実績例』
・メタバース不登校支援 ぶいきゃん2023年度全国 連携協力
・ロボットメタバース就労 プロジェクト企画、実施
・NHKアート 様 メタバース実証実験 企画・運営
・学校法人立命館 様 メタバース教育プログラム企画、導入
・株式会社アイシン 様 メタバースワークショップ 企画・運営
・株域会社福寿園 様 メタバースワールド制作「京・山城ワールド」
公式ホームページ:https://www.yuzuplus.co.jp/
『お問い合わせ』
メール:info@yuzuplus.co.jp