宇宙って、想像もできないほど広い。
そんな宇宙を体験できるワールドが、新たに登場しました。
今回紹介する『Solar System』は、私たちの住む太陽系を再現し、スケールを見やすく縮小したワールドです。
このワールドは、ドイツ出身のNiko Lang氏が元々AltspaceVRで開発していたものを、VRChat用に移植したワールドになります。
現時点では、オリジナル(AltspaceVR)版とVRChat版では、搭載されているギミックに違いがありますが、クオリティは遜色ないようです。
目次
いざ、宇宙へ。
ワールドに降り立ち周りを見渡すと、太陽系の惑星や星々の景色が広がっていて、ボード中央には、くるくると回る太陽系の模型が展示されています。
テレポート
このワールド内を歩いて移動することもできますが、テレポートとリスポーンを使うことで楽に惑星間を移動できます。
テレポートをすると、天体の目の前に移動できます!
ワールドに置いてあるツール
天の川(MILKY WAY)
下の球を使うと、天の川銀河の中で太陽系がどこに位置しているのか見られます。
手元で星座を見る(CONSTELLATIONS)
上の球を使い、視界に被せると星座や天体の名前が表示されるようになります。
持って移動することで、どこに移動しても星座や星の名前を見ることが出来ます!
360度で星座を見る(CONSTELLATIONS)
手持ちで見る以外にも、リスポーン地点近くにあるCONSTELLATIONSと指されている場所では、球の中に移動すると上下左右360度に星座が表示され、太陽系から見ることの出来る星座を確認できます。
準惑星(Dwarf planets)
水金地火木土天海…冥。いつからか冥王星は「準惑星」の括りになりました。
太陽や地球から遠く離れていることもあり、あまり馴染みのない天体・準惑星ですが、1コーナーとして集まっています。
遠く離れた星たちですが、フォーカスしてみては?
近づくことで、天体表面の様子を間近で見ることが出来ます。
地球(Earth)
私たちの住む青い命の惑星、地球です。
太陽光が当たっていない裏側は、都市の灯りが表示されており、人口の多さなども知ることが出来ます。
ワールド内の天体には、当たり判定がほぼないので、地球の内部の観察もできたりします。
内部の様子は、別の天体でも見ることが出来るので、移動した際は突っ込んで中を見てみましょう!
もちろん地球の衛星である月もあり、360度様々な角度から観察ができます。
見たい場所から見ることの出来る、VRの世界ならではです。
隕石衝突のシミュレート
そんな馴染みの地球ですが、ギミックが用意されており、歩いて地球を少し離れると毒々しい赤色の球体が設置されています。
この球体をクリックすると、およそ6600万年前に起こった大量絶滅の原因となった、メキシコ・ユカタン半島付近に落ちたとされる隕石(チクシュルーブ衝突体)のアニメーションによる再現を見ることが出来ます。
視界では、豆粒のような隕石でも衝撃はとんでもない…宇宙から見た衝突の瞬間を体感できます。
金星(Venus)
こちらは「明けの明星・宵の明星」として、太陽・月に次いで明るく見える天体で地球のご近所、金星。
少し離れたところに、こちらにも赤い球があるので押してみると…?
木星(Jupiter)
太陽系最大の惑星である木星(Jupiter)にも、ギミックがあります。
木星の衛星の一つである「カリスト」の近くにも、怪しく光る赤い玉が…
球を押してしばらくすると、太陽が膨張し目の前にまで迫ってきます。
将来的に考えられている太陽が赤色巨星へ変化を遂げる過程を見ることが出来ます。
その後、赤色巨星となった太陽は徐々にしぼんでいき、白色矮星となります。
まとめ
ドキュメント映像や、科学館で体験する内容がVRChatで体験できます。
今後もアップデートが予定されているみたいです!
宇宙を学ぶ系のワールドは、いくつか存在しますが、隕石の衝突・太陽の膨張などが観察できるワールドはここが初めてなのでは…?
今回紹介しなかった天体にも訪れて迫力のある宇宙規模を体験してみましょう!
遊びに行ってみる!
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本来「金星(Venus)」の項目であるところ、説明文が「火星(Mars)」の内容となっていましたため、修正しました。