TOYOTA GAZOO RacingとLEXUSが、東京オートサロン2023と連動した特設ワールド「バーチャルガレージ」をClusterで公開!

東京オートサロン2023をより多くのお客様にお楽しみ頂けるように
日本最大級のメタバースプラットフォームcluster上で、
バーチャルガレージ by TGR/LEXUS」を開催。

一部の出展車両や映像などを、時間や混雑を気にせず
自由にお楽しみ頂けるほか、
お客様参加型モータースポーツ未来会議」も実施します。

TOYOTA GAZOO Racing「バーチャルガレージ」特設サイトより一部引用

自動車メーカートヨタのモータースポーツ部門である「TOYOTA GAZOO Racing」と高級車メーカー「LEXUS」が、幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2023」と連動して、日本最大のメタバースプラットフォームであるClusterに特設ワールド「バーチャルガレージ」を公開しました!

TOYOTA GAZOO Racingは、昨年11月に地元愛知・岐阜の公道を舞台に行われた「ラリー・ジャパン」において「日本のマシンで日本人ドライバーが日本の地で」勝田貴元選手がトヨタ勢として最高位の3位入賞を飾ったことで、記憶に新しいですね。

プレスカンファレンス

13日9時30分からYouTubeにて配信されたTOYOTA GAZOO Racingのプレスカンファレンスにて、トヨタ自動車の豊田章男社長は新年のあいさつとして「2023年の日本は車好きの思いを世界に発信していくチャンスの年」と目標を掲げました。

「クルマ好きだからこそできるカーボンニュートラルの道がある」「クルマ好きをひとり置いていきたくない」をキーワードに、今回の東京オートサロンから始まり、5月に開催されるG7サミット(主要国首脳会議)にも繋がると演説。

電動化の波により「今ある車には乗れなくなってしまう」ではなく「クルマ好きだからこそできるカーボンニュートラルの道があるのではないか」と、既に(ガソリン車として世に出回っている)愛車になっている自動車への選択肢の一例として、BEV化・FCEV化したAE86を紹介しました。

一部抜粋をしましたが、プレスカンファレンスについて詳しくは、下の動画をご覧ください。

さっそく遊びに行ってみた!

ワールド自体は、1月6日に先行してエントランスのみがオープンしていましたが、1月13日東京オートサロン開催と同時にオープンとなりました!

エントランス

ワールドに入ると、TOYOTA GAZOO Racingの車にドライバーの姿や大きいモニターが展示されているエントランスに出ます。

モニターでは、ラリーの様子やモータースポーツを起点に開発された、スポーツ用四輪駆動「GR-FOUR」のインタビューの様子などが流されています。

広々としたエントランス

振り返るとラリーについての展示があり、ワールドに設置されたジオラマの中を走り回るラリーカーのかわいい姿が見られます!

ラリーの流れについて説明がされています。

走り回る姿がかわいい…!
各ブースに向かうには、光っている所に突っ込む!

エントランスや各展示ブースでは、それぞれ車両の紹介・改造の様子などのムービーが流されています。

展示ブースは5つあるので、左から順に観に行ってみましょう!

GR Yaris Rally2 CONCEPT ガレージ

1台目の展示車両は、WRCのために開発した4WDスポーツカー「GR YARIS」をベースとしたラリー用の自動車。2022年のラリージャパンで、初披露された仕様です。

ラリーにおいてもカスタマーモータースポーツへ本格的に取り組むことを目指し、多くのカスタマーモータースポーツチームが使用するRally2規定に即した「GR YARIS Rally2 Concept」を開発しました。2023年は、本車両をベースに開発した「GR YARIS WR Concept(仮称)」で全日本ラリー選手権に参戦して車両を鍛えるほか、カスタマーモータースポーツチームからのフィードバックを反映して開発を進め、2024年1月のホモロゲ―ション取得を目指しています。

TOYOTA GAZOO Racing 東京オートサロン2023 CAR LINEUPから
搭載されているエンジンについての説明
車の形の元になるボディについての説明
GR Yaris Rally2 Conceptスペック
車両寸法長さ3,995mm
1,820mm
高さ調整可能
最低重量FIA規定 1,230kg(スペアタイヤ1本含む)
エンジン形式直列3気筒直噴ターボエンジン
排気量1,618cc
ボア×ストローク87.5mm×89.7mm
エア・リストリクターFIA規定 32mm
トランスミッションギアボックス機械式5速シフト
駆動方式4WD、機械式ディファレンシャル
シャシーサスペンション フロント/リアマクファーソン・ストラット
ブレーキ・システムグラベル用:300mm
ターマック用:355mm

市販車モデルのGR Yarisは2,650,000円(税込)から販売中!

さらに詳細はこちらから!
https://toyotagazooracing.com/jp/gr/yaris/rally2/

AE86 H2 CONCEPT ガレージ

往年の名車を最新技術でリメイク!

このAE86トレノは、車の良さのひとつである「エンジンの音と振動」を保ちつつ、従来の4A-Gエンジンを水素エンジンに改造、水素タンクを搭載しFCEV化

TGRがROOKIE Racingとともにスーパー耐久シリーズで実践している「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の知見を生かし、音や振動といった内燃機関のもつ魅力を楽しみながら走行可能な車両を開発しました。後方にMIRAIの高圧水素タンクを2本搭載、その他変更点はインジェクター、燃料のデリバリー、プラグなどとし、改造規模を最小限にとどめています。

TOYOTA GAZOO Racing 東京オートサロン2023 CAR LINEUPから
エンジンを水素用に改造し「MIRAI」用の水素タンクを搭載。
AE86 H2 CONCEPTスペック
車両寸法長さ4,215mm
1,625mm
高さ1,315mm
車両重量995kg
エンジン形式4A-GEU
排気量1,587cc
出力およびトルク非公開
排気系マフラー・EXマニホールド純正
伝動系ミッションおよびクラッチ純正
デフTRD
外装エアロキット純正
ボディカラー白/黒
内装シートブリッド 運転席:ZETAⅢ 助手席:EXASⅢ
ステアリングNARDI
サスペンションサスキット車高調
ブレーキエンドレス CCRg
ホイールメーカーワタナベ エイトスポークRタイプ
サイズF/R14インチ 8J OFFSET-6
タイヤメーカーブリジストン ポテンザ RE71RS
サイズF/R185/60R14

さらに詳細はこちらから!
https://toyotagazooracing.com/jp/eventexhibition/tokyoautosalon/lineup/#ae86_h2

AE86 BEV CONCEPT ガレージ

AE86トレノとは違い、こちらのAE86レビンは電動化。

AE86レビンをガソリンエンジンからバッテリーEV(BEV)化した車両。

LEVINの名前の中に「EV」が組み込まれていたのは電動化の伏線だった…?

LEXUSの電動化ノウハウを活用し、AE86のボディや車重の軽さ、前後の重量バランスは極力維持しつつも、BEVの特徴である高い駆動力やマニュアルトランスミッションの採用により従来以上の走りの楽しさを感じていただける車両を目指して開発しました。また、タンドラHEV用のモーターやプリウスPHEV用のバッテリーなどを使用し、既販車の電動化技術を最大限生かした車両です。

TOYOTA GAZOO Racing 東京オートサロン2023 CAR LINEUPから
改造箇所についての説明
AE86 BEV CONCEPTスペック
車両寸法長さ4,215mm
1,625mm
高さ1,315mm
車両重量1,030kg
エンジン形式なし(BEV)
排気量なし(BEV)
出力68.4kW
トルク190Nm
排気系マフラー・EXマニホールドなし(BEV)
伝動系ミッション6MT
外装ボディカラー白/黒
ドレスアップ内容Frリップスポイラー(インパルス)
内装シートBRIDE
ステアリングNARDI
メーター純正
サスペンションショックビルシュタイン
スプリングHALスプリング
ブレーキENDLESS
ホイールメーカーワタナベ
サイズF/R14インチ
タイヤメーカーブリジストン POTENZA RE71
サイズF/R185/60R14

さらに詳細はこちらから!
https://toyotagazooracing.com/jp/eventexhibition/tokyoautosalon/lineup/#ae86_bev

左がAE86トレノ(FCEV)・右がAE86レビン(BEV)。兄弟車で共通点が非常に多い。

今回の水素エンジン(FCEV)・電動化(BEV)したAE86については「プロジェクトストーリー」として、動画がアップロードされているので、こちらもぜひ!

水素・電動化問わず今ある技術で、ガソリンで動いていたものが次世代の燃料で動くようになる「カーボンニュートラル」が感じられる2台です。

RZ SPORT CONCEPT ガレージ

LEXUSのBEV車「RZ」をベースにした「佐々木雅弘選手プロデュースモデルのRZ SPORT CONCEPT」です。

LEXUS初のバッテリーEV専用モデル「RZ」をベースに、車両前後に150kwの高出力モーターを搭載することでより一層パワフルな走行性能を目指したほか、車高を35mmローダウン、さらに専用のエアロパーツ、インチアップタイヤ、4座フルバケットシートを装着。RZの開発に携わってきたレーシングドライバー佐々木雅弘選手監修の下、走行性能の向上やカスタマイズする楽しさをご提案するモデルとしました。

エクステリアカラーには、真っさらで濁りのない純白をベースに、光を纏うことで繊細に輝く質感を追求した「HAKUGIN」を採用するとともに、バッテリーEVのクリーンさと、走行性能の高さを想起させるブルーのアクセントカラーを取り入れることで、スポーティな印象を際立たせています。

TOYOTA GAZOO Racing 東京オートサロン2023 CAR LINEUPから
「RZ」開発初期のスケッチモデル
パーツ切り替えを押すと…?
エアロパーツが追加されさらにクールに
パーツを追加した状態でサイドから
RZ SPORT CONCEPTスペック
車両寸法長さ4,883(+78)mm(ベース車両比)
1,600(-35)mm(ベース車両比)
高さ1,985(+90)mm(ベース車両比)
車両重量非公開
駆動モーター出力前後150kw(標準モデル前150kW/後80kW)
トルク非公開
出力68.4kw
トルク190Nm
外装エアロキットオリジナル
ボディカラーHAKUGIN(白銀)
ドレスアップ内容専用エアロパーツ/4座フルパケットシート/ローダウン/インチアップ
内装シートRECARO Pro Racer RMS 2700G
ステアリングオリジナル
サスペンションオリジナル
ホイールメーカーVolk Racing GT090
サイズF/R21インチ×11J/21インチ×11J
タイヤメーカーブリジストン ポテンザスポーツ
サイズF/R295/35R21 / 295/35/R21

LEXUS RSについてはこちらから!
https://lexus.jp/models/rz/worldpremiere/

ROV CONCEPT 2 ガレージ

水素でオフロード…!?

水素エンジンで動くLEXUSのオフロード車。展示ブースでは、富士スピードウェイのダートコース走行シーンやコンセプトムービーを観られます。

ROV Concept は、コンパクトなボディーサイズと ROV ならではの悪路走破性を備え、乗用車では味わえない走る楽しさや、雄大な自然との触れ合いを提供することを目指しています。

また、LEXUS 初の水素エンジンを採用し、環境への配慮とエンジン車ならではのリアルなエンジンの鼓動を感じ取れる走りの楽しさを両立しています。

TOYOTA GAZOO Racing 東京オートサロン2023 CAR LINEUPから
RZ SPORT CONCEPTスペック
車両寸法長さ3,120mm
1,725mm
高さ1,800mm
乗車定員2名
エンジン総排気量0.998L
種類直列3気筒DOHC4バルブ
使用燃料圧縮気体水素
駆動方式セレクタブル2WD&4WD with デフロック
トランスミッションシーケンシャルパドルシフト+リバース
ボディカラーIron Oxide(アイアンオキサイド)

詳しくはこちらから!
https://toyotagazooracing.com/jp/eventexhibition/tokyoautosalon2022/lineup/car013/

モータースポーツ未来会議

14日(土)・15日(日)には、モータースポーツ未来会議と題して、トヨタのモータースポーツ関係者が昨年のSUPER GTやSUPER FORMULAを振り返るトークショーが開催されます。

「メタバースの裏側」の話も聞くことができるみたい…?

ここで紹介した「バーチャルガレージ」以外にも、東京オートサロン会期中は、YouTubeでのライブ配信などオンラインでも車について楽しむことができるので、東京オートサロンのサイトを覗いてみてもいいですね!

お近くに住んでいる方は、幕張メッセに足を運び実物を見るのも…!!

バーチャルガレージ概要

開催プラットフォーム:Cluster
車両展示期間:2023年1月13日(金)~1月22日(日)
入場料:無料
TOYOTA GAZOO Racing特設サイト:
https://toyotagazooracing.com/jp/eventexhibition/tokyoautosalon/virtualgarage/

東京オートサロン2023概要

開催場所:幕張メッセ(日本コンベンションセンター)
期間:1月13日(金)・14日(土)・15日(日)
※13日のみビジネスデイ(詳しくは下記リンクから)
入場料:3,000円(税込)※13日のみ4,000円(税込)

主催:東京オートサロン事務局(TASA)
後援:千葉県/千葉市
一般社団法人 日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会(NAPAC)
一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA)
一般社団法人 日本自動車連盟(JAF)
特別協力:幕張メッセ/株式会社三栄協力ASEA事業部/JAWA事業部/JASMA

東京オートサロン2023ホームページ:
https://www.tokyoautosalon.jp/2023/

遊びに行ってみる!

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トヨタ自動車ニュースルームでのお知らせ

https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/38534881.html

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2021年には、トヨタのマリン事業がVRChat内でワールドを公開したことも。

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無言勢として、鏡文字を描いてます。