身近な軽自動車でバーチャルレース!?『KAIKAI’s VR660Racing world』

VRChatには様々なカーレースワールドがありますが、
「軽自動車」のカーレースワールドがあるのはご存知ですか?
今回はそんな軽自動車カーレースワールド『KAIKAI’s VR660Racing world』をご紹介します!

ワールドに入ってすぐ見えるのは日英対応のワールド説明書き。
右のヘルメットを被るとサーキットにテレポート出来ます。
「ヘルメットを被ってレースに参戦する」みたいな表現で入り口からクルマへのこだわりが伺えますね…!

アバターのアタマに固定できるヘルメットもあります!レーサー気分が高まる~~~

このワールドを支えるつよつよギミック『チクワカーシステム』

『KAIKAI’s VR660Racing world』の操作ギミックは『チクワカーシステム』を採用しています。
チクワカーシステム
https://yoshio-will.booth.pm/items/3129945

ワールドに入った途端、プレイ環境に応じて操作説明表示が切り替わります!
(ぼくのプレイ環境はPC接続のMeta Quest2でした)
リアルの方の運転免許でマニュアルも取得している人は、更にソレに沿った設定ができるなど
初心者から、クルマに慣れ親しみVRでもリアルさを求める上級者でも納得のいく仕様です!

左右のコントローラーのグリップを握る強さで加減速、
ハンドルを切るようにコントローラーを回すなどホンモノにかなり近い操作感でした!

チクワカーシステムはその性能もさながら、「個々の好みでカスタマイズできるアセット」としても評判で、ここの他にも数点のレース系ワールドに導入されています。

認識がバグる!リアルを再現したサーキット

このワールド、実在する某サーキットをかなり再現しています。

施設に置いてある自販機や階段の位置など、現地の細かいポイントまで再現しているので
元ネタのサーキットに行く機会があれば、初めての場所なのに既視感を抱くかもしれませんねw

またしても認識がバグる!実物と勘違いしそうなほど精巧な実車モデル

『KAIKAI’s VR660Racing world』は東北地方に実在する軽自動車限定のスプリントレース
『東北660選手権』が元ネタになっています。
ワールド製作者のカイカイさんはクルマ好きな人にこの競技をぜひ知ってほしいという想いで
『KAIKAI’s VR660Racing world』を製作しました。

ちなみにカイカイさんは『東北660選手権』にて何度も優勝している猛者!
過去のレースに使用していた実車のかなり精巧なモデルが展示されています。
詳細まで再現されたこのモデルはクルマ好きのみならず、モデラーさん必見です!

モデリングを担当したのは本職のCGモデラー。
車のモデルを見ているとVRChatにいることを一瞬忘れてしまいそう。

定期イベント、レース大会も色々と開催!

この『KAIKAI’s VR660Racing world』では、運転の練習の場としての走行会や
出場レーサーを募った本格レース大会など様々なイベントが開催されています!
興味のある方はぜひぜひカイカイさんのTwitterをチェックしてみてくださいな!

イベントコラボ、イベント協賛やカイカイさんのレース活動の支援等も募集中とのことです!

取材にお付き合い頂いた、ワールド管理者のカイカイさん、現地のフレンドのみなさん
ほんとにありがとうございました!

おまけ

「VRChat」「軽自動車」「レース」と聞くと
一人思い浮かぶVRChatユーザーがいませんか…?

もんちゃんの鉄板ネタ『私は人の車を壊しました』
ぼくはこれがどうしてもやりたかった!!

(もちろん本人に許可は取ってるよ)

と、いうわけで
『KAIKAIs VR660Racing world』にいた皆さんにご協力いただき
あのシーンを再現しました。

カイカイさん、こういったネタにもお付き合いいただきありがとうございました…!!

ちなみに、
チクワカーシステムが優秀過ぎて横転してもすぐに復帰してくれるので
2時間の取材(雑談含む)のうち、この横転の絵づくりに30分ほど持ってかれましたww

それだけ安定性がすごいのでチクワカーシステム、かなりオススメです!

Worldへのリンクはこちら!
https://vrchat.com/home/world/wrld_0069f58d-5dbf-4327-a258-7a4b44eb5f27