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「Join戦争」をテーマとした「VRChat」のボードゲームが誕生。
VRChatで普段遊んでいて、「Join戦争」という単語に聞き覚えはありませんか?
「Join戦争」とはざっくり言うとこのような内容を指します。
2024年4月15日、VRChatユーザーのWingさんによりこの「Join戦争」をコンセプトとした「VRChat」そのものを元ネタとするオリジナルのボードゲームワールド『Join Wars』が公開されました。
ボードゲームのジャンルとしては、ドミニオンに近しい「デッキ構築再破壊」ゲームとなります。
ゲームの内容として他のプレイヤーを攻撃する要素を置く方針ではないため、ボードゲームに不慣れなユーザーでも安心して遊べます!
初心者の方にもやさしいチュートリアルも完備。
ゲームのシーンを再現しつつ音声ガイドで案内してくれる親切設計です。
思わずクスっとしてしまう、あまりにも「VRChatter」なゲーム要素
この『Join Wars』、題材が「VRChat」そのものだからかあまりにも見覚えのある要素に満ちています。
ゲームの内容をざっくり要約すると
限られた「行動」数の中で「現金」や「改変力」を駆使して自身の持つカードを「改変」し「人気」を高めていく。各ワールドに「Join」して「人気」の数だけ得点していき、最終的に最も「人気」の高いプレイヤーが勝利する。
といったもので、確かに人気のあるユーザーは「Join」の対象となりやすいことから、時折Xのタイムライン等で観測されている「人気のあるユーザーになりたい」「改変などの作業に根を詰めすぎてVRChatになかなか入れなくなる」といった悩みの種がコミカルに再現されています。
「行動」数が限られている、というところも日中の仕事・学業後の少ない可処分時間を割いてVRChatをプレイしたり、改変などそのための準備をしているあたりのユーザー動向が生々しいほど再現されています。もっと早くおうちに帰りたい。
ゲームに使用するカードも「BOOTH」から取得したり、内容も「干し芋」「アバター改変」「Udon」などVRChatを長くプレイしているユーザーなら一度は聞いたことがあろう身近な単語たちの名前が付けられています。
ゲームの中でユーザーがカードを配置する目的地の「ワールド」には、ユーザーによく使用されるワールドや「Join戦争/Reqest Invite戦争」を起こしているイベントのサムネイルやロゴがずらり。
人によっては親しいフレンドが主催しているものもあるかもしれません。
そういうところを見て楽しむのもこのゲームの魅力です。
拡張性も充実。今後のアップデートに乞うご期待。
『Join Wars』はゲームのルール設定により、「基礎パック」「スタンダードパック1」「スタンダードパック2」「アドバンスパック」と段階を分けて、使用できるカードの種類の幅を調整することができます。
さらにより強力なカードを使用可能となる「サポーターパック」を追加可能で、こちらは株式会社バーチャルパーティーが運営する「VazaR」ショップにて拡張パックを購入したユーザーが一人でも同じワールドにいることで使用可能となります。
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《Join Wars》Supporter Card Pack
今後もアップデートで新たに「ワールド」が追加されたり、カードが追加されていくようです。次に追加されるのはあなたもよく知るあの「ワールド」かも?
題材が「VRChat」なのでネタ元が豊富!今後のアップデートに期待です。
ワールドはこちらから!
また、『Join Wars』のVRChatグループもあります。アップデート情報の詳細などはこちらから!
この3点が前提となっている状況で、イベントの体験がレアなものであったり、スタッフが人気のあるユーザーであるなど開催されているイベントの需要が多くある場合
イベントの会場ワールドに入れる人 > ワールドの入場人数の上限 - スタッフ人数
という構図となり、イベント会場に入れずあぶれてしまうユーザーが発生する。
さらにイベントに入場する手段が、ユーザー側から働きかけることのできる「Join」であった場合、必然と先着順の椅子取りゲーム状態となる。
この熾烈な競争の様相を表現したのが、「Join戦争」と呼ばれている。
※類義語に「Reqest Invite戦争・合戦(通称リクイン戦争・合戦)」「青い手紙」