2021年10月アップデートにより、VRChatのメニューデザインが一新されました。
また、アップデートに伴いカメラ機能が大幅アップデート。フォーカス機能がデフォルトで付属するようになっています。
(※新メニュー・カメラ機能は2021年10月9日現在はβ版のみの実装となっています。)
メニューデザインが一新
2021.10月のVRChatアップデートにより、クイックメニューが機能的でアクセスしやすいデザインに一新。
タブレットのパットを操作しているような感覚でメニューを操作することが出来ます。
メニューの内容は基本的には変わっていませんが、よりアクセスしやすいようにメニューがタブ分けされていたり、よく使う機能が使いやすい位置に配置されています。
また、メニューの横には新しくウィングタブが追加。
お気に入りのアバターをウィングに置いてすばやくアクセスして着用したり、友達をウィングに置いて、誰がオンラインでどのインスタンスに参加しているかを一目で確認できます。
カメラ機能が大幅アップデート
カメラ機能についても大幅にアップデートがされています。
ズーム機能や新フィルターの追加など、これまでのカメラになかった機能が追加され、よりリアルに近い写真撮影を楽しむことが出来ます。
中でも注目なのはフォーカス機能。
焦点を合わせて背景をぼかすことでスタイリッシュな写真を撮影することが出来ます。
これまでフォーカス写真を撮影する際は『VRCLens』や『Virtual Lens』といったユーザー開発の外部ツールをアバターに組み込む必要がありました。
しかし今回のアップデートにより、Unityを弄ることなく公式のカメラでフォーカス機能を楽しむことが出来るようになります。
フォーカスは『オートフォーカス』『セミオート』『マニュアル』の3種類が用意されていますが、オートフォーカスでもかなり正確に深度を調整し、写真撮影が楽しめます。
よりこだわりたい人はマニュアルモードで深度を調整し手動でピントを合わせる事も可能です。
今後のアップデートについて
VRChat運営は今後もメニューのアップデートを計画しています。
公式ブログの情報によるとOculus Questでもカメラ機能を使えるようにしたり、ワールド作者がVRChatのノードプログラミング『Udon』を介して機能を追加できるようにするなどの案が発表されています。
予定では2022年初頭に再構築および再設計されたメインメニューが発表されるとの事です。