
世界最大級のバーチャルイベント『バーチャルマーケット』のリアルイベント、『VketReal 2025 Summer』が7月26日、7月27日に行われました。
VketReal 2025 Summerはベルサール秋葉原で開催、様々な地域のユーザー達が参加し大賑わいだった会場、本記事ではVketReal 2025 Summerの現地参戦レポートをお届けします。
また、今回は参加出来なかったものの、次回は参加したいといった方もいるでしょう。そんな方のために用意していくべきものや、地方から参加するユーザー(筆者もそうです)のために覚えておいたほうが良いことをお伝えします。
目次
秋葉原駅到着~会場まで
まず、今回の会場はベルサール秋葉原。何度もここで行われてきているため、慣れている方は「あ~、大体徒歩5分くらいね」といった感じで覚えている方もいるかもしれません。ですが、初めてだと意外と大変。

まず、会場に向かうために大体の人は電車で移動するはず、恐らく「会場じゃなく駅で集合しよう!」といって駅で集合する人もいるかもしれません。
ですが、ひとえに「秋葉原駅」といっても、3つあります。
JR秋葉原駅
つくばエクスプレス秋葉原駅
東京メトロ秋葉原駅
そして、その3つは意外と距離があります。
自分がどの路線で降りるか、そしてどの駅の改札口で集合するか、といった話をしておかないと会うまでにとてつもない時間がかかるケースもあるためお気をつけて!
そして合流したあとは、ベルサール秋葉原まで出発。一人で来る場合はビックカメラAKIBAを目印に進むと迷いづらいかもしれません。
ベルサール秋葉原到着! 当日会場の様子

ということで、VketRealの会場に到着! 会場は、とにかく大量の人、人、人……間違いなく言えることは「ここで人を探すのは、無謀」という事。実際に筆者も知人のライターに会いに行こうとしましたが、合流は至難の業でした。会いたい人がいるなら、他の所で集まることは徹底するべきです。
また、この日の秋葉原の最高気温は36度。やはり熱中症対策のために首にタオルを巻いている方や、手持ち扇風機を持っている人も見かけました。



また、会場内には様々な有志によるポスターも掲示されておりついつい「帰ったらここ行ってみようかな」や「これ調べてみようかな」という気持ちになってきます。リアルでVRChatの写真やポスターを見ていると、何か不思議な気分になるのは筆者だけでしょうか……?

そして「バーチャルライフマガジン」といえばこれ、速報記事! もちろん今回も配布されていました。部数は約200部程、これを見ている方は入手出来ましたか?
実際何があったの? 印象深かったコンテンツを紹介!
ここからは筆者が印象に残っているものをご紹介!

まずは、リアルイベントといえば恒例のdiVRseから発売されているムルルぬい! どこかサマースタイルな見た目で耳から吊るされていました。
また今回はBOOTHアバター「ふゆうちゃん」のリュックサックも登場!

ムルルぬいもすっぽり入る、Bigサイズ! ちなみに持っている人は弊紙ライターの伊達焼き屋さん、めちゃくちゃ笑顔でムルルぬいを広報していました。この笑顔を共有したいのですがプライバシーの都合上、モザイク越しで「感じ取って」ください。
そして、これ!

ただの緑茶…?となる方がほとんどだと思います。こちらは仲村製茶さんのフレーバー緑茶の「V茶」! その味は……!?

なんと、5種類!「ぶどう、オレンジ、バニラ、青りんご、緑茶」の5種類で今回は青りんご味を試飲することが出来ました。実際に飲んでみると青りんごの味が口の中に広がり、新たな緑茶体験をすることが出来ます。これってどうやって味が付いているんでしょうか……?

そしてこれは、自由記入可能なホワイトボード! 様々なユーザーたちがメッセージを書いており、筆者が見た13時頃にはもうほとんど記入スペースがない状態になっていました。このメッセージの文だけVRChatユーザーが居る……と考えると、どこかしみじみとした雰囲気を感じてしまいました。

そして、人によってはこれが「目玉コンテンツ」という人もいるかも知れないクリエイタースペース! とにかく沢山の人が来場しており、ブースによっては一時間でほとんど売り切れなんていう事も、「ユーザー主導の経済圏」とVRChatの事を表することもありますが、それをしみじみと感じさせられました。
そんなこんなで、色々と回ってフレンドと話したり、企業の方と話していると、皆さん夏の暑さなどで疲れてはいるものの、「楽しい」といった声や「リアルで人と話せて嬉しい」などを聞くことが出来ました。
筆者も疲れはしたものの、かなり楽しめた1日になったような気がします……。ただ、帰るまでがVket! 回りきって楽しんだから終わりではありません。帰ったら購入したグッズを眺めようとか、この話を誰にしようとか……そういった楽しみがとにかく詰まった一日になりました。
イベント初心者&地方勢向けに気をつけたほうが良いこと
現金/電子マネーをバランス良く持っていこう(公式アナウンスをしっかり確認しておこう)
📢#VketReal に来るみんなへ大事なお知らせ📢
— 【公式】VketReal/ブイケットリアル/バーチャルマーケットリアル (@VketReal) July 15, 2025
会場内のお買い物は…キャッシュレス限定💳
⚠現金は使えないのでご注意ください(※パラクリはブースごとに異なります)
使える決済は画像をチェック✨
クレカ・QR・交通系電子マネーなど対応してます🙆♀️
お財布の中身を今のうちに確認しておこう〜!💼 pic.twitter.com/a8vVMoK0qr
実は、パラリアルクリエイターエリア以外のブースでは現金は使用不可! 逆に、パラリアルクリエイターエリアでは基本的には現金で支払う事が多めです。そのため、バランス良く持たないとどちらかで使いたくても使えない……なんてことになりがち、また開始早々に一万円で支払ってしまうとブースのお釣りがなくなってしまう……という事もあるため、先に両替をして千円札や500円玉をしっかりと用意しておきましょう!
飲み物をしっかり確保しよう
初めて会場に行く場合は、喉が渇いたとしても自販機やコンビニがどこにあるかを見つけることは至難の業! 夏なら暑さで喉も渇くというものです。しっかりとペットボトルの飲み物を1~2本持っておきましょう。ただし、捨てる場所はそこまで多くないためしっかりとゴミ箱の位置を確認することもわすれずに!
自分を証明出来るものを持っておこう & 合流場所を決めておこう。
意外と難しいのがフレンドとの合流。声は聞いたことがあっても見た目を知らない相手に会うのは難しいものです。分かりやすい衣装や、分かりやすい合流場所で合流することで他人にも迷惑がかからずに、すぐ会うことが出来るのでオススメ。会場内では名札を、会場外ではわかりやすい格好をしておくのが楽しむポイントです。
帰宅までの道筋もちゃんと考えておこう
ついつい楽しくなって忘れがちな帰宅までの道のり、場合によっては22時頃まで周りの居酒屋などで飲む!なんてこともあるかもしれません。ただ、開催日によっては祭りなどが重なることもしばしば、実際に今回のVketReal1日目では隅田川花火大会が同日に行われており、一部の路線で混雑が発生していました。しっかりと帰るまでがリアルイベント。終電の時間や、帰り方までちゃんと先に調べておいたり、一緒に飲んだりする相手などに伝えておきましょう。
2025Winterも開催予定!将来的には地方開催も!
Vketは、「夏」と「冬」にあるのがおなじみ、もちろんVketRealも冬に行われます!
VketReal 2025 Winterは12月20日~12月21日で開催。会場が今回は秋葉原UDXになっているため、間違えてベルサール秋葉原に行かないようにしましょう。
いえええええーーーい‼️🙌🔥#VketReal 2025 Winter 募集スタートだーーー‼️❄️
— 【公式】VketReal/ブイケットリアル/バーチャルマーケットリアル (@VketReal) August 28, 2025
✨パラリアルクリエイター出展
✨KV用アバター立ち絵画像
✨有志STAFF
3つまとめて受付中💥
締切は【9/15(月) 23:59】⏰
👇リンク先のプレスリリースから応募へGO‼️https://t.co/bELIhPHpdS
ちなみに秋葉原UDXはここ! 電気街口が一番近い場所になるため、出る方向をお間違えなく!

また有志達による地方開催の予定も次々と立ち上がっている模様! 詳細は上記ツイートリンクのDiscordサーバーから御覧ください!
全国各地で「VketRealを自分たちの手でも開催したい!」という声が次々と上がっています🎉
— 【公式】VketReal/ブイケットリアル/バーチャルマーケットリアル (@VketReal) August 5, 2025
この流れ本当にすごい✨
「私もご当地ketやりたい!」という方はぜひVketRealの情報を集めているディスコードサーバーがあるので👇に入って書き込みなどしてもらえると嬉しいです😆https://t.co/WAHjBJg6oA
「バーチャルだからこそ」があるなら「リアルだからこそ」も
リアルイベントに行くと思うのは「やっぱりリアルで会うって大事なんだな」という事。直接ご挨拶をした上で様々なお話をするからこそ生まれる会話や、いつも会っているフレンドとリアル会場で会うと出来る事などもあります。
いつもはバーチャルという一枚隔てた場所にいる人と、「リアル」という環境で会うからこそ得られる情報や、面白さもある……という事をしみじみと感じさせられます。ただ、逆に遠方のフレンドと「今日こういう事があって……」といった事や「リアルイベント行ってきたよ!」という報告が気軽に出来るのもバーチャルの良さ。バーチャルだからこそ、もあればリアルだからこそもある……そんな経験を得られた2日間になりました。
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