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東京駅からは乗り換えなし(※寝台特急:サンライズ瀬戸)でアクセスできる、四国の玄関口のひとつである香川県の県庁所在地・高松市。
そんな香川県は高松市にある駅を舞台にしたワールドがVRChatに登場!
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その名も「バーチャル瓦町」
地元香川の鉄道「高松琴平電気鉄道株式会社(通称:ことでん)」の「瓦町駅周辺」を再現したワールドです。
今回はその「バーチャル瓦町」を制作した「オバマソニック」の皆さんにお話をワールド内を巡りながら伺いました!
目次
ワールド巡りをしながらお話を伺いました!
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ワールドを制作したオバマソニックのときわさんとぽちさんにお話を伺いながら、ワールドを巡りました。
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高松市には、鉄道が2つあって中でも大きいJR高松駅とことでん瓦町駅っていうのがありまして、JRは県外の玄関口として使われていて、地元の人たちがメインで使うのがことでんの方なんですよね。
電車の駅なので、例えば香川のことを紹介するワールドを作ったときに、バス停(後述)からハブとして使い、ポータルで移動とかで便利かなと…。という理由で駅として作りました。
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改札口
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改札機や券売機など、リアル瓦町駅に準拠して同じ場所に置いてあります。
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この掲示板も実際にありますが、ここには高松市や近郊の街のお店や活動している人のポスターが貼ってあります。
ここに貼られているポスターは一部VR空間のものもあるんですが、ほとんど香川県にある企業さんなどの広告になります!
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ここのポスターは、どういった経緯で貼るようになったんですか?
いろんなお店のポスターがありますが…?
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お互いに宣伝するっていう感じで、バーチャル瓦町にはお店のポスターを、実店舗にはバーチャル瓦町のポスターを貼って頂いてます。
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改札前にあるこのイスも写真をもとにフルスクラッチで再現しました。
イスの他に、先ほどの楽器や自販機もほとんど我々で自作しているんですよ!
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自作じゃないのは一部の楽器とフォントくらいじゃないかな?
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忠実に作りたいがため、限りなくすべてを自作する暴挙に出ました…
うどん by Udon
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改札前には、うどんの屋台があります。
ざるを握ってもらうと…?
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Udonでうどん…!?
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(息を切らしながら)こちらは、うどんの湯切りを競うゲームとなっています。
湯切りし終わって完成したうどんが出来上がるんですが…
スコアによって違ううどんが出現するようになっています!
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近いうちに追加でうどんの種類を増やすのですが、すべて香川の有名店さんに取材に行ってモデル化の許可を頂いて屋台に登場させるのを予定しています!
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屋台の横に書いてある「うまげなぴっぴ」っていうのは、香川に方言で「うまげな=美味しそうな」「ぴっぴ=(赤ちゃん言葉で)うどん」っていう意味なんですよ!
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この屋台が出来てから、金曜日に開催してるイベント「今週あった楽しい出来事をしゃべる大会」(後述)が「うどんの湯切り大会」に…
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手を振るのでリアルコライダーに注意…!
駅前
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駅前もおおむね現実と同じ景色を再現しています!
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高松市内に本社がある「宮脇書店」さんの看板もありまして、このために許可を取りました!
実際の瓦町にある広告に寄せて作ったって感じですね。
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こんなところにも隠された地元愛
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この謎のオブジェクトも実際にありまして、風で動くんですよね。
でも、地元の人は「あるのが当たり前」でみんな気が付かないんですよね…
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ベンチも本物に合わせて作ってもらっていて、テクスチャにこだわりがありまして、高松市の東に庵治(あじ)っていう街がありまして、そこが産地の花崗岩の庵治石から持ってきていたりします!
バスのりば
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駅ビル一階にあるバス停をハブのようにポータルを設置して行けるようにしたいなーという構想で、「バーチャル四国」「屋上遊園地」「遊覧飛行」へのポータルが置かれています。
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小ネタとして、時刻表に読めるか読めないかくらいでそれっぽい要素が仕込んであったり、バスも実際走っている車両に寄せてあります。
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ベンチやガードレールもバス停の看板もポールもそっくりに作っていますよ。
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常磐町商店街
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こちらは「常磐町商店街」
私のハンドルネームの由来だったりします。
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実際のお店に取材に行って、お話聞いたり外観の写真をテクスチャに落とし込んでいます!
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5月19日に、常磐町商店街で開催される「ときこす」に出展することになりまして、地元の人たちにバーチャルの瓦町を知ってもらおうと試遊・体験してもらおうとも思っています!
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テナントとしては、実際のお店の外観の他にバーチャルで活動するVTuberさんやクリエイターさんのブースがたくさんあります!
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商店街の中心にあるステージでは、地元香川で活動する「古墳シスターズ」というバンドさんのPVを事務所の社長さんに許可を頂いて流しています!
地元中心で活動される方が多く盛んなので、毎年野外ロックフェスを開催してたりします。
実際現在は更地ですが、昔はライブハウスがあったということで、それをイメージして野外ステージを作りました。
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今後
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常磐町商店街も再開発が進んでいて、商店街らしさが少なくなってきているので「商店街に活気があった頃の姿を作って欲しい」と高松南部3町プロジェクトの方がお話されてて、現代と昭和の商店街をスイッチ出来たらいいなーとか考えています。
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このワールドは軽量化もすごいですし、人が集まるっていう目的にはぴったりなのかなとは思いますね。
Quest集会場の軽さとJapan Streetの街の良いとこどりのような…
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このワールドを、集会場みたいに運用できればいいのかなとも思っていますね。
![](https://vr-lifemagazine.com/wp-content/uploads/2024/01/knife-icon.jpg)
「作ったからみんな来てね!」で、そこからしぼんでいくより年単位で「ずっとあり続ける」空間にしたいんですよね。
この「バーチャル瓦町」を知ってもらうきっかけとして、毎週金曜日の22時から「今週あった楽しい出来事をしゃべる大会」を開催してますし、みんなが集まれるようにアップデートをしてきたいですね!
![](https://vr-lifemagazine.com/wp-content/uploads/2024/01/VRChat_2024-01-26_22-23-05.892_1920x1080-1024x576.jpg)
![](https://vr-lifemagazine.com/wp-content/uploads/2024/01/tokiwa-icon.jpg)
(最初につながりますが)作ったキッカケとして、地元を宣伝したいっていう気持ち・面白いことをしてみたいっていう気持ちがあったのが一番かな?
![](https://vr-lifemagazine.com/wp-content/uploads/2024/02/VRChat_2024-01-18_22-11-57.510_1920x1080-1024x576.jpg)
オバマソニックさんのホームページ
https://sites.google.com/view/obamasonic/
遊びに行く!
投稿者プロフィール
![Note(のーと)](https://vr-lifemagazine.com/wp-content/uploads/2022/11/icon-ug-150x150.jpg)
このバーチャル瓦町を作ったキッカケは、VRChat上で有志の方たちが道頓堀作ったり、OkiVfesにメタバースヨコスカなど色々ある中で、香川のワールドって無かったなって思いまして。
そこから実際にある場所を再現して、香川のことを宣伝していきたいよね、ということで制作しました。