ハーフアニバーサリーを迎えた新星『Spica』。その輝きを分かち合った夏の終わり。Spica主催音楽ライブイベント「波間に、ゆれて。」レポート

作って歌って魅せるVRクリエイターグループ『Spica』が、2025年8月30日に主催音楽ライブイベント『波間に、ゆれて。』をVRChatで開催した。

夏がメインテーマとなった今回のイベントはSpica主催イベントとしては2か月ぶりで、70人枠のインスタンスが埋まるなど大盛況の様子だった。

全てフルスクラッチ。こだわりのワールドと「おいぬさま」

会場は浜辺をモチーフとしたワールド。見上げれば青い空に白い雲、目線を遠くへ遣ると波打つ水面が広がっている。

驚いたことにこのグループのイベントワールドはほぼ全てがメンバーによるフルスクラッチで制作されている。

鑑賞の際は専用アバター「おいぬさま」に着替える。データが事前に配布されていたらしく、Mediumランクの範囲内で改変したファンもいたようだ。

ライブ本編

MCのしゅくろが鑑賞にあたってのルール・諸注意を述べた。今回のライブは各メンバーが数曲ずつ持ち回りで順番にパフォーマンスを展開していった。

#1 蒼目ロア

揺れ動く波を映したかのような純白のドレスで登場。「綺麗……!」と会場から声が漏れる。

1曲目 『鳥の詩』

透き通った歌声が響き渡り、思い入れのある人も多いであろうこの曲に浜辺が賑わい出した。

2曲目 『you』

曲に入る前のMCで打ち明けた近況もあってか、一層「誰かを想う」曲の中へと聴衆は惹きこまれ、癒されていた。

#2 しゅくろ

これまでのライブ同様MCとしてのバトンタッチとなると思われていたが、今回はシンガーとして初めての舞台に上がるというサプライズに、たまらず会場は沸き立ち出す。

蒼目ロアとのデュエット曲 『104Hz』

青い空と海が広がっている会場の光景に最もふさわしく、二人が一人となる切ない歌詞がこのデュエットをより映えさせた。

1曲目 『ただ君に晴れ』

MCで活躍する様子からも伝わる朗らかさ。また柔らかさも内包した歌声はまるで会場に注がれる陽の光だった。

2曲目 『あの夏のいつかは』

「沈むオレンジの光が」と歌い上げたと同時に空模様は一転し夕焼けの空へと変貌を遂げる。どうやらここで過ごす夏が進み始めたようだ。

#3 Riso.

浴衣姿で登場。夕陽を背に浴びる様子からは、どこか夏祭りの帰りかのような切なさを感じさせる。

1曲目 『花に亡霊』

夕暮れの景色から想起される「終わりゆく夏」に想いを馳せ、思い出を大切に噛み締めていく繊細な歌声だった。

2曲目 『夏灯篭』

夏の終わりが更に迫り、夜の帳が落ちてあたりに静けさが訪れる。灯篭の仄かな光が夜空を暖かく彩り、優しい歌は聴衆を包み込む。

#4 にゃんこ

快進撃のにゃんこがクライマックスを盛大にぶち上げる!満天の星空の下煌めくステージがド派手に登場!もちろんこのステージもSpicaメンバーのお手製だ。凄い。

1曲目 『V』

弾むようなラップと軽快なダンス、飛び交うムービングライトが会場を盛り上げていく。

2曲目 『侵略のススメ』

『V』でクールに決めたかと思えば唐突にイカ娘の曲がぶち込まれた。会場がにゃんこ色に文字通り「侵略」され、一気にお祭りムードへ。

#5 クライマックス、アンコール。そしてさらに次へ。

ラストを飾った 『Secret Base』

夏の終わりを共に過ごした瞬間は「最高の思い出」だ。おとめ座の下でぼくたちは感動を分かち合えた。来年の夏もまたここで会えることを信じよう。

アンコール曲 『ラストラス』

アンコールを受けてさらなるサプライズが。しゅくろ同様「歌わないメンバー」とこれまで認識されていたりんかがシンガーとして登場!

ハーフアニバーサリーの締めでありながら、新たな一歩を踏み出した瞬間だ。

心に残る思い出を刻むやいなや、Spicaは次へ先へと突き進む。

数々の制作・ライブで強烈なインパクトを与えてくる、そんな眩い一等星の輝きに今後も目が離せない。

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Spica公式

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投稿者プロフィール

ゆーてる
ゆーてる広報部隊長(元二代目編集長)
楽しいこと、誰かが頑張ってる姿を見ることが大好きなVRライターです!
ぼく自身もVRChat上でいろんな活動してます!

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