みなさんは衣装改変、してますか?Unityがよく分からないし、ましてやBlenderを触るなんて……そんな方に朗報です!
Boothストア『えるるっく』から発売されているチュートリアル動画『始めよう!VRChatの衣装対応!【動画教材】』では、アバター衣装の着せ替えを段階的に学ぶことができます。
実際に作業している動画を参考にすることができるので、スキル習得にピッタリ。対応衣装の着せ方といった初級編から、段階的に対応方法を学ぶことができます。
4時間を超える大ボリューム!
本教材は全部で10の動画で構成されており、4時間31分の大ボリュームです!
初級・中級・上級の三段階に分かれ、内容には対応衣装の着せ替えやUintyとBlenderの受け渡し、VRChatに特有なPhysBoneの取り扱いなども含まれています。
詳しい内容をチラ見せします!
初級編
初級編ではUnityのみで完結する着せ方を紹介しています。
基本的な構造を理解するために、着せ替えツールを使わずに設定していく方法、そしてツールを使った方法を解説していきます。
さらにそこで得た知識を使って、非対応衣装を着せていきます。
中級編
中級編では、シェイプキーなどでの調整が難しい衣装をBlenderを用いて調整していきます。Blenderの「スカルプトモード」と呼ばれるモードで直感的に動かすことで、靴や腕回りなどアバターと服が合わない部分を調整をしていきます。
上級編
上級編では、Blenderを中心に使って衣装の確認をしていきます。
素体と服、それぞれのボーンを整理した後、中級編と同じように形を整えていきます。その後はUnityとBlenderを行き来しつつ、ボーンやはみ出し部分の調整を行っていきます。
PhysBoneやコライダーの設定をして、対応衣装の作成が完了です!
中級と上級の違いとしては、シェイプキーの有無、ボーンの複雑さによって使いわけされます。特別なギミックのない服は中級、専用衣装としてアバターのボーンが付属していたりシェイプキーがたくさん用意されているものは上級というイメージです。
ただし、シェイプキーがある場合でも、とりあえず着せるという場合は中級の知識で対応が可能。そのため、ほとんどの衣装は中級までの知識で対応出来ます。
説明にある通り「ショップで販売されている対応服と遜色のないアバター対応が出来るようになる」を目指す場合は上級を見るのが良いでしょう。
実際にやってみた!
今回は中級と上級編の内容に沿って、非対応衣装をアバターに適用してみました。ちなみに筆者のスキルはUnityはそこそこ、Blenderは基本操作が分かるといったところです。動画をみながら、非対応衣装を着せることが出来ました。
例えば袖の部分。肩や首回りに合わせると少しめり込んでいますが……
この通り、めり込みをなくし、袖のふくらみ具合を整えることが出来ました。
他にも胸の高さが異なるのを直したり、シルエットをなるべくアバターに近づけるように編集しています。
最後はUnityで設定や着せ替えをして、完成です。
動画教材なので「ここの操作どうなってるの?」と思う部分が分かりやすく、何度も動画とBlenderを往復しながらやり遂げることが出来ました。Blenderの操作中は、動画の画面左下に操作内容が表示されるため、キー操作に迷うことなく作業を追いかけることが出来ました。
一方で、上級の動画で解説されていた「消してはいけないボーン」を間違えて消してしまい、作業を最初からやり直すといったことも。
慣れないうちは、軽く最後まで作業をして感覚をつかんでから、作りこんでいくやり方が良いかもしれません。
衣装対応に悩んでいた方は是非、挑戦してみてくださいね!
製品情報
始めよう!VRChatの衣装対応!【動画教材】
通常価格:2500円
学生割引:2000円
製品ページ:https://ellook.booth.pm/items/4793858
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■初級編
・手作業でアバターに衣装を着せることが出来るようになる
・Unity上で非対応衣装の一部を着させる方法が分かる
■中級編
・UnityとBlenderを行き来して自由度の高い改変が行えるようになる
・非対応服を大抵のアバターに着せることが出来るようになる
・BlenderとUnityのデータの受け渡しが出来るようになる
■上級編
・ショップで販売されている対応服と遜色のないアバター対応が出来るようになる
・UVマップ、ウェイト、シェイプキーを維持したまま他アバターへの対応服が作れるようにな
(動画内ではウェイトペイントとウェイト転送は使われていません)