6月に入り、次第に夏を感じさせる季節になってきました。2023年ももうすぐ折り返し。
今年の上半期もいろいろなニュースが行き交うVRChat界隈でしたが、3か月前にこんなニュースがあったのを覚えていますか?
Quest界隈に大きな衝撃を与えたこのお知らせに驚いた人も多かったのではないでしょうか。
それよりも少しあと、こんなニュースも。
Questユーザーにとってなじみ深い場所の一つであるクエ集の閉鎖、そしてVRChatにQuest版という概念を持ち込んだ初代Oculus Questのサポート終了。
Quest界隈の歴史に残るお知らせが続いた2023年の上半期でした。
目次
『#ありがとうクエ集』企画
Quest版VRChatのコミュニティにとって、実家といってもいいくらいの存在である『Quest日本集会場』というワールドが存在し、どのような場所だったのか。
バーチャルライフマガジンでは、クエ集の存在や思い出を記事として残す『#ありがとうクエ集』企画をTwitterにて行いました!
多くの皆さんからクエ集の思い出を寄せていただいたので、早速ですが紹介していきたいと思います!
フレンドとの出会いのきっかけになったクエ集
寄せられた思い出で一番多かったのが、クエ集がフレンドとの出会いのきっかけになったという思い出でした。
かつてはQuestユーザーが常に集まっている場所が少なかったこともあり、クエ集きっかけでフレンドが増えた方は多いのではないかと思います。
初心者案内の場でもあったクエ集
クエ集はQuestユーザーがまず訪れる場所という紹介がされることが多かったこともあり、初心者の時に案内してもらった思い出も寄せられました。
Questユーザー向けの操作案内を読んで操作を覚えたり、その場にいたベテランユーザーにワールドツアーに連れて行ってもらったりと、ここからVRChatが始まったユーザーも多かったのではないでしょうか。
Quest2が発売した2020年10月ごろはQuestユーザーが一気に増えた時期でした。そのころに始めた初心者の案内をしていたサイドの思い出も。当時の初心者の流入の多さがうかがえます。
クエ集の雰囲気が好きという声も
集会場という名の通り、フレンドやそうじゃない人とも交流できる空間。それがクエ集でした。
シンプルながら交流を邪魔しない導線や、オリジナルのBGMも相まってか、雰囲気が好きという思い出もありました。
もちろんQuestユーザーが楽しめるように、PC勢も必ずQuest対応アバターを使っていて、安心して交流できたという点もクエ集に人が集まった一つの要因だったのではないかと思います。
いろいろな人とその時々の一期一会で楽しい時間を過ごすことができたのもクエ集の特徴だといってもいいでしょう。
単なる交流だけでなく、絵を描いたりパフォーマンスをしたりする人と出会える場でもありました。
クエ集を舞台にした演劇脚本も
クエ集を舞台にした演劇の脚本を書いたのはmaropiさん。クエ集に集まったことがある人がちょっとクスっと笑えるのではないでしょうか。
そのほかにもさまざまなきっかけで仲良くなった人との出会いや、懐かしさを感じられる思い出を寄せていただきました。
『#ありがとうクエ集』タグ企画連動イベント!
VRChatで活動するアイドルグループ『SEISO NO OWARI』(通称セイオワ)や、ティグリなす(なすちゃん)のアイドルグループ『ティグリスタ』の皆さんが、このタグ企画に連動して交流イベントを開催しました。
その時の感想や、イベントきっかけでクエ集の思い出をつぶやいてくれた方もいたので紹介します。
セイオワの交流イベント
『SEISO NO OWARI』はクエ集で結成が決まったアイドルグループです。クエ集の最後を盛り上げられるよう、クエ集が閉鎖となる6月末まで毎週水曜日21時から雑談イベントを開催しています。
この水曜日21時という日時にピンとくる方はいませんか?
この時間はかつて『#クエだべ水21』というクエ集公式の雑談イベントが行われていた時間帯でした。
懐かしさを感じた方もそうでない方も集まって交流できたようですね。
いつの間にかネタアバター集会になってしまうのもクエ集でよく見られた光景です。
セイオワの雑談イベントは6月末まで毎週水曜日に開催しているので、ぜひ参加してみてくださいね!
ティグリスタのなすさんぽ
ティグリなすのアイドルグループ『ティグリスタ』は、ワールド巡りの定期イベント『なすさんぽ』でクエ集を訪れました。
筆者もティグリなす(なすちゃん)ユーザーの一人ですが、一時期はクエ集にいたらいつの間にかなすちゃんが増殖していたことがよくあったので、その時を思い出して懐かしい気持ちになれました。
この二つのイベントきっかけで久々にクエ集を訪れた方もいて、改めて思い出を振り返る機会になった方もいたみたいですね。
改めて、イベントを開催してくれた『SEISO NO OWARI』と『ティグリスタ』のみなさま、ご協力ありがとうございました!
クエ集閉鎖まであと少し!
この企画でたくさんのVRChatユーザーのクエ集に関する思い出を集めることができました。思い出を寄せていただいたみなさま、本当にありがとうございました!
クエ集が約4年間の歴史に幕を下ろすまであと少し。
偶然にもクエ集閉鎖とVRChatの初代Questサポート終了が同じ日に。
どちらも今のQuest界隈のみならず、日本のVRChatコミュニティにとって大きな役割を果たしてきました。
最近クエ集に行ってないけどこれを読んでちょっとでも懐かしいなと思った方は閉鎖する前に遊びに行ってみて、思い出に花を咲かせてみてははいかがでしょうか?
そして、その終わりを、思い出を、胸に刻みましょう。
ハッシュタグ記事企画は終わりますが、『#ありがとうクエ集』タグはTwitterに残ります。
ぜひあなたとクエ集の思い出もツイートしてみてくださいね!