サクッと遊べる、ショート×ショートなVRChatホラーワールド3選

ちょっぴり非日常を楽しめるのがVRホラーワールドの醍醐味。

市販のホラーゲーは数あれど、VRChatをはじめとしたメタバース空間でのホラーワールドは、お友達と一緒に肝試し感覚で遊びに行けるのが新鮮ですよね。

という訳で、今回はお友達と一緒にサクッと遊びに行けるホラーワールドを3つご紹介します。
怖い順に紹介しているので、ホラーが苦手だけど気になる、って方は紹介順通りに遊びに行ってみて下さい。

ホラー小説をもとに作った再現ワールド『内見』


まずは肩慣らし、という事で紹介するのはPhysisKITE(@Ballistophobia)さんが制作したワールド『内見』

こちらは竹書房怪談文庫より発売されている短編ホラー小説『恐怖箱 怨霊不動産』の話の1つをモチーフにしたホラーコンセプトワールドです。

ワールド内にはモチーフとなった文庫本が1冊、ポツンと置かれています。

『内見』は引っ越し先を探す主人公が業者とともに新居の内見に訪れるという、16行ほどのショートホラー小説。

クローゼットの中にある煤けたウサギのぬいぐるみがいつのまにか戻ってきてしまう、薄気味悪いエピソードとなっています。

小説の通り、クローゼットの中にはウサギのぬいぐるみの姿が。

手に持って別の場所に移動しても、しばらくするといつの間にかまたクローゼットの中に…。

ワッと驚かせてくるようなワールドではありませんが、ホラー小説の主人公の気分を味わえる、どこか不思議な雰囲気ワールドです。

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不思議な鏡の世界『M.I.R.R.O.R』


お次はSF要素の強いホラーワールド『M.I.R.R.O.R』

世界観としてはホラー創作『SCP財団』のような、怪奇現象を捕捉・研究する施設を舞台としたワールドのようです。


入り口から中に入ると、部屋の中央には大きな鏡が置かれています。


鏡の隣にはこんな報告書が。

ーーV-309について

アイテム『V-309』に触った人は誰もが消えてしまう。
鏡の中に封じ込められたままにされるようだが、彼らに何が起っているのかはまだ不明。
被験者は戻ってこない。

ーー説明


2014年10月にVRChatのPublic Worldで報告された。

作成者は不明。オブジェクトの目的不明。
鏡に近づきすぎたユーザーは姿を消したが、ソーシャル欄を見ても被害者はオンラインのようで、同じワールドにいる扱いになっている。

どうやらこの鏡は怪奇現象を起こす鏡のよう。

でも危険だと言われたら飛び込みたくなるのが人のサガ。

報告書に書かれている通り、鏡に触れてみると…

あらら!?

さっきまでの明るい部屋とはガラッと変わって、薄暗い部屋に移動してしまいました。

机の上の報告書をもう1度見て見ると、さっきの報告書の文字が鏡文字になっています。

なるほど、鏡の世界に閉じ込められてしまったという訳か…。
報告書に書かれていたことは本当のようです。


とにかく、なんとかしてこの世界から脱出しないと…!
鏡の中の世界にも鏡が置いてあるので、中に飛び込んで脱出を目指しましょう。

先に進むにつれ、部屋の雰囲気はどんどん変わっていきます。

なにやら怪しい人影も…。

謎の黒い人影は鏡の中にしか映りません。
最初は大人しかった人影も、だんだんとこちらを追いかけてくるように…。

人影に捕まってしまうと前の部屋に戻されてしまうので、鏡を見ながら人影に捕まらないよう、うまく逃げながらゴールを目指してくださいね!

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肖像画の謎を解け!『The Portrait』


最後はこちら。
謎解き要素のある部屋探索型ホラーゲーム『The Portrait』です。

入り口のHow to Playには『部屋の謎を解いてゴールの部屋を目指そう!お友達を招待して、誰が最初にゴールできるか試してみてね!』

…と書かれています。


部屋の中には意味深なオブジェと肖像画が置かれています。
これらを調べて謎を解いていく…というシンプルな探索ホラーのよう。

海外のプレイヤーが制作したワールドですが、特定の言語を必要とする謎解きではないので、日本人はもちろん、いろんな国の人と一緒に遊べます。


ゴールの部屋は一番最初の入り口の部屋から見えるようになっています。
謎を解いた後は友達をインバイトで呼んで『お~い、ここまで来てごらんよ!』って挑戦状を叩きつけるのも面白そう。

一応入り口の注意書きとして『ジャンプスケアとか怖い画像、びっくりする音が含まれるから、小さい子や心臓の弱い人は気を付けてね。』とメッセージが書かれています。

とっても楽しいワールドだけど、びっくり系ホラーが苦手なおともだちは無理やり呼ばないようにね!

ワールドに遊びに行く

今回紹介したホラーワールドはどれも数分程度で遊べるショートホラーワールドです。

ですが最後の 『The Portrait』は若干の謎解き要素があって、迷ってしまうお友達もいるかもしれないので、分からない人は次ページの攻略方法を参考にしてみて下さい。