(2025-05-14)記事の一部に誤解を招く表現がありましたので、修正・加筆を行いました。公開時の内容とは一部異なる表現がありますのでご了承ください。

VRChatのプロフィールに代名詞欄が追加されました!(1)
代名詞欄には、あなたが呼ばれたい代名詞、敬称(さん・くん等)、ふりがな、あだ名、一人称(私・僕等)などを書くことができます。
今回はあまりピンと来ない代名詞欄について理解を深めるために解説していこうと思います。
目次
代名詞(Pronouns)欄の設定方法
VRChatのプロフィールで代名詞を設定することができるようになりました。
そして、2025年4月30日から正式版(1)でネームプレートの下側に代名詞が表示されるようになりました。

ウェブサイト上では、Age Verification(年齢確認)とLanguages(言語)の間に、Pronouns(代名詞)を設定する項目があります。

VRChatゲーム内では、Edit Profileの一番下に代名詞を設定する項目があります。

代名詞を設定するとプロフィールの自己紹介の上に表示されるようになります。ここから代名詞を変更することもできます。

なお、代名詞を非表示にしたい場合は “Unlisted” を選択することで隠すことが可能です。

代名詞欄は何のためにあるの?
日本語という言語を使用する日本人にとって、“代名詞が使えるようになるアップデート”の重要性は意識している人とそうでない人との差が激しいです。自由に記入できる場所もあるため、「ここを使って遊んじゃえ~!」と思っちゃう人が現れてもおかしくはありません。
一方で、本来、代名詞欄の役割は、三人称単数の代名詞が性別によって変化する言語(英語など)において、自分の性自認に合った代名詞を周囲に知らせるために使われる場所です。 歴史的には、トランスジェンダーやノンバイナリーの人々が、自分の望まない呼び方で呼ばれ続けることで傷ついたり(2)、排除されたり(3)してきた背景があります。 これはただの形式的な設定欄ではなく、本人の尊厳とアイデンティティを守るための重要な手段でもあります。
そういった背景を知らずに変な設定をしてしまうと、人によっては「ムムッ!?」と誤解されてしまうかもしれません! あぶない!
また、VRChatで特筆すべき点として、男性ユーザーが女性アバターを使用することがあったり、その逆もあれば、そもそも人間じゃないアバターを使用するユーザーもいて、どのように呼べばいいか難しい問題があります。このようなときにも代名詞欄は大活躍!正しく使いこなせれば、今以上にコミュニケーションを円滑に進められる、便利な機能なのです!
ここからは、代名詞欄を「こんな風に設定するといい!」といった例もご紹介します。まずは、基本となる英語の代名詞から。
英語の代名詞
VRChatのプロフィールでは、代名詞欄の候補からよく使われる英語の代名詞を選択することができます。代名詞欄は「Other…」から自由記述が可能ですが、いくつかの英語の代名詞はSuggestions(候補)から簡単に選択することができます。この章では、これらの代名詞がそれぞれどういう意味を持つかについて説明します。

代名詞 | 選ぶポイント |
they/them | 性別を決めたくない、秘密にしたい、男でも女でもないと感じる |
he/him | 男性として呼ばれたい、男性として認識されたい |
she/her | 女性として呼ばれたい、女性として認識されたい |
it/its | 使用はまれ |
any | どれでもいい、好きに呼んでほしい |
ze/zir と xe/xem | he/she以外の特別な言葉を使ってほしいとき(ノンバイナリー、または独自の表現をしたいとき) |
Other… | それ以外の代名詞、または英語以外の代名詞など、自由に記述することが可能 |
1️⃣they/them
英語の授業などでは they/them を「彼ら」「彼女ら」と複数形で訳します。しかし、最近では単数として性別を限定しない人を指すために使われるようにもなりました。(5, 6)
こんな人におすすめ!
- 自分の性別をはっきりと「男」「女」と決めたくない人
- 性別を明かしたくない人
- ノンバイナリー(男性でも女性でもない性自認)な人

2️⃣he/him
he/himは男性を指す代名詞です。日本語で「彼」と訳します。
こんな人におすすめ!
- 自分の性別を男性だと考えている人
- 外見に関係なく男性として扱われたい人

3️⃣she/her
she/herは女性を指す代名詞です。日本語で「彼女」と訳します。
こんな人におすすめ!
- 自分の性別を女性だと考えている人
- 外見に関係なく女性として扱われたい人

4️⃣it/its
it/itsは本来モノや動物に使われる代名詞です。日本語では「それ」と訳します。
この代名詞を選択することはまれで、どのように使用されているかインターネット上で文献を探すことは困難でした。しかし、ベルギーに住んでいる友人の話では、周囲にit/itsという代名詞で呼ばれたい方が何人かおり、その人たちの気持ちについて代弁してくれました。以下、引用文です。
「英語でit/itsを人に対して使うことは、幼い赤ん坊や物、非人間の動物に対してしか使わないため、非人間化していると見なされることが多いです。しかし、一部の人々は心の底から『非人間的』だと感じたり、小さな生き物のように扱われるのが好きだったりするため、it/itsの代名詞を選ぶ人もいます。特にVRChatでは、ロボットや動物のアバターを使うユーザーが体現しているアイデンティティに合致するため、it/itsを使う可能性があると思います。」

5️⃣any
anyは「どれでもいいよ」という意味です。代名詞にこだわりがないという意思表示です。(7)
こんな人におすすめ!
- どの代名詞でも呼ばれて構わない人
- 相手が好きな代名詞で呼んでほしいと思っている人

6️⃣ze/zir と xe/xem
ze/zirとxe/xemは新しく作られた代名詞で、英語の he/him(彼)、she/her(彼女)に代わる、中性的な代名詞です。they/themを使用することをあまり好まない人のために使用されます(8)。

日本語で代名詞欄を活用する
日本語では会話で代名詞(彼、彼女)を使うことがまれなため、基本的に代名詞を明示する必要性が出てくることはありません。
一方で、敬称(さん・くん等)、ふりがな、あだ名、一人称(私・僕等)を指定するというアプローチもあります。英語圏ではどのような代名詞で呼ばれたいかを気にする人々がいるように、日本語圏ではどのように名前を呼ばれたいかを気にする人も一定数いらっしゃいます。でも、日本語圏のコミュニティで代名詞欄を活用するには、ちょっぴり扱いが難しい!
ここからは筆者の“代名詞欄”に対する考え方となりますが……。
英語圏において、代名詞はジェンダー表現を契機として広まりましたが、「どのように呼ばれたいか」という関心自体は、言語にかかわらず多くの人々に共通するものです。英語では偶然、ジェンダーアイデンティティがその中心にありますが、日本語ではむしろ名前の読み方や表記に対して強いこだわりやアイデンティティを持つ方も見受けられます。
つまり、代名詞欄は単にジェンダーだけに限らず、「自己の呼称に関する意思の尊重」という広い文脈で捉えることも可能です。ただし、この活用法は、VRChatの開発者が意図したであろう「ジェンダー表現のための代名詞」という設計思想とは乖離している可能性があります。
その点については留意しつつ、ここからは「こうすると便利かも!」という日本語での使用例もご紹介していきたいと思います!
1️⃣敬称(さん・くん等)を指定する
敬称(さん・くん)を指定する方法があります。たとえば自分の名前が「ななし」だとして、「ななしちゃん」と呼ばれたいなら「ちゃん」と指定することができます。また「ななしちゃん」という名前で「ななしちゃん」と呼ばれたいのに「ななしちゃんさん」と呼ばれてしまうときにも有効です。かわいさもレベルアップ……?

2️⃣ふりがなを振る
難しい漢字やLeetにふりがなを振るという方法もあります。たとえば著者の名前は「skytomo」ですが、「すかいとも」と呼ばれたいので代名詞欄に「すかいとも」と記述するといった感じです。
注意点として代名詞欄が8文字(英語は16文字)を超えると後ろが省略されてしまいます。

3️⃣あだ名を指定する
自分がどのようなあだ名で呼ばれたいかを気にする方はそれを指定することもできます。私はこのタイプで、いつも代名詞欄にはあだ名を入れています。
注意点として代名詞欄が8文字(英語は16文字)を超えると後ろが省略されてしまいます。短いあだ名を設定しましょう。

4️⃣一人称を指定する
代名詞欄に一人称を設定するという活用方法についても触れておきます。日本語では、三人称の代名詞(彼・彼女)の使用頻度が低い一方で、「私」「僕」「俺」などの一人称代名詞を多種多様に使用します。日本語では少し違和感のある表記ですが、“本来の代名詞欄”とも言える使い方に近いため「自分はコレがいい!」という呼び方がある人にオススメ。

あとがき:代名詞欄の使い方は人によって変わる。ただ、悪用はダメ。
代名詞欄には自由記述欄があり、ある程度柔軟な入力をすることができます。
では、好きなことを書いてもいいのでしょうか? VRChatの運営メンバーによる見解は次の通りです。
- 悪意がない限り、代名詞欄を第二のステータスのように利用することは、運営は全く気にしません(9)。
- もし代名詞欄で悪用している人がいれば、スクリーンショットを撮って運営に報告してください(10)。
と、いうことで、わりと自由に使っていいけど「やりすぎはダメ!」というのが代名詞欄であり、私たちのモラルに任せられているようです。
実際、著者は代名詞欄の正式リリース後に多様な活用方法を見てきました。特に代名詞欄をお揃いにしているカップルが印象的で、素敵な使い方だなと感心しています。「第二のステータス」として、コミュニティ内で代名詞欄の解釈を拡張していける点は、とても可能性を秘めている機能です。
ただ、注意したいのは個人やコミュニティによって「悪意がない限り」の線引きはかなりまちまちということです。代名詞欄に冗談を書いても許されるコミュニティもあれば、関係のないことを書くと指摘をされトラブルになってしまうほど厳しいコミュニティもあるでしょう。筆者自身も「代名詞欄にはあまり関係のないことを書くべきでない」という意識で、この機能を利用しているひとりです。特筆して、VRChatは“多様性を重んじる空間”であるため、完全に線引きするのは不可能でしょう。
そこで重要なのは、兎にも角にも「代名詞欄を悪用しないと意識」することだと思います。たとえ代名詞と関係のない使い方だったとしても、「なぜそれを設定したのか」を自分の言葉で説明できることが、悪意のない使い方の目安になると筆者は考えています。他にも、代名詞欄がフレンドだけでなく、初めて会った方の目に入った際にも「変な印象にならないかな……」と、少し考えてみるのもいいかもしれません。
もちろん、代名詞欄を表示しないというのも選択肢のひとつ。「代名詞欄は代名詞以外に設定すべきではない」と考えている方も一定数いますし、よく分からなければ何も設定しないというのが最も無難でしょう。……でも、使いこなせば便利な機能なので、正しく理解して、楽しくみんなで使ってほしい。そんな思いで、この記事を執筆しました。
逆に、著者と同じように、「代名詞欄にはあまり関係のないことを書くべきでない」と考えている方にも、伝えておきたいことがあります。特に日本語圏においては、代名詞欄に関係のないことが書かれていたとしても、それをすぐに問題視するのではなく、少し立ち止まって考えてみるのも良いかもしれません。あくまで、VRChat運営の方針は「悪意がない限り、代名詞欄を第二のステータスのように利用することは、運営は全く気にしません(9)」と広い利用を許可している機能です。代名詞欄の使われ方については、言語圏や文化的な背景によって受け取り方に違いがあります。だからこそ、まずはひとりひとりの使い方の背景を想像しながら、お互いに歩み寄る必要があると筆者は思います。
少し長くなりましたが、結局のところ、VRChatには様々な考えを持った人がいます。自分の意図と周囲との関係性を大切にしながら、思いやりのある使い方を心がけることが、より良いコミュニケーションにつながるかもしれません。上手に代名詞欄を活用して、みんなで仲良くVRライフをエンジョイしましょう!

(2025-05-14 追記)記事公開時のVRChatグループの紹介に関するお詫び
本記事の公開時にVRChatグループをご紹介させていただきましたが、記事の内容にそぐわない紹介であるといったご指摘を多数いただきましたので、記述の消去を行いました。純粋に代名詞欄を知りたい人々に誤解を招く内容であったこと、お詫び申し上げます。ご意見を真摯に受け止め、現在、グループ名を変え、圧迫感のないアイコンやサムネイルに変更し、グループのコンセプトも変更させていただきました。変更したグループの紹介はここでは控えさせていただきます。
関連する外部リンク
- VRChatのリリースノート(英語)
- 人称代名詞の一覧(日本語)
参考文献
- VRChat Inc. VRChat 2025.2.1 (OPEN BETA). 2025. https://docs.vrchat.com/docs/vrchat-202521-openbeta, (accessed 2025-04-28). “Profile Editing got a refresh and we added a new field: Pronouns!” 「プロフィール編集が更新され、新しい欄『代名詞』が追加されました。」
- Kai Jacobsen, Charlie E Davis, Drew Burchell, Leo Rutherford, Nathan Lachowsky, Greta Bauer, Ayden Scheim. Misgendering and the health and wellbeing of nonbinary people in Canada.
International Journal of Transgender Health. 2023, vol. 25, no. 4, pp. 816–830, doi:10.1080/26895269.2023.2278064 “Misgendering was a frequent and distressing experience for nonbinary participants, with 59% misgendered daily, 30% weekly or monthly, and only 11% yearly or less. Most (58%) reported being very or quite upset when misgendered.” 「ノンバイナリーの参加者にとって、性別を誤って表現されることは頻繁で苦痛な経験であり、59%が毎日、30%が毎週または毎月、わずか11%が年に一度以下の頻度で誤って表現されたと回答した。回答者の大半(58%)は、性別を誤って表現された際に非常に、またはかなり動揺したと回答した。」 - Lori E Ross, David J Kinitz, Hannah Kia. Pronouns Are a Public Health Issue. American Journal of Public Health. 2022, vol. 112, no. 3, pp. 360–362, doi:10.2105/AJPH.2021.306678. “A national US study identified that TGD people were more than twice as likely to be living in poverty (29%) as cisgender people; this is likely attributable to unemployment rates that are three times the national average, earning lower wages than their cisgender counterparts, and experiencing workplace discrimination and harassment that result in being fired, resigning, or being denied promotion.” 「米国の全国調査では、TGD [トランスジェンダー及びジェンダー多様性]の人々が貧困状態にある可能性 (29%) がシスジェンダーの人々よりも 2 倍以上高いことが判明した。これは、失業率が全国平均の 3 倍であること、シスジェンダーの人々よりも賃金が低いこと、職場での差別や嫌がらせにより解雇、辞職、昇進を拒否されていることなどが原因であると考えられる。」 “Corroborating findings from Canada indicate that TGD people face higher rates of employment discrimination (2.2 times) and harassment (2.5 times) than do their cisgender peers, despite workplace protections. Almost 30% of TGD people reported that they were, or thought they were, fired for being TGD, whereas 50% were, or thought they were, denied a job for being TGD.” 「カナダからの裏付け調査結果によると、職場での保護があるにもかかわらず、TGD の人々はシスジェンダーの同僚よりも雇用差別 (2.2 倍) や嫌がらせ (2.5 倍) を受ける割合が高いことが示されている。 TGD の人々の約 30% が TGD を理由に解雇された、または解雇されたと思ったと報告し、50% が TGD を理由に仕事を拒否された、または拒否されたと思ったと報告している。」
- Them. Gender-Neutral Pronouns 101: Everything You’ve Always Wanted to Know. 2022. https://www.them.us/story/gender-neutral-pronouns-101-they-them-xe-xem, (accessed 2025-04-29). 代名詞の表を参照。
- Jennifer E. Arnold, Heather C. Mayo, Lisa Dong. My pronouns are they/them Talking about pronouns changes how pronouns are understood. Psychonomic Bulletin & Review. 2021, vol. 28, pp. 1688–1697, doi:10.3758/s13423-021-01905-0. “In three experiments, participants read short stories, like ‘Alex went running with Liz. They fell down.’ Answers to ‘Who fell down’ indicated whether participants interpreted they as Alex or Alex-and-Liz. We found more singular responses in discourse contexts that make Alex more available: when Alex was either the only person in the context or mentioned first.” 「3つの実験で、参加者は『アレックスはリズとランニングに行った。”they” は転んだ』といった短い物語を読んだ。『誰が転んだか』という質問に対して、参加者が “they” をアレックスと解釈したか、アレックスとリズと解釈したか、回答を選ばせた。アレックスがより登場しやすい談話文脈、つまりアレックスが文脈内で唯一の人物であるか、最初に言及されている場合、単数形の回答がより多く見られることを見出した。」
- Jennifer E. Arnold, Ranjani Venkatesh, Zachary Vig. Gender Competition in the Production of Nonbinary ‘They’. Glossa Psycholinguistics. 2024, vol. 3, no. 1, doi:10.5070/G60111306 “In both experiments we found that for this population, nonbinary pronouns are favored in the same one-character discourse contexts as binary pronouns and tend to be produced at roughly the same rate (or even a little more). This suggests that nonbinary they has been subsumed into the same pronoun production framework as binary singular pronouns.” 「どちらの実験でも、この母集団において、ノンバイナリー代名詞は、バイナリー代名詞[he/him や she/her などのように、性別を男女の二元的にする代名詞]と同じ一字談話文脈において好まれ、ほぼ同じ割合(あるいはそれよりわずかに高い割合)で生成される傾向があることを見出した。これは、ノンバイナリー代名詞が、バイナリー代名詞と同じ代名詞生成の枠組みに組み込まれていることを示唆している。」 “At the same time, we found that participants exhibited speech patterns that signal mild difficulty with using nonbinary they. In both experiments, there were about 8 or 9% misgendering errors, which in all cases emerged as the use of he/him/his for Alex. We never observed any use of an incorrect gender pronoun in the binary condition. In addition, productions of they tended to be more prosodically prominent, signaling a less fluent delivery.” 「同時に、参加者はノンバイナリーの they の使用に軽度の困難を示唆する発話パターンを示していることも見出した。どちらの実験でも、約8〜9%の性別を誤って表す誤りが見られ、いずれの場合も Alex に対して he/him/his が使用されていた。バイナリー[代名詞]で実験した場合では、性別を誤って表す代名詞の使用は観察されなかった。さらに、theyの発音は韻律的に顕著になる傾向があり、流暢さに欠ける発音であることが示唆された。」
- Them. Pronouns 102: A Guide to Using Any and All He/She/They Pronouns. 2022. https://www.them.us/story/any-pronouns-all-he-she-they-guide-how-to-use-explainer, (accessed 2025-04-29).
- Queerty. All about Ze/Zim & Xe/Xem pronouns. 2022. https://www.queerty.com/ze-zim-xexem-pronouns-20220717, (accessed 2025-04-28). Quoted: “Some non-binary people aren’t particularly fond of the singular “they” pronoun. Instead, they use neopronouns like ze/zim/zirs and xe/xem/xyrs.” 「ノンバイナリーの人の中には、単数形の代名詞 “they” をあまり好まない人もいます。彼らは代わりに、ze/zim/zirsやxe/xem/xyrsといった新代名詞を使います。」
- pi. https://discord.com/channels/189511567539306508/449386885299830794/1362418322569691346, 2025. (accessed 2025-05-05) (注:このリファレンスを参照するには https://discord.com/invite/vrchat から Discord サーバーに参加する必要があります。 Discord サーバーに参加するには、 Discord アカウントが必要です。) “We explicitly do not mind someone using the pronouns field for a “second status” or what have you, as long as it isn’t malicious. Just FYI.” 「悪意がない限り、代名詞欄を『第二のステータス』などに利用することは、私たちは全く気にしません。参考までに。」
- VRChat. 😈 Tupper dealing with Sai 2: Electric Boogaloo! | VRChat Developer Stream! 🛠️, https://www.twitch.tv/videos/2446860295, 1:32:33–1:33:40, 2025. (accessed 2025-05-06) “Det3ctive_R asks, is there any filter on the pronouns? There’s a very basic filter, but for the custom text, we wanted to make sure that people are able to put in, you know, whatever they see fit. Sanitization can be problematic. You should go and look up on Wikipedia the Skunthorpe problem. Filters usually do more harm than good. Yeah, I’m ahead of you. Yeah, we know people are going to abuse it. I’m not going to say it’s fine, but we know people are going to abuse it. You should report them, take a screenshot, and ship it the trust and safety team. But we think the value of people being able to set their own pronouns, or use it to say “cookies” or whatever, is much more than the detraction, the risk of people putting, frankly, shitty stuff in there. And admittedly, if someone has something like crappy in their nameplate and it’s floating above their head, you’ve done some pre-filtering. You don’t need to talk to them. You can just block them. You can just take the picture, send it to trust and safety, block them, and they’re gone forever. They’ve done their job for you.” 「Det3ctive_Rさんから、代名詞にフィルターはあるのかと質問がありました。ごく基本的なフィルターはありますが、カスタムテキストについては、ユーザーが自由に入力できるようにしたいと考えました。サニタイズ処理は問題になりかねません。Wikipediaでスカンソープ問題を調べてみてください。フィルターはたいてい、良いことよりも悪いことの方が多いです。ええ、[あなたが言おうとしていることは]先に考えました。確かに、悪用されることは承知しています。問題ないとは言いませんが、悪用されることは承知しています。そのような場合は、スクリーンショットを撮ってTrust and Safetyチームに送ってください。しかし、ユーザーが独自の代名詞を設定したり、 “cookies” (クッキー)などと表現したりできることの価値は、率直に言って、ひどい言葉がそこに入力されるリスクや、ユーザーからの評価の低下よりもはるかに大きいと考えています。確かに、もし誰かがネームプレートに “crappy” (くだらない)みたいな文字を書いて、それが頭上に浮かんでいたら、それは事前フィルタリングが済んでいるということです。その人と話す必要はありません。ブロックすればいいのです。写真を撮って、Trust and Safetyに送信し、ブロックすれば、その人は永久に消え去ります。彼らはあなたが見抜く手間を省いてくれたのです。」
投稿者プロフィール

skytomo
いろんなことをやってみたいVRChatプレイヤーです。VRChatを4年やってプレイ時間は2000時間です。これから16年かけてプレイ時間10000時間を目指していきます。