『OKIVFES2023』みんなはもう行ったかね~? 地元民からもう一回ワールドに行きたくなる小ネタをお届けします!

はいさい!皆さん、『OKIVFES』にはもう遊びに行かれましたか?
『バーチャル沖縄』を中心としたあらゆる沖縄体験が楽しめるこのバーチャルイベントは
2023年12月15日(金)〜12月24日(日)の期間で開催されています!

今回は開催から日が経ったところもあるので、地元民ネタも交えてご紹介します!

沖縄体験コンテンツがぎゅっと盛りだくさん!『国際通り』

沖縄県那覇市にある観光客にぎわうメインストリート「国際通り」を再現した『バーチャル沖縄』が『OKIVFES』仕様でパワーアップ!

『沖縄ぎゅっとアトラクション!』として様々な沖縄体験コンテンツが展開されています!

ハブにめっちゃ噛まれながら進む『ハブに嚙まりんど~(噛まれるよ~)』

ぼくね、国頭村奥でヤンバルクイナが住まう山に泊まった時に『ハブ除けの杖』を教わったんですよ。

これは、自分の進行方向の少し先を傘などの長い棒でトントンと叩きながら歩いていくと、その音でハブが怖がって近寄らない、といった山や藪を進むときのお作法だったんですが…。

まあバーチャルだとそんなの効かないですね。でーじ(とても)噛まれました。

ハブに噛まれるのを我慢しながら進むと、ワールドの奥にはハブ酒がありました。

ざまーみろ!ハブ酒、いっぺーまーさん(めちゃくちゃうまい)!

あなたに合う泡盛との出会い?泡盛フローチャート

沖縄のお酒、『泡盛』
名前は聞いたことあるけどよく分からない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
良く分からないものをいきなり買って飲むのはさすがに抵抗がありますよね。

そんなあなたに泡盛体験やお酒の好みの回答に応じてマッチする泡盛を選んでくれる『泡盛フローチャート』がオススメです!

人によって結果が異なるので、どんな泡盛が出たのかフレンドと話してみるのもいいと思います!

沖縄そばとコーレーグース

『泡盛』の話が出たのでちょっとこの話をさせてください。

沖縄そば屋さんには、必ずと言っていいほどこの調味料が置いてあります。

その名も『コーレーグス(唐辛子)』
沖縄そばにかける島唐辛子を泡盛に漬け込んだ地元民お馴染みの調味料です。
この液体をそばに「適量」かけて食べる味付けをする人もいます。

唐辛子が持つのど越しまで残る辛味を泡盛が抑え、「口に入れた最初のあたりだけ辛い」味わいを実現してくれる素敵なアイテムです。

ですがこの調味料。唐辛子とはいえ「泡盛に漬け込んで」いるのです。
そんなわけでもうがっつりアルコール入りです。

「オジィがコレをかけすぎて飲酒運転で検挙された」なんて話を小耳に挟んだこともありますね。
運転される方はコーレーグスの分量にくれぐれもお気をつけください。

「どれくらいコーレーグスを摂取すると検挙されるのか」の指標については地元webメディアが検証していますよ~。
コーレーグスをどれくらい飲むと酔うのか:沖縄B級ポータル – DEEokinawa(でぃーおきなわ)

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穏やかな海に囲まれた離島でアート鑑賞。『浜辺の回廊』

沖縄県内で活躍するクリエイターたちの作品をゆったりとした浜辺で鑑賞できる『浜辺の回廊』

いくつもの島を巡って見て回る展示は作品の個性がそれぞれ違ってて面白いですよ!
自分の好きな作風の方と出会えるかもしれません。

ですが今回はここに注目させてください。
「なぜ各島を移動するのが水牛車なのか」ちょっと気になりませんでしたか?

実はこの水牛車、なんと西表島の東約0.5 kmに位置する八重山諸島の島、由布島(ゆぶしま)にて運用されている「交通機関」なのです。

時刻表はこちら。
水牛車定期便 時刻表

この「浜辺の回廊」、離島モチーフの展示会場を水牛車で移動するというとても現地解像度の高いワールドとなっております。

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楽しく、さらに深く沖縄を知る。『首里城』

『OKIVFES』ではいつもの首里城ワールドもパワーアップ!
大迫力のエイサーが盛り上げる、「沖縄を知る」コンテンツたっぷりのワールドになっています!

途中から急激に難易度が高くなっていく沖縄クイズコーナー。ちょっと設問がガチすぎて笑っちゃった。
意外に沖縄県民でも分からないことがあるんだなーと再発見になりました。

ギミックで体験する「カチャーシー」と、その魅力について

首里城ワールドの漏刻門(ろうこくもん)を越えた先にある日本トランスオーシャン航空のブース。
こちらでは迫力満点の航空写真が見れるほか、沖縄を拠点に活躍するVtuber『根間うい』と一緒に社員の皆さんが躍る映像を背景にカチャーシー体験ができます。

結婚式や地域のお祭りなど、めでたい・楽しい場の締めとして用いられるこの「カチャーシー」

ワールド内の動画でもちょっとはじかさー(はずかしがる)しながら踊ってる人がいたり、ノリノリの人がいたりと多種多様な様子はカチャーシーの実態をよく表しています。

ですがこのカチャーシー、実は「こうあるべき」といった「型」のようなものが特に要求されていません。
巧みな手さばきを披露するオバァ、膝の心配などなかったかのように低く攻めていくオジィなど基本フリースタイルです。とにかく動き回ることだけが共通。

確かに「男性は拳、女性は平手」であったり、「右から左にゆっくり窓を拭くように腕を動かす」など具体的な動きの解説はあるのですが、その目的はあくまでも「どうやったらいいかわかんなくて固まっちゃう」人が動きやすくなるようにと出しているのであって、一番大事なのは「場のみんなが楽しめる雰囲気であること」

みんなで踊って楽しい雰囲気になればあとは些細な事。振付なんててーげー(テキトー)でいいんですよ。
もちろん、された人がやなー(嫌)な気分になるような無理強いはせずにね。

参入障壁が低く、とにかく動き回って手を振ればなんとか混じれるカチャーシーは、暖かい場の締めとして昔も今も沖縄のパーティー的な場面にて大活躍しています。

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祟られてしまった世界遺産に潜入!「あらび~首里城の祟り~」

世界遺産にも指定されている沖縄を代表する歴史的建造物、『首里城』。

ここでははるか昔、琉球王国時代に農民の生まれだった金丸(尚円王)が起こしたクーデターで王朝が入れ替わったことがあります。
そして追いやられた最初の王朝の王様たちは、どうやら首里城に祀られていないらしいのです。
どこにいったんでしょうね?

さらに、第二次世界大戦中の沖縄戦においては旧大日本帝国陸軍がその直下に司令部(第32軍司令部壕)を設置したことによって激しい砲撃・爆撃を受けて壊滅的被害を被ったなど、多くの史跡がそうであるように悲惨な歴史も持ち合わせています。

それ以外にも過去何度か焼失・復興を繰り返しているこの史跡は、なんの由来で祟りがあっても不思議ではないでしょう。

今回のワールド『あらび』では、どうやら閉園後の首里城に行くと異界へと連れ去れてしまう祟りがある、といった噂があるようです。

そこを訪れたあなたはオカルト好きとして現地の真相に迫っていきます。

かつて琉球国王が旅立ちの際に行ったように、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)に安全を願ってウートートー(お祈り)してから奥へ進んでいきましょう。

沖縄では物事の失敗の原因にオバァがウガン不足(拝みが足りない事)を挙げていく位、ウートートーは重要なものとされています。

ぼくが史跡のフィールドワークに参加した時もガイドさんから「こういうところ(霊的な事象が観測されている場所・人通りの少ない史跡)に行く時は、ちゃんとウートートーするとしないとで連れて帰っちゃうかどうかが変わるよ」と言われましたね。

園比屋武御嶽石門からお借りした大事なお札を手に、奥へ進んでいきましょう。

このホラーワールドはあなたの選択と行動で行く末が決まる、マルチエンディングとなっております。

一つだけ言えるのは、このワールドを最大限に味わうなら
まずは『首里城』ワールドを巡ってしっかり首里城のことを知ってからの突入をオススメします。

各スポットがどれだけ重要かが書かれているので、首里城がこんなことになってしまっている恐ろしさがより一層増していきますよ。

(12月29日更新)
今回のシナリオは「琉球王朝の神官が同僚を貶めるため、偽の儀式から嵌められたことによる悔恨」というものでしたが、この内容はあながちフィクションというわけでもないのかなと思いました。

というのも、琉球王朝には実際に国家公務員相当の役職を持った神官「ノロ」がおりまして。
国家公務員ほどの立場であるなら、もしかして「同僚」や「出世争い」のような概念はあったのかもしれません。

ですが「ノロ」は女性が担う役割。男性の神官にすることで事実と異なる描写となり、それがちゃんとした「お化け屋敷」感を出してくれていました。

これがもし神官が女性だったり、怨霊が日本兵由来だったとかならきっとお化け屋敷を楽しむレベルで済まなかったことでしょう。クリアした後の登場キャラクター紹介で普通に悪霊が展示されているのもどこかシュールでこれまでの怖さをちゃんと解消してくれるので、ホラーワールドが未経験の方にもオススメのコンテンツだったと思います。

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浜辺で過ごすChill Time♪ ダイビング体験も!「ナイトビーチ」

ライトアップされた夜のビーチがモチーフのワールド、『ナイトビーチ』

『OKIVFES』開催期間中は毎日19:30からは総勢10組の沖縄アーティストのライブ映像やミュージックビデオを放映する『OKIVFES VIEWING SELECT』が、21:00からは沖縄の本土復帰50年を機に昨年9月に開催したライブイベント『OKINAWA SONG BOOK』の映像が放映されるなど、音楽を聴きながらビーチでいーあんべー(心地よく)して過ごせる空間となっています。

ワールドの奥ではウミガメがダイビング体験へとあなたをご案内。

360°ダイビング映像はこのイベントのために収録されたもの。
色鮮やかなサンゴや、巨大な魚群が動く様子など、リアルでもなかなかお目にかかれない特別な空間をお楽しみください。

ディズニー100周年を記念する映画『ウィッシュ』のキャンペーンも開催しています!
ぜひ、ハッシュタグ「#ウィッシュ特設ブース」を付けて応募してみてくださいね!

https://twitter.com/okivfes/status/1735615801955397765

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沖縄アレンジが施された豪華コラボのVRライブ!『OKIVFES SOUND WAVE 2023』

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『OKIVFES』の目玉イベント!『OKIVFES SOUND WAVE 2023』!
『根間うい』を筆頭に、昨年「サンリオVfes」にも出演していた『富士葵』が相棒の『キクノジョー』とともに出演したり、『ぽこピーランド』での活躍が記憶に新しい「ぽこピー」から、『ピーナッツくん』が参加するほか、あの『ガチャピン』と『ムック』もバーチャル上に登場!
下手するとこの二人にバーチャルで会えるのってここだけなんじゃ?と思えるレアな機会かも!

豪華ゲストもそうですが、『沖縄』を全力で表現したステージと、数多くの現場で活躍しているクリエイターによる演出も必見のバーチャルライブです!

せっかくならバーチャルで観てほしい!
でもYoutube配信もあるので開催中PCなくても大丈夫ですよ~!

チケットはコチラから!
https://soundwave.okivfes.jp/

あともうちょっとで終わってしまう『OKIVFES』!
全力で楽しんでいきましょう~~~~~!