【PR】『アイマリンプロジェクト』が『VRChat』に来たのは、あのVRクラブが原点だった――。ディレクター・篠田利隆に聞くハイクオリティMVの裏話。そして、イチカゼロ(魂:佐伯伊織)はDJとしてメタバースに降臨へ【インタビュー】

4月22日(月)から28日(日)にかけて開催されている『ニコニコ超会議2024』にて、『アイマリンプロジェクト』の新曲『Frustration』の発表イベントが実施。あわせて、同曲のMVが公開されました。

加えて、その後夜祭として、4月28日(日)の20時から、『VRChat』内でVRDJライブイベント『CLUB深海』が実施!

『VRChat』内におけるクラブワールドの先駆けと言われる『GHOSTCLUB』の主催者として知られるVRDJ・0b4k3(オバケ)氏がプロデュースを行う事が発表されています。

『アイマリンプロジェクト』とは?

『アイマリンプロジェクト』は、『海物語』シリーズ(※リンク先は2023年2月発売のパチンコ機種「P大海物語5」の公式ページ)の人気キャラクターである“マリンちゃん”の新たな可能性に挑戦する為に2015年に発足したプロジェクト。

これまでに、新進気鋭のクリエイターを迎えたオリジナル楽曲を数多く発表。今回発表された『Frustration』は『新章アイマリンプロジェクト』へのリニューアル後第6弾の楽曲にあたる。

『アイマリンプロジェクト』は、過去にもVketの出展や、ミュージックビデオの舞台となった水晶宮 – suishoguを『VRChat』のワールドで再現しイベントを実施するなど、メタバースを活用した企画を展開してきました。

その狙いはなんなのか?

今回、『アイマリンプロジェクト』のディレクターを務めている映像演出家の篠田利隆(dshino)さんにインタビューを実施。新曲の設定や裏話、『アイマリンプロジェクト』が『VRChat』への進出を続ける理由、今後の展開などについてお話を伺いました。

篠田利隆さん
篠田利隆氏プロフィール

クリエイター組織『異次元TOKYO』に所属する映像監督。多彩なジャンルの映像作品を手掛けている映像クリエイター。

『SANRIO Virtual Festival(サンリオVfes)』では、『サンリオVfes 2023』まで総合演出。『サンリオVfes 2024』ではクリエイティブディレクターを担当したほか、パレード『Dreamin’ a Dream』を監督した。

篠田氏のプロフィールと手掛けた作品の一覧はこちら:篠田 利隆 Director / Planner 

(インタビュアー:翡翠ミヅキ

篠田さんと『アイマリンプロジェクト』の関係性

ーー実は、2015年始動という長い歴史がある『アイマリンプロジェクト』。まずは、そんなプロジェクトに篠田さんがどのような関わりをしているのかお聞きしていきます。

篠田氏

今でこそ、VRでいろいろやっておりますが、本業は映像ディレクターでて……(笑)。その流れで、『アイマリンプロジェクト』のVR演出、ディレクションなどで以前から関わってきました。

2017年ですかね。(第4弾前編の楽曲である)『DEEP BLUE TOWNにおいでよ』で少し立ち上げの企画に携わっていて自分は監督してないですが、自分が所属していた『アマナ異次元』が携わっていた、ぐらいな関係性です。

2019年の『新章』突入後は、『異次元TOKYO』がプロデュースからマーケティングっていうところも含めて全部企画をやる体制に変わり、その流れで私もミュージックビデオの監督に加えてと、新章『アイマリンプロジェクト』の世界観だったり公式設定など、その辺の企画周りのクリエイティブディレクションみたいなことをするようになりました。

ーー公式設定というと公式サイトに掲載されている、物語などですか?

篠田氏

それです。公式サイトにある小説は別の方に書いていただいたんですけど、それのプロットとか設定周りは僕の方で考えさせてもらってます。

誤解されがちですが、(アイマリンプロジェクトの)アイマリンちゃんと、原作・海物語のマリンちゃんは別人です。『海物語のアイマリンちゃん』って言われるんですけど、アイマリンちゃんは海物語の世界には実はいない、全く別の世界線のキャラクターだったりします。

僕が本格的に携わる前から『アイマリン』の『アイ』には“internet”とか“innovation”といったデジタル的な要素を含む意味合いが込められていたのですが、『新章アイマリンプロジェクト』ではそれを発展させてAIというか人工知能的な存在でバーチャル空間で過ごしてるキャラクターという設定にして。そういった世界観の設定とかディレクション回りを私がやっています。

ボーカロイドカルチャーと共に歩んでいた『アイマリンプロジェクト』

ーーすでに話題に上がっていますが、2019年に『アイマリンプロジェクト』は“新章”としてリニューアルしました。そもそも『新章』とはどういったきっかけで生まれたのでしょうか。

篠田氏

元々の『アイマリンプロジェクト』はボカロカルチャーに近いやり方でアプローチする企画でした。例えば、MMDで『踊ってみた』をやったりとか。

その当時は、毎回毎回、キャラクターデザインや楽曲を作る人もみんな変わったりしていたのですが、コンテンツとしての連続性やストーリー性を持たせられないかと、ちょっと違うやり方で『アイマリンプロジェクト』を進めようという話になったんです。

『新章』以前のアイマリンプロジェクト楽曲。作詞作曲に“ボカロP”として有名な八王子Pを迎えたり、MMDモーションを用いたPVなど、ボカロカルチャーを意識した内容になっていた。
篠田氏

しっかりスタッフも固めて、世界観も設定して。イチカゼロ(壱華零)という新しいキャラクターを中心に、その世界観をファンの人に楽しんでもらうための『新章』っていうのを掲げてリニューアルに至りました。

背景は全てが実写。新曲『Frustration』制作裏話。

ーーそんな“新章”ですが、新曲の『Frustration(フラストレーション)』で6曲目。楽曲とMVがめちゃくちゃかっこよくて驚きました。

篠田氏

自分の中で、『アイマリンプロジェクト』でVR空間のライブハウスを作り、アイマリンとイチカがライブをやってみたいという構想があり、それを形にしたのが『Frustration』と、あのMVです。

『VRChat』でも公開しているワールドの水晶宮は、アイマリンとイチカが住んでる街として設定をしています。そこから「この街の中にあるライブハウスを作りたいよね」というアイディアがずっとあって、それを『Frustration』で実現しました。

『VRChat』のワールド『水晶宮』は1年前『アイマリンプロジェクト』のパーティクルライブの会場にもなった。

水晶宮 – suishogu – VRChat 

篠田氏

その後は「せっかくライブハウスを作るなら、アイマリンとイチカがライブをするMVを作ろう」「ライブをやるなら、ロックだよね」みたいな話でどんどん決まっていって。ロックだったらヘビーでちょっとメタルっぽい要素をとりいれつつ、アニメファンの人たちにも好まれるようなメタルロックをコンセプトに掲げました。

完成した曲やMVでは、アニメのオープニングに出てきそうな「物語のある怒り」というか、アイマリンプロジェクトの中でもアイマリンとイチカは仮想空間『ELEUSIA(エレウシア)』を牛耳ってる人たちに反発している集団の一員って設定なので、怒りというかフラストレーションを発散するような、勢いを感じていただきたいです。

ーーMVは、実写とCGと融合させたような映像表現になっていますよね。過去の『アイマリンプロジェクト』MVでも同じような手法でしたが、どのような狙いがあるのでしょうか?

篠田氏

アイマリンは”バーチャルとリアルを行き来できるAI”みたいな設定であり、実は『アイマリンプロジェクト』自体としても“アイマリンがリアルの世界に顕現する”というベースとなる設定があります。ストーリーの中ではそういうのはあまり出てこないんですけど。

新曲『Frustration』のイメージ画像。アイマリンプロジェクトは『2.8次元アイドルプロジェクト』というキャッチコピーも持っている
篠田氏

加えて、今回のMVを作るにあたっては、あえて手持ちカメラで撮っているようなブレがあるような表現をとりいれ、よりライブ感のある映像にする狙いがあります。

そのために、今回は現実の吉祥寺にあるライブハウスを貸切り、気合を入れて撮影をしています。演者さんにステージで演奏をしてもらって、それを元に撮影カメラの動き方を構成。その動きを元に、今度は人の居ない状態で撮影し、さらにそこにアイマリンとイチカを合成。さらに、観客のみなさんも撮影して……と、かなり回りくどいというか難しいことをやっていたりするんです(笑)

ーー実際、すごい迫力のある映像で感激しました。違和感がないというか、「もう、どこまで実写!? 3D⁉」みたいな。

篠田氏

あ~……(苦笑)。実は、ソレ、逆に悩みなんですよね。

ーー「悩み」ですか?

篠田氏

新章『アイマリンプロジェクト』になってから、実はほぼほぼ背景は実写でやっています。でも、一緒にやってるスタッフの合成技術がかなり凄いのと、実写にCGを合成してることもあって、せっかくこだわった背景がCGだと思われてることも結構多くて(笑)。実写の映像が自然に融合できてる凄さがあまり伝わらないという悩みがスタッフの中で毎回あるんですよ。

ーー確かに、新章『アイマリンプロジェクト』の第一弾MVが出た時も「これ実写なの? 3DCGなの?」って話題になったのを覚えています。

話題に出たMV(Stand up! Blaze up!)のイメージ画像がこちら。「超精密なCGで作成された」と言われたら信じてしまいそうになるほど現実離れした背景だが、これも全て実写。
篠田氏

本当は全部実写! ……なんですけど、馴染みすぎてCGっぽく見えちゃうみたいです。なので、今回は背景となるライブハウスには一切CGを使わず、全部実物のセットを作ってそこにアイマリンとイチカ以外はほぼほぼ全部実写で撮影する……って事までしたんですが、これでも実写に見えちゃうんだなって今お話を聞いて思ってました(笑)。

ーーえっ……。例えば、MVの中にはブラウン管やネオンサインなども出てきますが、あれも全て実写で撮影したということですか?

篠田氏

全て実写ですよ今回も合成は凄くうまくいったと思います。……むしろ、いきすぎた?(笑) 先日も、MVを見てもらった0b4k3さんに「背景の情報量がアイマリンの世界観と合致しているからか、実写のはずなのに何故か全部CGに見える」なんてからかわれて……。今回も目的は達成できなかったかもしれません(笑)。凄いんですけどね!

ちなみに、DJイベント『CLUB深海』で使用するワールドはMVの再現ワールドで、実際にはここのようなCGデータは撮影で使用してないです。

提供いただいた『Frustration』MV撮影風景のオフショット。撮影は吉祥寺にあるライブハウスの中にセットを組む形で行われ、アイマリンとイチカの2人と彼女たちが持つ楽器とマイクスタンド以外は全て実際に撮影したもの。
コレがコウなる。言われても3Dだと錯覚しちゃいそう。

『アイマリンプロジェクト』はメタバースに来ないと筋が立たない

ーー今回『CLUB深海』を『VRChat』内で行うわけですが、過去にも新章『アイマリンプロジェクト』は『VRChat』内でワールドの公開やイベント開催をしてきました。ここまで、メタバースの進出に“本気”な理由や目的はなんなのでしょうか?

篠田氏

僕がこの世界を好きだから。……というのは半分冗談で(笑)。

『アイマリンプロジェクト』の小説での設定は「ハードディスクの中にAIとして詰め込まれた人類が、仮想現実の街の中で暮らしている」というものなんです。滅亡した地球から宇宙に脱出したハードディスクの中なんですが。

そんな設定なら、仮想現実の世界でちゃんと作らないと筋が立ちません。そこで、今、最適だったのが『VRChat』だったわけです。

『VRChat』は、もともと自分もプライベートでめちゃくちゃハマっていたプラットフォームで、自分も仮想空間に居るような感じでこの世界に暮らしていますから、アイマリンの世界観っていうのをしっかり表現できると考えました。

現在では『サンリオVfes』などの多くの企業関係イベントにも関与している篠田氏ですが、元々は趣味で『VRChat』を始めたそう。
篠田氏

あとは、『サンリオVfes』とかをやりながら思っていたことではあるんですけど、3DのキャラクターがよりスムーズにライブするのはやっぱりVR空間の方がいいと考え、去年、水晶宮でライブをやらさせていただきました。

※当時のライブのレポート記事はこちら。

篠田氏

その経験を元に、今度はアイマリンとイチカというミュージシャンやアーティスト的な活動がメインのふたりに、活動を披露する場所をVR空間に作ってあげたいと思うようになったわけです。

ーー「アイマリンの世界観をVRの世界の中に構築する」という流れがあって、たまたまその舞台が『VRChat』だったという感じですか?

篠田氏

そうです。(VRChatに)自分が一番はまってたっていうか、一番わかるからっていう感じですね。

世界的に見ても『VRChat』が、メタバースの中で一番音楽カルチャーのベースがあって、みんなで何か作ってる感じがいいなって思うんです。その中に、『アイマリンプロジェクト』も参加できたかなという思いがはあります。

0b4k3氏、そして『GHOSTCLUB』との出会い。

今回の取材は『CLUB深海』で使用するワールドを特別に開放していただいた。

ーー既に何度か名前が出てきていますが、28日のイベント『CLUB深海』の情報で驚きだったのが、プロデューサーを務める0b4k3さんの存在です。『アイマリンプロジェクト』と元々ご関係があるのですか?

篠田氏

前回、水晶宮ライブの時から0b4k3さんにはワールドのディレクションをしてもらっていました。小説などに出てくる『アイマリンプロジェクト』の世界設定や、コンセプトをベースに、VRの世界でどう再現してもらうかディレクションをお願いしています。

ーー『アイマリンプロジェクト』のイベントの後夜祭が『VRChat』内のDJイベント。しかも、“あの0b4k3さんが関わる”という形で行われると知った時は衝撃を受けました。

篠田氏

せっかく0b4k3さんにワールドを作ってもらったのだから、DJイベントもやろうよってお誘いして(笑)。これは私のプライベートの話ですが、自分自身が、『GHOSTCLUB』に初めて行った時の衝撃が今でも忘れられないんですよね。本当に、あれをきっかけに僕は『VRChat』にハマったといっても過言でありませんから。

ーー篠田さんにとって『VRChat』の原点は『GHOSTCLUB』にあったのですね。

篠田氏

私は高校生ぐらいのときから1980年代のサイバーパンク小説とかウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』とかそういうSF小説に凄くハマっていて、仮想現実への憧れというのはずっと持っていたんです。そういう中で、『GHOSTCLUB』に行ったときに「自分がずっと想像してたサイバーパンク小説とか仮想現実の世界に出てくるクラブそのままだ!!」って、本当に衝撃を受けたんです。

現在は不定期で開催されている『GHOSTCLUB』。『マンションの一室に巨大なクラブ空間がある』というワールドコンセプトを含め、独特の雰囲気を持つVRクラブ空間だ。
篠田氏

そんな中で、『アイマリンプロジェクト』も似た世界観だと気づき「『GHOSTCLUB』と相性がいいんじゃないかな」とお願いしてみました。……当時の自分にとっては憧れの存在だったので、かなりおっかなびっくりでしたけど(笑)。今でこそ、彼とは友達のような関係性でお話ししていますが、それでもやっぱり、リスペクトをしているクリエイターさんです。

“本物”のイチカゼロがDJをするし、握手会もする。

ーー0b4k3さんの事を知っている人なら彼が関わっている時点で凄まじいイベントになるだろうという事が容易に想像つくと思います。しかし、『アイマリンプロジェクト』をきっかけでこのイベントに興味を持ってくれている方から見たら『どうしてアイマリンでDJイベントを?』って気になってる方も居るはずです。『CLUB深海』において、アイマリンプロジェクトらしさを出した企画などの準備はあるのでしょうか?

篠田氏

それはもちろん、イチカゼロのDJデビューですね。

今回、イチカゼロが実際に『VRChat』にログインして、生で初めてDJをしてもらいます。

ーー生で!? それはすごい。……まさか、その“魂”まで、ボイスを担当されている佐伯伊織さんご本人なんてことは、流石にないですよね。

篠田氏

佐伯さんご本人ですよ。

ーーえぇ!? マジですか!?(驚愕)

篠田氏

マジです(笑)

実は、イチカゼロ(および佐伯伊織さん)は、2020年冬の『VitualMarket5』内で行われた新章『アイマリンプロジェクト』のイベント内で「イチカゼロの初登場と同時に、歌声を『VRChat』内の会場で披露した」という前例もあったりします。実は、そのイベント後、せっかくならとPublicワールドに行って、伴奏無しのゲリラライブをやったりもしたんですが……(笑)

2020年冬の『VitualMarket5』内で行われた新章『アイマリンプロジェクト』イベントの放送アーカイブ

ーーその配信、見ていましたけれど! えっ、その後にPublicにイチカゼロ(本物)が居たって事ですか?

篠田氏

そういうことです。僕もご案内しつつ、たまたま出会った一般の方と交流したり、そこでライブしたりしました。「本人だよ」とかは何も言わなかったので、偶然居合わせた人も、本人なのかどうなのか、これを読んだら初めて知ると思います(笑)。

ーー驚きすぎて転びました。そこから、今回の生DJライブに挑戦ということですね。先ごろ行われた『サンリオVfes』でも、0b4k3さんがディレクションを務めたクラブイベント『ALT3』でデビルミント鬼龍(デルミン)などのサンリオキャラがシークレットゲストとしてDJをしたり、グリーティングイベントでデルミンが来たりなど、“本物”が来ることの衝撃ってやっぱり凄いので、今回も楽しみです。

篠田氏

そうですね。それこそ、私もデルミンのキャラグリーディングとかも見てて思ったんですけど、『アイマリンプロジェクト』もVTuberでもないしアニメキャラでもない、ちょっと不思議な立ち位置のキャラクターだと思うんです。その中で、仮想現実というかメタバースの中でこれだけの事ができるようになって、実際ファンの人に本人を見てもらいたいし会ってもらいたい、という思いがかなりありますので、DJライブの後にグリーティングの時間も用意しております。

ーーファンの皆さん、聞きましたかー!? 絶対来なきゃだめなやつです、コレ!

篠田氏

(笑)。

これはまだしっかり決まった計画はないんですけど、今後もここ『CLUB深海』で音楽ライブをやりたいなと思っています。あと、せっかくVR空間でライブやるんだったら、色んなゲストさんとかVRの中での生配信みたいなことだったり、水晶宮の中にイチカとアイマリンの部屋もあるのでそういう部屋でゲストを呼んで配信したり、もっとVTuberに近いような活動もしたいと考えています。

篠田氏

『アイマリンプロジェクト』の世界観というか小説の中でまだまだいろんな設定の場所がありますから、そういう場所とかもVRで作っていったりしてその都度何かイベントやったりして盛り上げたいですね。

VR空間に世界観を拡張して小説やMVとセットで体感できる、アイマリンとイチカ本人と一緒に参加できるイベントとかやりたい。ゆくゆくはアイマリンにもイベントに出てもらえたらと思っています。

ーーこれから、『アイマリンプロジェクト』はVRの企画をどんどんやっていくわけですね。非常に楽しみです。

篠田氏

ココだけの話、ファンのみなさんは今のうちにVRの準備を進めておいてもらえるといいんじゃないかなって伝えておきます(笑)。

インタビューを終えて

予定時間を超えて盛り上がった今回のインタビュー。『新章アイマリンプロジェクト』やMVの裏話だけでなく、『CLUB深海』でのDJイベントに、そして『VRChat』というプラットフォームに掛ける篠田氏の思いも知ることが出来ました。

……それにしても、公式発表が行われた今でもイチカゼロのキャラクターボイス担当者が実際にVRChatに来てDJを行い、そのまま握手会も行うという事が信じられません。イベント当日は凄いことになりそう。

インタビューの最後にはプロジェクトの今後の展開について多彩なアイデアを披露した篠田氏。今後も『アイマリンプロジェクト』の動きから目が離せません!

なお、「『VRChat』にはログインできないよー!」といった方や、インスタンスにたどり着けなかった方向けに、『CLUB深海』のイベントは生放送されます。あわせてご確認あれ!

-CLUB 深海-ニコニコ超会議後夜祭 開催告知ポスト

イベントのYouTube配信も予定されています!

配信URL:https://www.youtube.com/watch?v=6tLYSfnWarg