【VRChat】鳥になってこい!『人力飛行コンテスト Human-powered flight contest』で空を飛んでみた。

皆さんは『鳥人間コンテスト』を知っていますか?
簡単に説明すると、自作した飛行機に乗り何処まで飛べるのかを競うコンテストです。
コンテスト開催時にはテレビでも放送され、優勝を掴もうとする選手たちの姿や飛び交う名言に心揺さぶられた人もきっといるんじゃないでしょうか?
そんな鳥人間コンテストの選手の様に空を飛べるワールドが実はあります!

早速コンテストにエントリーだ!

入口にてグライダーがお出迎え。

ワールドに入ってみると目玉であるグライダーが置かれた場所からいきなり始まります。
後は何も考えずに目の前のグライダーに飛び乗るだけ!簡単でしょ?

グライダーに乗って大空へGo

しかし、今この記事を読んでてこう思った人も居るんじゃないでしょうか…?

「そんなカップ麺じゃあるまいし、簡単に空は飛べないだろう
「他のワールドで飛行機操縦したことあるけど、操縦が複雑すぎて難しい

いいえ。このワールドのグライダーはとっても簡単に操縦が出来ます!

操縦方法は掴んで動かすだけ!

真ん中の青い球が操縦桿なんです

グライダーに乗ると海に向かって自動で滑空を始めます。後は目の前の青い球を掴んで動かし、グライダーの傾きを上手く調整して空を滑空していくだけです。

それだけです!

ほかの飛行機操縦ワールドの用に操縦桿は二本もないし、メニューを開いてハッチを閉めたりギアを閉じたりなんて操作も要りません。
なので誰でも直感的な操作で簡単に手軽に空を飛べちゃうんです。
飛行機と違ってグライダーなので簡単操作で飛べちゃうわけですねー。

グライダーが海に着水したら自力では戻れないので、メニュー画面からリスポーンを選択して戻ってくださいね。グライダーはスタート地点に自動で戻るようになっているのでご安心を。

計測が可能な最大距離は500m
頑張って目指そう!

簡単っていいましたよね?なんで飛距離が出ないんですか?

フライトゲーをやり込んでたから風に乗って飛ぶのは楽勝♪と語る同行者のくぷ氏
その言葉が地獄への片道切符とも知らずに・・

簡単だけど、奥が深いみたいです。

ニコニコしながら記事用に写真を撮る筆者
1時間以上飛んでも良い記録が出ないポンコツっぷりが発覚するのはこの後すぐ

操作が簡単で手軽に空を飛べちゃう。なんて素敵なワールド!
そう思ってた時期が私にもありました・・・
しかし鳥人間コンテストを再現したこのワールドはそんなに甘くありませんでした。
皆さんもテレビで見たことがあるはずです。風に抗うようにペダルをこぎ続け、疲労や緊張感で極限まで追い込まれた選手達から名言が飛び出すところを・・・

同じくこのワールドに吹く風も筆者を苦しめるのには十分でした。
なぜなら筆者の最高記録は60mちょっとしか出なかったからです。少ないね

この後筆者が1時間以上見続ける事になる敗北者の風景

風を味方につけろ!

この手のゲームをやり込んだから・・・と語るくぷ氏
もう騙されんぞ

というわけで、メンバーを募り再挑戦をして見ることにしました。
このグライダーを操作するうえで大事なことはまずは最小限の動きで機体を安定させるように維持させること!
皆でそう心掛け、100m超えを狙うため1時間以上にも渡る挑戦が始まりました。

長くなるのでハイライトでお送りします。

ちょっとコンビニ行ってくる。そんな感じで手軽に何度も挑戦出来るのがいい所
あぁぁぁぁぁぁぁ!!
気を取り直して・・・
いやぁぁぁぁぁ!!!

50m地点にはどうやら魔物が潜んでるみたいで、面白いようにグライダーが変な方向に傾き全自動でどんどん墜落していきます。
果たして100mを超えることはできるのでしょうか?

中央のモニターで飛行者を見守るメンバーたち
鳥人間コンテストっぽいですね

50mの壁を越え、100mを超えれるか!?

1時間以上飛び続けました

1時間以上グライダーで皆で飛び続けましたが、コツらしき物は得ることが出来ませんでした。
でも1つだけ言えることは、最小限の手の動きでコントローラーを動かし機体を真っすぐに維持し続ける事。それだけを皆で信じ挑戦し続けました。

スルメゲー的な面白さがあるのか、「全然飽きがこないね、面白い」と皆で話しながら徐々に徐々に記録を伸ばしていき・・・

最後はくぷ氏が決めてくれました


100m超えたぞぉぉぉぉぉ!!やったぁぁぁぁ!!!

見事に100mを超えました!
これでおうちにやっと帰れる・・・と皆でそう思ってたらすぐに事件が起きました。

もう訳が分からなかった


300m超えちゃいました

最後に

500m地点から見える謎の鳥居。是非訪れて自分の目でぜひ確かめてね

と言う事で300mを超えると言う誰も予想出来なかった事件が起きましたが無事100m超えを達成することが出来ました。簡単操作で手軽に遊べ、記録を伸ばすために何回も挑戦するのが楽しい良いワールドでした!

ちなみにTwitterにてハッシュタグ #VRC_人力飛行コンテスト にて挑戦者たちの記録や感想が見れますので、皆さんも挑戦する際は参考にしてみてはいかがでしょうか?