10月1日は展望の日！ご当地VTuberたちによる全国のタワー紹介イベントが行われました！【clusterイベントレポート】

10月1日には様々な記念日がありますが、『展望の日』ということをご存じの方はどれくらいいるでしょうか？
『展望の日』とは、Ten（10）、棒（1）のごろ合わせにちなみ、全日本タワー協議会が2006年に制定した記念日です。

この展望の日を前に、9月30日（土）に各地のご当地VTuberによる、全国19か所のタワーを紹介するイベントがclusterにて開催されました。
今回は3時間に迫る大ボリュームだったこのイベントの魅力をぎゅっと凝縮してお伝えします！

1 イベント出演者
2 はじめに
3 各タワー紹介
4 終わりに
- 4.1 関連リンク
- 4.2 関連

イベント出演者

このイベントの主催の犬の会長さん。司会のおきゅたんbotさんを始め、6名のご当地VTuberが出演しました。

画像左から

おきゅたんbotさん（東京都）
Miliaさん（北海道）
月詠サキさん（大阪府）
戸定梨香さん（千葉県）
高ノ瀬凛さん（山口県）
花咲千夢さん（福岡県）

はじめに

各タワーの紹介に入る前に、主催の犬の会長さんより、イベント開催のきっかけと趣旨について、

「今回のイベントは、先日私が全日本タワー協議会加盟の全タワーを制覇した際に、タワーの魅力について語るイベントを行いたいと思ったのがきっかけです。clusterなどのソーシャルVRでは、好きなものについて語るイベントが多くあります。そのようなイベントをやりたいと思って、せっかくならということで全日本タワー協議会の許可を得て開催に至りました。」とコメントしました。

各タワー紹介

今回紹介されたタワーは、全日本タワー協議会に加盟している、19か所のタワーです。

全日本タワー協議会https://www.japantowers.jp/all_Japan_tower_association/より引用

このうち、出演するご当地VTuberの出身地のタワーは各出演者が、それ以外のタワーは主催の犬の会長さんがプレゼン形式で参加者に紹介しました。

花咲千夢さん：福岡タワー

トップバッターは福岡ご当地VTuberの花咲千夢（はなさきちむ）さんが、福岡県福岡市にある福岡タワーを紹介しました。福岡タワーの高さは234ｍで海浜タワーとしては日本一を誇ります。
福岡タワーの魅力として、大自然の海から高層ビル群まで、東西南北で様々な景色を見ることができることが挙げられていました。
また、推し色のフード、ドリンクを楽しんだり、推しグッズを撮影したりできるスポットもあるそうです。

高ノ瀬凛さん：海峡ゆめタワー

山口県応援VTuberの高ノ瀬凛（たかのせりん）さんが紹介したのは、山口県下関市に所在する高さ153ｍの海峡ゆめタワー。
360度ガラス張りの展望室からは、日本海から関門海峡、そして瀬戸内海まで一望することができます。運が良ければイルカやクジラや、潜水艦が浮上している姿を見ることができるとのこと。
また、最上階の下のフロアには飲食可能な休憩スペースや、恋人の聖地として縁結び神社やハート型の南京錠を取り付ける場所があるそうです。

月詠サキさん：通天閣・空中庭園展望台（梅田スカイビル）

大阪ご当地VTuberの月詠サキ（つくよみさき）さんが紹介したのは、なにわのシンボル通天閣と梅田スカイビルの空中庭園展望台です。
通天閣は新世界と呼ばれるエリアに位置し、展望フロアからは大阪第3の繁華街である天王寺エリアや、日本一高いビルあべのハルカスを間近に眺めることができます。
また屋上には、タワーからせり出す形で設置された跳ね出し展望台はシースルーになっていて、透明の床からは遮るものなく地面を見下ろすことができます。

空中庭園展望台は大阪の中心部である梅田（大阪駅）エリアにある、2棟のビルの間にまたがる展望台です。かつては恋人たちの聖地という印象がありましたが、近年ではそれに加え、推し活スポットとしても楽しめるようになっているんだとか。

Miliaさん：さっぽろテレビ塔

北海道札幌市にあるさっぽろテレビ塔を紹介したのは、リアルとバーチャルを股にかけるシンガーソングライターのMilia（ミリア）さん。さっぽろテレビ塔は高さ147mのタワーで、1957年に建設されました。札幌の大通公園に位置し、雪まつりの期間中はイルミネーションを上から眺めることができる、特等席になるんだとか。展望台の営業終了後に30分間貸切ることができるプランが販売されており、プロポーズや記念日のサプライズなどに利用することが可能です。

戸定梨香さん：銚子ポートタワー・千葉ポートタワー

千葉県ご当地VTuberの戸定梨香（とじょうりんか）さんは千葉県にある2つのタワーを紹介。
はじめは千葉県の東の端にある高さ約57ｍの銚子ポートタワー。展望フロアからは銚子漁港や犬吠埼、太平洋を一望することができます。1階には300種類以上の缶詰が並ぶ、銚子CAN缶パークがあり、自分だけの缶詰を作る体験もできるんだとか。

続いて紹介したのは千葉市にある高さ125mの千葉ポートタワー。千葉県の人口が500万人を突破したことを記念して建設されました。東京湾に面しており、行き交う船や工業地帯を見渡すことができます。クリスマスのイルミネーションにも力を入れており、タワー全体にクリスマスツリーが浮かび上がるとのことでした。

おきゅたんbotさん：東京タワー

最後に東京タワーを紹介するのは、司会で東京ご当地VTuberのおきゅたんbotさん。東京タワーの高さ150ｍの展望フロア、メインデッキでは景色、夜景を楽しめるだけでなく、季節ごとにプロジェクションマッピングや、日本文化の紹介映像などを楽しめるとのこと。外国人観光客が多いため、外国人ウケのよい演出が多い印象でした。
また、タワーふもとにあるVR体験やドローンレースなどのアトラクションを楽しめる施設『RED° TOKYO TOWER』は、先日VRスポーツのイベント「SPRRK LINK」のリアル会場だったこともあり、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。

2023.05.26

犬の会長さん：各地のタワー

各出演者の紹介の間には、主催の犬の会長さんが各地のタワーを紹介しました。

単にタワーといっても立てられた経緯や構造は多種多様。すべてのタワーを実際に訪れた犬の会長さんの視点で、各タワーからの景色や、周辺の有名な観光地なども合わせて紹介され、さながら観光案内のようでした。

終わりに

イベントの最後に、司会のおきゅたんbotさんから、「犬の会長さんにとってのタワーの魅力とは？」という質問が。これに対し犬の会長さんは、「不思議と景観になじんでいたり、そこになくてはならない存在だったりするところが面白いと感じる。ご当地を象徴する観光スポットであるという点ですね。」とコメントしていました。

筆者は、今回紹介された中に登ったり、下から見たりしたことはあるタワーがいくつかありましたが、それ以外にもご当地に根差した魅力あふれるタワーがまだまだ存在していることを、イベントを通じて知ることができました。
また、タワーは単に高いところからの景色を楽しむだけでなく、タワーごとに様々な過ごし方ができる場所であるということも伝わるイベントでした。
これを読んで少しでもタワーに興味を持った方は、まずはお近くのタワーを訪れてみてみませんか？