【VRChat 2023.2.2】ガイドモードやPhysBonesにぷにぷに要素などが追加！

5月4日20時修正

記事中の単語に一部誤りがあったため、修正をしました。

日本時間5月4日、VRChatはバージョン2023.2.2(Build1304)をリリースしました。

今回のアップデートは、ガイドモードやPhysBonesにぷにぷに要素などが追加されました。
この記事では、バージョン2023.2.2(Build1304)のアップデート内容と前回のアップデートからのあれこれを紹介します！

1 今回のアップデート内容
- 1.1 ガイドモードの追加
2 Squishy Bones(ぷにぷにボーン)の追加！
- 2.1 アバターの統計情報の計算がサーバーへ
- 2.2 その他
3 2023.2.1リリース以降に公開されたあれこれ
- 3.1 4月20日のデベロッパーアップデート
- 3.2 4月28日のデベロッパーアップデート
4 リリースノートはこちらから(英語)
5 関連するデベロッパーアップデートはこちらから(英語)
6 前回のアップデートはこちら

今回のアップデート内容

ガイドモードの追加

新規ユーザー向けの機能「ガイドモード」が新たに追加されました！
VRChatを初めてまもないユーザーに提供されるこの機能は、Quick Menuの前に使うVRChatのガイドメニューです。

「ガイドモード」はQuick Menuと比べると、アバターのクローン、ユーザーのブロック、マイクのミュートといったシンプルなメニューになります。

ユーザーを選択した際の表示
ユーザー一覧からクローンをする画面
ユーザー一覧からブロックをする画面

右上に表示されているExit Guided Modeボタンを選択するとガイドモードをオフにできます。

現時点では、テストとして一部ユーザーに公開しており、今後は改良を行いながら初心者問わず全ユーザーに「ガイドモード」が提供される予定です。

しかしながら、アイコンや簡単な英単語のQuick Menuに比べ、英語での説明が多くローカライズがされていない現在の「ガイドモード」では、Exit Guided Modeを押さない限り英語が苦手な初心者のVRChat体験に壁を作ってしまう懸念があります。

もし友人などをVRChatに誘う際は「ガイドモード」をオフにしてプレイしてもらうようにしましょう。

Quick MenuのLaunch Padに表示されている「ガイドモード」ボタン

Squishy Bones(ぷにぷにボーン)の追加！

Squishy PhysBonesの追加。今までは「引っ張る」が主だったPhysBonesに押しつぶしたり圧縮できる「ぷにぷに」要素が追加されました。

その他PhysBonesには、重力(Gravity)・剛性(Stiffness)の調整、今回からバージョンが付与されバージョン1.1になりました。(以前までのPhysBonesはバージョン1.0となります)

ぷにぷにボーン！新機能が追加され、今までできなかったより多様な方法でPhysBonesを伸ばしたり、ぷにぷにさせることができるようになります！機能の変更に伴い、VRCPhysBoneコンポーネントでバージョン1.1と1.0の切り替えが可能になります！今のオープンベータ版で利用可能です！ pic.twitter.com/Via4kTxGTi
— VRChat 日本語公式 (@VRChat_JP) May 2, 2023

アバターの統計情報の計算がサーバーへ

アバターの統計情報(パフォーマンスの情報)が、ローカルでの計算からサーバーでの計算になり、VRChatのパフォーマンスが良くなります。

ただし、サーバー側でアバターを解析する必要があるので、最近アップデートまたは更新されたアバターのみに適用されるので、徐々に効果が出てくるようです。
設定したパフォーマンスランクを超えるアバターは、サーバー側で解析済みの場合、データが一切ダウンロードされないようになりました。

その他

ユーザーやワールドの通報UIが通報しやすく、より詳細になりました。

Udonにデータコンテナが登場。DataList・DataDictionary・VRCJSONが追加
SDKにAsyncGPUReadbackが追加。「開発者が特定のピクセルの色などのデータをGPU上のテクスチャからCPU 上のコードにコピーできるようにする機能」
Quest Proでのアイトラッキングが、次のUnityバージョンのアップグレードまで別のアプリケーションブランチに分割されます。

詳しくはリリースノートをご覧ください。